【フジのかわりに】両神山（日向大谷口ピストン）

2014年08月23日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,410m
• 下り: 1,390m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:10

7:30 日向大谷口駐車場
8:10 8:10 会所
10:00 10:15 清滝小屋
11:05 11:10 両神神社
11:35 12:10 両神山山頂
12:30 12:30 両神神社
13:20 13:30 清滝小屋
13:55 14:15 白藤の滝
15:40 日向大谷口駐車場

天候

くもりときどきはれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：所沢IC〜花園IC 皆野寄居有料道路
駐車場：日向大谷口無料駐車場（7時半到着で最後の1台に滑り込み）
復路：往路と同じ（少し渋滞）

コース状況／危険箇所等

4〜5回ほど渡渉あり、水の多いときは注意が必要かも。
鎖はほぼ使用せず、岩がしっかりしている。
鎖場で人が多い際は細かい落石にも、注意。

その他周辺情報

コンビニはセーブオン小鹿野飯田店が最終。
夜予定ありだったためお風呂もごはんもせず帰宅。

写真

無料駐車場の最後のひと枠に滑り込みセーフ。幸先いいね。

東屋で準備開始。はじめてのゲイターに悪戦苦闘。

1127。

少し雨がパラつきましたが、すぐに収まる。

さっそく鎖場。旦那近づき過ぎ。

信仰の山らしく、道中はこんな石仏がたくさん。

毒々し過ぎるだろ、ヤマジノホトトギス。

道の脇にアリ地獄発見、子供の頃よく遊んだものだ。

シュッとしたキノコ。

綺麗に植林された森は、気持ちが良い。

会所の分岐。今日はやさしめコースピストンで。

旦那が靴紐結び直している間に、ランドネ風なのを撮影。

気持ちのいい沢におり、よく冷えた水で顔を洗う。

蒸し暑いけど、沢の音聞きながらだと気持ち良く歩ける。

白ペンキ吹きかけられて、ちょっとものものしい不動明王像。

え、まだ半分来ていないの... と心の声が聞こえた。

初めての渡渉。

おっかなびっくり。

沢の音に癒される。

直に触れて、気持ちよさを体感。

樹林の隙間から、何やらピークっぽいものが見えるも、よくわからず。

だんだん徒渉にも慣れてきました。ヒョイッヒョイ。

新潟の美味い酒の名にもなった山が、こんなところに。

岩室に鎮座ましまし、持国天。

オレンジ色が鮮やかなフシグロセンノウ。

ターンエー的なヒゲを蓄えた石仏も。

マムシグサ、花が落ちて結実している。名前のとおり食べると毒らしい。

弘法の水で顔をバシャバシャ。気持ちいい！

岩の上には弘法大師さま。涼しげなお顔。

清滝小屋に到着、無人なのにきれいな小屋。トイレだけお借りする。

可愛らしい火消しさんが、注意を喚起。

小屋の裏手の岩室があまりに見事だったので撮ったが、画角が狭過ぎてイマイチ伝わらない感じに。

半分咲いてるメタカラコウ。

ツリガネニンジンソウは結構色んなところに咲いていました。

尾根に乗っかるも、ガス。

はじめての鎖場。上から来た人が軽く石を落としてきたので、しばし待つことに。

鎖場の最後には、立派な階段があって興ざめ。

横岩の祠辺りで急激にガスる。

ガスった森もいい感じ。

両神神社に到着。

三峰山と同じく、狛犬のかわりに狼が祀ってあるのですが...

これ、狼か？ ティムバートンの映画にこんなの出てきたな。

少しだけ、休憩。

奥にも一対、狼？

赤塚不二夫タッチというか、何と言うか。

鎖場ならぬ、ロープ場抜けると。

山頂はもうすぐそこ。

山頂到着。

三角点タッチ。

十文字峠、甲武信ヶ岳方面。

八丁峠方面からは鎖場を堪能してきた方々が次々とやってきました。

時折雲が抜けて、奥秩父の山々が顔をのぞかせる。

初の百名山、踏破。

山頂標と記念撮影。

汗だくのおっさんも、撮影。

日本観光地百選にも選ばれてるとのことです。

思っていたよりも眺望楽しめて、おにぎり食べてから下山。

慎重にクライムダウン。

なぜかヒールフックで横壁を登り出す旦那。

山頂付近にはタカネママコナがチラホラ。

山頂を振り返る。

ぽってりキノコとスギゴケの共演。

鎖場の下りも、クライムダウンでスイスイ。

午後から雨の予報だったのですが、この木漏れ日っぷり。

苔むす倒木に、白いきのこ一つ。

苔が元気な森は、いい森。

再び清滝小屋。

小屋を過ぎると、再び沢っぽい雰囲気に。

行きにスルーした白藤の滝、時間もあるし覗きに行くことに。

気軽に進んできたら、結構な下り。

まだまだ下り。

こんな大岩巻いて。

さらに下ると。

白藤の滝。わざわざ見に行くほどの滝では...

ただこの辺りの岩、硬い結晶で構成されていてなんだかちょっと面白い。

長い下りは、もちろんそのまま長い急登に。ガンバ。

仲良く沢を渡り。

最後の鎖場を降りると。

あっという間に登山口。

山頂はあれかしら？

満車だった駐車場も、ガラガラ。

今回の山行でデビューしたサロモンのXA PRO 3D。あえてゴアテックスじゃない方を選択。隣には一眼レフのカタログも、こっちの沼は深そうで未だ躊躇。

装備

備考

初めてのトレランシューズは慣れると快適。今後日帰りで重宝しそう。
水は2.5リットル、途中でなくなるも水場豊富なため問題なし。

感想

otkme

三連休二つに分割された夏休みの後半、金曜から何処か出かけようかと思ったらマイキューブ、ブレーキを踏む度に右前輪から激しい異音が。何とか所沢まで行くも、これはマズイと引き返し、お出かけ未遂。久しぶりにのんびりと家事なぞ。

土曜日に富士山に登りたいと言っていたザキコッコ夫妻にお声掛け。しかし、ちょっと大気の状態も不安定だし、富士山はまだまだ混んでいるだろうしと言う事で、じゃあ何処か近場でって話になって両神山。

一応「日本百名山の一つなんだよ」と伝えると「え？百個も山があるの？」と、相変わらずの愉快なキャラクターな嫁と、前日もジムで壁を楽しんできた旦那。徐々に装備も買い揃え、前回のにゅうに引き続き二座目。

かく言うぼくも、先日発作的にトレランシューズに食指が動き、まんまと衝動買い。軽量化という深い沼に少しだけ足を浸してみる。軽い日帰りならば最近のは作りもしっかりとしているし、フットワークもいいのかな、と。

ぼくもはじめての両神山。アクセス良く、標高もそこそこな割りに、沢も近く森も豊か。至る所に石仏、神社があり厳かな雰囲気な割りには岩場鎖場ありと、その名の通り二つの表情を持った楽しい山でした。いつか八丁峠からの鎖場だらけの道からも登ってみたい。

夜は約束があったので、温泉も晩ごはんもなしで帰路、多少渋滞に巻きこまれるも、帰宅してから再集合。北海道からやってきた共通の友人囲んでの楽しい宴。
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経験の浅い人を連れて登る山は、いつもよりものんびりと歩けるおかげで、いろいろな新しい発見もあって楽しい。仕事とまでは行かないが、そういう類の事を生活に組み込めたらいいなあと、ボンヤリ考えてみたり。

コメント

momogirl

ホントッ！お盆休みから夏空かもーん!?ですよね(T-T)
お天気良かったら本職はたまた副業の!?富士山ガイドさんでしたのねー(笑)このところ富士山は下界からも１日ずっと顔を出してる日は無いですもんっ(T-T)両神山は気になる山のひとつなのでガン見しちゃいましたよ。日帰りハイキングに良さそうですね。参考にさせて頂きますm(__)mおにゅーのトレランシューズは調子良さげなフィットされていて！これからも出番多しかなー♪夏山はこのまま終わり？初秋山へ颯爽とレッツラゴー！！
後、友達申請ありがとうございます！気が付いたのさっきで(大汗)本当にド天然なので。。。苔とキノコとお花を愛する心優しきotkmeさんなので大目に見ていただけると思って安心しております(苦笑)これからも宜しくお願いシマース(^^ゞ

otkme

＞momogirlさん
本当に今年の夏は晴れが少ないですよねー。他の人の記録見ても、抜けるような青空ってあんまりないし。

富士山は、やっぱり晴れた日にのぼりたいですよねー。二年前の秋に登った時は360度の大パノラマを楽しみました。

両神山、近くていいお山でした。鎖場デビューにはもってこいな感じですね。

zhtfcinn7

ワゥォー、ワォ、ワゥォー?
両神山は水も美味しく、鬱蒼とした樹林帯の良い登山道ですね。
秩父の両神山一帯は山犬を祭る神社が多いですよね！自分も初めてあの狛犬（山犬）を観て驚きました。昔は、秩父や八ヶ岳周辺にはいたみたいですね。あの山犬の痩せ具合が怖い。現代で良かった。
懐かしい、清滝小屋！
あそこで、テン泊とかできるようになれば良いのになぁ。でも、夜に山犬が出たら怖いなぁ。

otkme

＞zhtfcinn7さん
甲武信ヶ岳山麓の川上村には、オオカミとの混血種の川上犬がいます。毛がモサモサしていてかわいいよ。戦時中に絶滅の憂き目に合いそうになり、村人が山の民に託して絶滅を逃れたんだとか。

清滝小屋、昔は人もいて幕営もできたみたいですね。何となくテント場っぽい場所もありましたし。