北八甲田 大岳(鬼面沢から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 647m
- 下り
- 655m
コースタイム
アクセス |
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感想
雲谷Pに七時集合出発。天候は風もなく好天の兆し。スノーシューのトレ一スあり、これをたどる。一本目の沢の上部でトレース無くなる。又下山したらしい。ここから泉トップでラッセル。沢手前の尾根で休憩。奥が去年12月にトレースした鬼面沢へと夏道をそれて鬼面沢の岩場の下へ向かう。低い雲は次第に晴れて、南八甲田の山並みも見えだす。横岳の雲も取れ、櫛ヶ峰の雲もやっと取れて全山が見渡せる。素晴らしい景色を背に登る。沢の中の雪も下からの吹き上げる風に圧されてしまっている所とブッシュに積もった軟雪とあり、足元を確かめながら一歩一登行。
奥以外はじめてのルートに興味津々。岩場の上も広い沢状となっておりブッシュ帯は、シュカブラ状態となる。天気が良いので周りを観察しながら。もっと雪が深くなれば雪崩の危険もあるだろうが、今時の冬の初めならその危険もなさそうである。沢を登り切ると右には鏡沼があり、上には道標も立っている。山頂につき後れた植、斎を待つ。十和田三山、遠く岩手山の頂上、森吉山の上部、右には白神連峰、岩木山が、北には津軽半島、東に烏帽子岳、八幡岳と360度の展望をしばし楽しむ。我々のトレースをたどって来た男性(村氏の友人)も共に大岳東斜面を降って仙人岱ヒュッテヘ。奥が言うには、6人位のパーティーも、確か登って来たはずとのこと。でも上からは姿が見えないので引き返したものと思っていたが、昼食を終えた頃、弘前労山わかん隊が入室。なんと我々の後をわかんで登頂して来たとのこと。その馬力に驚嘆する。後続の6人パーティーは彼らだったのだ。入れ替わりに我々は退出。一足先に残々は、ななし山から103号線へ磁石で降りる。ななし山を少しトラバースして硫黄岳との鞍部から下っている沢を南へ乗越して降る。103号線近くなり、雪のない湯気の上っている湿地に出る。低温水が湧きだし小沢をつくって流れ出ている。すぐ下に103号線があり、そこにあったスキーのトレースを滑って、地獄沼前へ至る。夕方の風景を目当てにカメラマンが数三脚を立てていた。奥のお陰で、未知のルートを休験出来て非常に良かった。探求心の旺盛な奥ならではのこと。ありがとうございました。帰りに雲谷のウィークエンド喫茶六花(リッカ)へ寄って忘年山行を仙人岱ヒュッテでやろうと言う話も出る。
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