北国街道 信濃追分駅〜十石坂〜小諸駅

2022年12月20日(火) [日帰り]

• GPS: 04:19
• 距離: 19.3km
• 登り: 95m
• 下り: 374m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:20

9:44 信濃追分駅
10:09 10:10 追分宿駐車場
10:16 10:16 追分宿
11:49 12:00 十石坂
13:00 13:01 甲州街道道標
13:54 13:54 懐古園駐車場
13:56 14:01 懐古園
14:04 小諸駅

＋北国街道歩きは「日本の街道を歩く旅」
http://fdkt.sakura.ne.jp/kaidou/category3/
を参考に歩かせて頂いています

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

自宅と長野駅の間はバス利用
【往路】
しなの鉄道　長野駅発08:07→信濃追分駅着09:42　1,490円
【復路】
しなの鉄道　小諸駅発14:23→長野駅着15:27　1,180円

コース状況／危険箇所等

舗装車道歩き
舗道のない箇所は車にご注意ください

写真

12/20 9:20

小諸駅前から左に三方ヶ峰、右に浅間山。小諸駅で待ち時間があり、降りてみました

12/20 9:27

このところずっとお世話になっているしなの鉄道。乗り鉄ではありませんが、脇見運転の恐れなく、車窓の景色が見放題♪

12/20 9:42

信濃追分駅から
真っ白な頭をのぞかせる浅間山

12/20 9:43

しなの鉄道軽井沢行きをお見送り

12/20 9:45

信濃追分駅前駐車場
中山道歩きでは度々お世話になりました。確か300円だったと思いますが…

12/20 9:56

国道18号線間近
車の騒音がちょっと憂鬱

12/20 9:58

電光掲示はマイナス2度。道理で頬を突き刺すような寒さ！身が引き締まります(*_*)

12/20 9:59

浅間山を常に右に見ながら

12/20 10:02

歩道橋で振り返ると離山

12/20 10:04

標高が高ければ、当たり前ですが、夏は涼しくとも、冬は寒さが厳しいです(^^ゞ

12/20 10:07

国道を離れ、追分宿へ
車も殆ど通らず、のんびり歩ける場所

12/20 10:09

追分宿の駐車場

12/20 10:10

駐車場向かいに公園もあります

12/20 10:11

常夜灯越しに見える空が綺麗

12/20 10:14

東屋もあります
前回通った時は、観光客で賑わうシーズンでした。今はひっそり静まり返り、人影もありません。

12/20 10:16

宿場の佇まいになんだかほっとします

12/20 10:17

高札所

12/20 10:18

水準点の標識がありました

12/20 10:23

分去れ(わかされ)
左は中山道、右は北国街道へ至る分岐点。北国街道は、善光寺を経て越後の高田まで続く街道です。今日はここから未踏区間。

12/20 10:24

分去れ道標の説明文

12/20 10:25

ちょっと寄り道
前から気になっていたので訪れてみます

12/20 10:26

庚申塔

12/20 10:27

シャーロックホームズ像

12/20 10:27

案内板
何故ここにホームズ像があるのか？翻訳家が追分油屋旅館の離れを仕事場に、『シャーロック・ホームズ』シリーズの翻訳を手がけたことから、ホームズ生誕100周年を記念して昭和63年(1988)に作られたそう！

12/20 10:27

庚申塔が前面に並んでいます

12/20 10:37

緩やかな下り
正面に見える山並みは美ヶ原方面か？

12/20 10:40

八ヶ岳
右端で山頂が雲に覆われているのは蓼科山

12/20 10:46

御代田町に入りました

12/20 10:52

雄大な故郷の山に様々な思い出が彷彿とし、見飽きる事なく幾度も立ち止まります

12/20 10:59

言葉は要りません

12/20 11:08

国道18号線から離れ、北国街道へ入ると、途端に騒音から解放され、気分爽快♪

12/20 11:16

昔の面影を残す塀も

12/20 11:18

濁（にごり）川橋から濁川

12/20 11:33

明治天皇間瀬口御小休所

12/20 11:33

案内板

12/20 11:34

黒斑山方面か？

12/20 11:37

柵口(ませぐち)神社

12/20 11:47

小諸市に入りました
ここからはちょっとした坂のアップダウンが連続、登山に比べたら、どうもないのですが、疲れを感じました(^^ゞ

12/20 11:49

多分、十石坂を下る北国街道の跡だと思うのですが人の歩いている気配がなく草茫々、恐れをなして止め、そのまま国道を歩行

12/20 11:54

舗装の道発見
十石坂の跡を辿れるかもしれないと、下ってみました

12/20 11:55

笹藪の競り出した結構道幅のある未舗装道。今まで街道歩きをしている折に幾度も味わった街道の跡の感覚です。

12/20 11:56

頭上に国道18号線
国道は「田切」地形（浅間山の西山麓の噴火物が堆積した川によって両側が侵食され、垂直に削られた侵食谷）の川上に盛り土をして越えているのですね！道理で車で通行していて今まで全く気付きませんでした。

12/20 11:57

流石に「田切」地形、田んぼの脇に勢いよく流れる川があり、対岸に渡れそうな橋は見当たりません。もっと下流に行けばあるのかもしれませんが、ここで引き返します。

12/20 12:00

ちょっぴりですが、街道を垣間見た気がして、感動の一瞬でした

12/20 12:04

右寄りに見えるピークは茂来山

12/20 12:05

平尾富士

12/20 12:06

黒斑山、剣ヶ峰。浅間山

12/20 12:09

黒斑山、剣ヶ峰、浅間山
色とりどりのクレーンは冬の鯉のぼり(^^ゞ

12/20 12:11

平原一里塚跡

12/20 12:13

金山宮

12/20 12:17

十念寺跡

12/20 12:19

平原の松は長く伸ばした素晴らしい枝ぶり！手入れが大変でしょうね！

12/20 12:32

髭題目碑発見！
危うく通り過ぎるところでした(^^ゞ

12/20 12:33

黒斑山
トーミの頭とその断崖もくっきり

12/20 12:36

黒斑山、浅間山

12/20 12:54

柏木小右衛門生誕地
ひょっとした自分のご先祖様の一人かもしれません

12/20 12:56

右に午後の蓼科山

12/20 12:58

四ツ谷交差点

12/20 12:59

国道を離れ、急坂を少し下ると

12/20 13:00

甲州道道標

12/20 13:01

観音様が祭られていました

12/20 13:02

乙女坂

12/20 13:10

三方ヶ峰、黒斑山、浅間山

12/20 13:21

小諸市与良（よら）町

12/20 13:24

寄りませんでしたが、休憩させて頂けるようです

12/20 13:27

修復されたのでしょうか？

12/20 13:32

子供の頃、こんな家がもっと沢山あった様に記憶

12/20 13:38

本町

12/20 13:38

つるや
天和二年創業の旅籠

12/20 13:39

城下町の雰囲気が最も残っている町並

12/20 13:41

町屋館みはらし庭
東屋があり、ゆっくし展望を楽しめそう

12/20 13:42

三方ヶ峰、高峰山

12/20 13:45

小諸郵便局発祥地

12/20 13:49

脇本陣くめや

12/20 13:52

しなの鉄道の下をくぐると、中部北陸自然歩道の標識が(*_*)

12/20 13:55

ゴールの小諸駅間近

12/20 13:58

懐古園
正に子供の頃よく来た懐かしい場所

12/20 14:00

相変わらず澄み渡った空

12/20 14:01

また来ますね
次回はゆっくり園内を巡りたいと思います

12/20 14:05

小諸駅に無事到着
予想より早く到着でき、一本早い電車に乗れました♪

感想

kyom4

意外に晴れそうなき予報に急き立てられるようにして
長野県内の歩き残している北国街道に向かおうと思い立ちました。
信濃追分駅に降り立つと、真っ白な頭をのぞかせる浅間山、
標高が高ければ、当然、夏は涼しくとも、冬は寒さが厳しく、
電光掲示はマイナス2度、道理で頬を突き刺すような寒さです。
久々に、軽井沢の冬の厳しさに身の引き締まる思いがしました。

追分宿までは既に中山道歩きで歩いているのですが、
前回通った時は、観光客で賑わうシーズンでした。
日陰に雪も見える今はひっそり静まり返り、人影もありません。
分去れが今回の未踏区間の始まり、中山道、北国街道の分岐点。
北国街道は、善光寺を経て越後の高田まで続く街道で、
寒さが気になりながらも空気が澄み、日差しが有難い街道歩きでした。

前から気になっており、訪れてみたシャーロックホームズ像は、
翻訳家「延原謙」氏が追分油屋旅館の離れを仕事場に、
『シャーロック・ホームズ』シリーズの翻訳を手がけたことから、
ホームズ生誕100周年を記念して昭和63年(1988)に作られたそう。
図書館で借り、夢中になって読んだ頃を懐かしく思い出します。

十石坂を下る北国街道の跡の入口付近からは草茫々、
全く人の歩いている気配を感じられず、恐れをなして止め、
そのまま国道を歩行していると、左下に下る舗装道を発見！
十石坂の跡を辿れるかもしれないと、下ってみました。
笹藪のせり出した結構道幅簿のある未舗装道は
今までの街道歩きの折々、幾度も味わった街道の跡の感覚です。

国道18号線は、「田切」地形の川上に盛り土をして越えていて
その為、車で通行していては全く気が付かない筈です。
流石に「田切」地形、田んぼの脇に勢いよく流れる川があり、
対岸に渡れそうな橋は見当たらず、下流に行けば
あるのかもしれませんが、ここで戻りました。

稲刈りを終えた田んぼの稲束で小屋を作って遊び、叱られた記憶に、
子供の頃、田切地形で遊んでいたなどと初めて知り、
漸く自分の故郷を知る機会に間に合ったという感じがし、
ちょっぴりですが、街道も垣間見られて、感動の一瞬！

「四ツ谷交差点 」も子供の頃の馴染みの場所です。
国道を離れ、急坂を少し下った小さな交差点に「甲州道道標」を発見！
そんな小さな発見も、如何に生まれ育った地を知らなかったかと
再認識させられる、印象に残る街道歩きになりました。