北蔵王 カケスガ峰 ツリーラン開幕

2022年12月25日(日) [日帰り]

• GPS: 05:26
• 距離: 10.3km
• 登り: 816m
• 下り: 807m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:07
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:27

9:55 関沢 R286冬季閉鎖ゲート
10:54 10:58 笹谷峠駐車場
11:04 11:06 山工高避難小屋
12:39 12:55 カケスガ峰
13:35 13:40 東国山仙住寺跡
13:43 13:43 有耶無耶関跡
13:53 14:46 山工高避難小屋
15:22 関沢 R286冬季閉鎖ゲート

天候

曇りのち吹雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関沢IC付近 国道286号 冬季閉鎖ゲート前に駐車。

コース状況／危険箇所等

笹谷旧道、カケスガ峰樹林帯は積雪充分。
積雪量　山工高小屋：125cm、カケスガ峰東面：180cm
スキーでの登行・滑走は問題なし。

滑走はカケスガ峰からスタート。
通常であれば下山効率の都合上、山形側の八丁平へ向かって滑走するところだが、
今回は宮城側の笹谷古道へ向かって滑走。
滑走後の帰路では登りが発生するのでシールオンで八丁平へ戻った。
有耶無耶関の手前で大きな沢を2か所渡渉する必要があるが、沢は埋まっており
スキーのままで渡渉可能。

写真

12/25 9:52

今シーズン最初の笹谷入り。
例年通り、関沢の冬季閉鎖ゲートから出発。

12/25 9:54

国道には既にトレース有り。
辿らせて頂く。

12/25 9:58

昨日の雪で真っ白な木々。
市内は雨だったけど、山は雪だったようだ。

12/25 9:59

毎年、氷柱が出来る場所。
今年も太い氷柱が出来ていた。

12/25 10:10

笹谷旧道入口。
ここで国道を外れ、樹林を行く。

12/25 10:15

沢伝いに進む。
雪は安定しているが、ドボン注意。

12/25 10:17

倒木2号が現れた。
1号亡き後に誕生した厄介者。
笹谷の新たな人気スポット（？）になるだろう。
尚、この先には3号も居る。

12/25 10:25

12番のカーブミラー。
先行のスキーヤーはここで撤退。
ここから先はスノーシューのトレースが続いていた。

12/25 10:29

笹谷峠の鉄塔が見えてきた。

12/25 10:55

国道286号
ガードレールまで雪で埋もれている。

12/25 10:58

笹谷峠に到着。
今年も茂吉の碑がお出迎え。

12/25 10:58

大関山南面を滑りたかったのだが…
ガスで真っ白、何も見えず。

12/25 10:59

大関山はダメっぽいので反対側のカケスガ峰方面へ向かう。

12/25 11:06

山工高小屋に到着。
先行したスノーシューの御二人が入口を除雪してくれていた。

12/25 11:06

小屋前の積雪深は125cmほど。
先週の大雪で一気に増えたようだ。

12/25 11:08

真っ白なお地蔵様。
今年は少し薄着かな？
例年よりも寒そうだ。

12/25 11:15

山工高小屋を後にし、カケスガ峰へ向かう。

12/25 11:35

3m程上の枝に、去年のピンクテープが付いている。
去年はあそこに手が届く程、雪が積もったという事か。
今年もそれくらい積もれば良いなぁ。

12/25 12:04

白いブナの森が続く。
細い木が多いけど、中にはヌシのような巨木も存在する。
そんな巨木を探してみるのも楽しいかも。

12/25 12:04

ブナ林は樹間が広く登りやすい。
滑走も良さそうだ。

12/25 12:21

・・・が。
快適なのはH1250m付近まで。
カケスガ峰手前に至ると木々が密になり登りにくい。

12/25 12:40

細かい木々を抜け、カケスガ峰へ到着。

12/25 12:41

カケスガ峰の廃施設。

12/25 12:41

今はまだ中に入れるが、じきに雪で埋もれて入れなくなる。

12/25 12:40

樹氷太郎は成長中。
来月末には立派な樹氷に育つだろう。

12/25 12:48

カケスガ峰から滑走スタート、
の前に積雪調査。
最も深いであろう東面側で180cmあった。

12/25 12:55

調査を終えて、滑走スタート。
カケスガ峰東面側へ滑り出す。

12/25 13:05

森の中は程良い深さのパウダーで、板が良く走る。

12/25 13:06

いつもは八丁平へ滑走するのだが、今回は別ルート。
宮城県側の笹谷古道方面へ滑る。
少し下山が遠のくが、こちらルートも悪くない。

12/25 13:18

笹谷古道まで滑り降りた。
ここからは登りが発生するのでシールオン。
雪で埋まった沢を渡り、鉄塔まで登る。

12/25 13:32

笹谷名物、鉄塔群。
鉄塔は笹谷峠の八丁平へ続いている。

12/25 13:33

鉄線を目印に、八丁平へ向かう。

12/25 13:36

東国山仙住寺跡
笹谷古道の道標、というか観光案内板。
由来も書かれているので、読んでみて。

12/25 13:36

東国山仙住寺跡は、テント泊に良さそうな平坦地。
由来がアレなので不吉な話もあるようだが、過去に雪中泊した時は何事もなかった。
その手の感覚に疎い人であれば大丈夫だろう。
…たぶん。

12/25 13:39

鉄塔下の斜面には大きな雪庇。
迂回して登る。

12/25 13:46

仙人大権現

12/25 13:50

八丁平へ戻って来た。

12/25 13:53

山工高小屋に戻って来た。
少し休憩して行こう。

12/25 13:55

まるで自宅のような安心感。
冬の笹谷峠のオアシス。

12/25 14:23

寒い日はカレーヌードル食べたくなる。
少しの休憩のつもりが、1時間近く休憩してしまった。

12/25 14:54

小屋で休憩後、外に出ると吹雪で真っ白。
むう、小屋に長居しすぎたか。
居心地が良すぎるのも困りものだ。

12/25 15:01

杉林の沢型を滑る。
ここも雪はふかふか、快適滑走。

12/25 15:15

最後は国道ボブスレーで下山。
トレースは残っているが、新雪を被ってしまったので少し滑りが悪い。

12/25 15:20

関沢ゲートに帰り、山行終了。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

Luske

今シーズン、最初の笹谷峠。
先週の大雪の御蔭で一気に冬へと変貌し、例年並みの水準まで積雪量は到達。
スキーでの行動も可能となっていた。
天気は生憎の吹雪で視界は悪く、目当ての大関山南面は滑れなかったが、
代わりに向かったカケスガ峰の山麓に広がる森の滑走は良かった。
雪は程良い深さのパウダーで、ブナ林の斜面では快適なツリーランが楽しめた。
雪が良いので登り返してもう一度滑走したい位であったが、日没が早い今の時期。
1回の滑走で切り上げざるを得ないのが辛いところだ。
（早出すれば良いだけだが、それが出来れば苦労はしない。。。）

このカケスガ峰は悪天候の時でも滑走を楽しめる貴重なルート。
これからの時期は悪天続きだろうから、今後もこのルートにはお世話になりそうだ。