伊豆山稜線歩道縦走①(仁科峠〜船原峠)
- GPS
- 03:27
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 780m
- 下り
- 792m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【いきさつとルート設定】
年末休みでゆとりのある時期にどこか行ったことのない山に登ってみたかった。そんな時、たまたま目にしたネットの記事で伊豆山陵線歩道の存在を知る。天城峠から戸田峠まで続く35km近いロングトレイルが紹介されていた。そういえばYAMAPでリミさんが10月に魂の山周辺の美しい景色の記録をアップされていたのを思いだす。伊豆方面なら雪もなさそうだし、比較的近いのでトライすることにした。計画を練るにあたって頭を悩ませたのが、ロングトレイルの区切り方。一度で歩き通すには距離が長いし、公共交通機関の便も悪い。自動車と電動自転車を併用して自転車を回収する計画を練るが、これも駐車場と道路配置、アップダウンの関係で複雑な方程式を解かなければならない。戸田峠から仁科峠までは道路が並行して走っているが、仁科峠と天城峠までの道路は迂回していて22kmもある。アップダウンがかなりあるのでバッテリーが持つかどうか不安がよぎる。当初は天城峠〜仁科峠と仁科峠〜戸田峠の2回に分ける計画を練ったが後者は自転車を含めて40km弱の行程になりそうなので、後者を船原峠で分割することにした。最終的には①天城峠〜仁科峠、②仁科峠〜船原峠、③船原峠〜戸田峠の3回シリーズとなり、第1弾は仁科峠から船原峠を富士山方面に向かって歩くことにした。
【伊豆縦貫道について】
伊豆半島は近いようでそこそこ遠い。今回は無料の伊豆縦貫道を使ったが、すべて無料区間でなく、伊豆中央道と修善寺道路の区間は軽自動車は160円(普通車は200円)づつ現金で徴収される。そのまま走ると自動的に有料区間になるので、現金を用意していない場合は注意が必要になる。私は1万円札しかなくビックリした。
【実際に登ってみて】
<仁科峠〜魂の山の山行>
仁科峠には日の出時間直後の時間帯に到着したが、まだ太陽は顔を出していない。登り始めてすぐに振り返ると天城峠方面の丘から太陽が登り始める。なだらかで複雑な地形の丘陵地帯が一斉に照らされる。反対方面に目をやると朝焼けに雄大な富士山がドーンとそびえとても美しい。歩き始めて4分でいきなり最高の景色を目にすることができた。その後しばらくは富士山に向かってなだらかな丘陵を歩いていく。駿河湾越しに雪を纏った南アルプスが見えとても気持ちいい。魂の山には1時間弱で到着した。
<魂の山〜船原峠の山行>
魂の山からは基本的に下りが多い。樹林帯が多く開けた景色はほとんどない。景色だけが目的なら魂の山のピストンがいい。時間が無ければ宇久須峠まででも十分楽しめると思う。
<船原峠〜仁科峠のサイクリング>
基本的に登りが多いが、自動車はほとんど走っていないので快適に走れる。(トンネルが一箇所ある)魂の山の脇を過ぎた中盤以降は景色がいい。
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