【冬の遠征その10】 230104の(1) 大峰山・佛通寺山 谷文晁の足跡を追いかけて
- GPS
- 03:59
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 798m
- 下り
- 783m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 道の駅「みはら神明の里」 その後は次の記録に譲る。 |
写真
感想
三原の道の駅で朝を迎えました。昨日スーパーマーケットで買った菓子パンを食べ車を山道に向けていきました。今日行く山は、仏通寺山と大峰山です。この2つの山は1回の山行で登ることができる山で、仏通寺の駐車場からダブルピストンで登る山です。
2つの山は、それぞれ江戸時代の画家である谷文晁の「日本名山図会」で、紹介されてる山です。文晁は仏通寺に滞在したのでしょうか、これについては、車の中でiPadで文献を読んでみました。
谷文晁は「日本名山図会」を描くにあたって、自分で見た山を描いたり、弟子が描いてきたスケッチ等をもとにして描いた山もあるようです。例えば、谷文晁は北海道に行ったことがないので、有珠山など描かれている5つの山は、弟子のスケッチを元にして描いたものと思われます。今回の仏通寺に関しても、谷文晁は訪れたことがないようです。そして、絵としては「仏通寺山」で1枚描いていますが、ヤマレコでは「大峰山」と
「仏通寺山」と、2つの山になっています。
私は駐車場を出て、まずは大峰山に向かうことにしました。楽な方を後に残していくほうが気分的に良いからです。大嶺山に登るには、基本的に中国自然歩道を行きますが、ところところ崩落していて通行が難しくなっています。よって、横を通る林道を有効に活用させていただきました。その林道はヤマレコマップに出ているのでどこを林道で歩くか、どこを自然歩道を使うか、考えながら登っていくことができます。
全体3.1キロの道ですが、急なのが最後の0.6キロメートルです。その前の平なところで休憩をとり、ザックをデポして、サブザックに水と貴重品を入れ登ります。自然歩道からそれる分岐があり、山頂に向けて進んでいくと5分ぐらいでたどり着きました。山頂の看板と等級が割られた三角点がありました。水分を少しとり、ザックをデポしたところまで一気に下ります。
ここから一気に仏通寺まで下りました。上りは2時間近くかけていますが、下りは1時間かかっていません。
余力があるので、仏通寺山に登ります。この山は、まず最初に一気に階段で標高を稼ぎます。登りきってしまえば、後は平坦です。そこには大きな駐車場とキャンプ場みたいな施設がありました。仏通寺山だけに来るのであれば、ここの駐車場を使えば5分でたどり着いてしまうでしょう。林道を通っていけば水道施設があり、そこのフェンスに「仏通寺山」と書かれた看板が貼ってありました。これで今日のノルマは達成です。足取りも軽く下っていきました。
最後に仏通寺にお参りして終りにしましょう。1300年代にこの地に建てられたお寺で、小早川氏の菩提になります。江戸時代に小早川氏は衰退してしまうのでありますが、美人だって、仏通寺は再び脚光を浴びることになります。臨済宗の西国総本山として指定され、ここを訪れるお客さんが増えました。仏通寺第2駐車場にはバス停もあり、1日3往復バスも運転されています。大きな駐車場もあります。今日は1月4日の平日なので、訪れる人もそんなに多くはありませんでしたが、お正月等はきっとたくさんの人が来たことでしょう。
自分の車にたどり着いたときには、もう12時を超えていました。12時前に戻ってくるのであれば、午後は尾道観光に費やそうと思っていましたが、もう午後になっているため、別のところに出没することにしました。その前に道の駅で食事を取ろうと思い行きましたが、道の駅のレストランは大行列、結局お腹を満たすためにみかんを1袋買いました。そのみかんを車中で食べ、次の場所に向かったのでした。
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