谷川 烏帽子奥壁南稜・中央カンテ

2011年06月04日(土) 〜 2011年06月05日(日)

コースタイム

6/5
4:30 起床 - 5:15 一ノ倉駐車場 - 7:30 南稜取り付き - 9:50 終了点 -
12:20 取り付き - 13:20 駐車場

6/6
3:30 起床 - 4:30一ノ倉駐車場 - 5:30 中央カンテ取り付き - 9:50
終了点 - 10:50 南稜終了点 - 13:00 テールリッジ - 14:20 駐車場

天候

6/5 晴れ
6/6 朝晴れ 昼頃から雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

一ノ倉駐車場泊
6 月中ごろより登山指導センターから先には、環境保護のため車で入ることが出来ないらしい。

ついでにロープウェイから一ノ倉駐車場までタクシー往復 \6,000
これはぼったくり。

ファイル

非公開 5071.xls

計画書
（更新時刻：2011/06/01 05:00）

写真

6/7 23:59

6/7 23:59

テールリッジ

6/7 23:59

6/7 23:59

南稜取り付きの南稜テラス

6/7 23:59

6/7 23:59

中央稜のカモPT。延々とコールが続く。

6/7 23:59

南稜テラス到着

6/7 23:58

中央カンテ取り付き。トラバースからスタート。

6/7 23:58

3P 目のスラブ。

6/7 23:58

お隣の中央稜

6/7 23:58

6/5 10:20

懸垂で南稜終了点へ

6/5 10:28

空中懸垂

撮影機器：

μ1030SW オリンパス

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

yhiro

南稜、中央カンテともにピンが豊富にある。それを追えばよいので
ルートファインディングにはそれほど困らない。

南稜は岩がしっかりしていて、難しくない。人気なのも納得。
1P、6P 目がハイライト。

中央カンテは 1-3P まではボロボロ。5P、7P 目は楽しい。
烏帽子岩の肩から空中懸垂で下りることができる。

6/5
7:30 ごろ南稜テラス到着。先行 2 PT は 2P 以上先。
我々が先頭となり後続が続々と取り付きに到着。

1P (yhiro リード)
すこし上に上がった後、ロープの流れが悪くなったがそのままチム
ニーへ。最初に体を上げるところが難しい。
通常はチムニー手前でピッチを切るらしい。

2P(simog リード)
チムニー上から草付きまで。ロープが 50m すべて出る辺りから早くなる。
草付きにそのまま突入したようなので、急いで支点を回収して登り始める。

3P(yhiro リード)
通常は 4P 目。渋滞となるのを避けるため、草付き 1P を省略。
ハングした岩を左から攻める。
回ったところでピッチを切る。先行 PT がすぐそこにいる。
岩を回りこんですぐではなく、20m程度すすんでからピッチを切ったほうが
よかったかもしれない。

4P(simog リード)
馬の背リッジに上がる。

5P(yhiro リード)
前のパーティ待ち。核心の 6P まで少し足りないので 10m 位先に進める。
4P 目で核心の垂壁手前までロープを出すのが良い。

6P(yhiro リード)
核心を譲ってもらう。なんということのないフェースクライミング。
ただし、濡れている。最後は迷わず A0 で抜けて終了。

終了点すぐ左に懸垂下降の支点がある。

登攀はそれほど遅かったとは思わないが、後続のガイドパーティにぴった
りと後を追いかけられた。さすが山岳ガイドです。

6/6
中央カンテ。
5:30 頃取り付きをスタート。
先行 1PT。
せっかくなので本日の核心を含む奇数ピッチをやらせてもらう。

1P(yhiro リード)
トラバースした後、左上。

2P(simog リード)
もろい草付きを登りスラブ手前でピッチを切る。通常はスラブを渡る。

3P(yhiro リード)
スラブを渡り、再度もろい草付きを登る。

4P(simog リード)
垂壁を左に回って処理。

5P(yhiro リード)
チムニー。ここは楽しい。体をねじ込んで登り切る。
抜けて少し上がったところでビレイ。
終了点で変形チムニーと合流。

6P(simog リード)
また岩がもろくなる。simog さん、もろいところばかりリード。スミマセン。

7P(yhiro リード)
核心。まず垂壁だが、見るからに登れなさそうなので迷わずスリングをか
けて A0。これで終わりかと思いきや、次はクラック。
難しいように見えたが、ジャミングを決めればそうでもない。

8P(simog リード)
9P(yhiro リード)
烏帽子岩の肩まで 2P。難しくはない。

烏帽子岩の肩から懸垂下降で南稜終了点へ。
テールリッジ付近で大雨。ロープを出して懸垂で 1P 下りることになった。

谷川は取り付きまでが非常に長い。帰りも取り付きまで 2 時間の下降、さらに
テールリッジ、雪渓と気を緩めることができない。
天気も早目に崩れ易いので、その辺りの判断が難しくもあり、面白くもある
ところなのかもしれない。

コメント

ttana

核心手前
去年もりぞーと言った時は崩れた後でわるかったけど、今年はどうだった？

中央カンテは（変チもだな）この崩れ部分がないといいのにねぇ〜。
とりわけ、カンテ部分は楽しかったな。

yhiro

これから
レポートをアップしますが、崩れたスラブ付近と直後の草
付きは良くありません。
そのあとのピッチも微妙。チムニーの出てくる 5P 目から先は悪くありません。

5P目のチムニー、7P 目の核心はなかなか面白かったです。