【奥日光】社山 〜中禅寺温泉から阿世潟峠を経てのピストン〜


- GPS
- 06:23
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 848m
- 下り
- 852m
コースタイム
天候 | はれ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
阿世潟峠より先は細尾根や急傾斜の道も出てきます。雪が薄くなって岩や木の根が露出しているところもあるのでアイゼンの爪を引っかけないように注意が必要です |
写真
感想
前日の高原山山行を無事に終え、調子が出てきたところで今度は奥日光の山を目指すことにしました。目標は中禅寺湖南岸にあるピラミダルなピーク、社山です。無雪期には何度も歩いたことのある山ですが、冬期にはなかなか手が出せなかった秀峰に、12本爪アイゼンとピッケルを携えて挑みました。
【中禅寺温泉バス停〜阿世潟】
いろは坂の手前にある馬返の駐車場までマイカーで乗りつけ、そこから朝一のバスで奥日光に上がります。奥日光のターミナルである中禅寺温泉バス停で下車。バス停のトイレはまだ開いていなかったので、途中で歌ヶ浜駐車場のトイレを利用していきます。ここから先のトイレは冬期閉鎖中なので注意しましょう。登山口のある阿世潟までは中禅寺湖畔のほぼ水平な道をひたすら進みます。日が差さないので寒いです。路面は凍結しているところもありますが最初のうちはそのまま歩き、狸窪のあたりから雪が深くなってきたので12本爪アイゼンを装着しました。以降、山頂までアイゼンは履きっぱなしです。トレッキングポールとピッケルももっていたのですが、アイゼンだけで充分踏ん張りが効いたので、登りではどちらも使いませんでした。阿世潟から本格的な登りの山道となり、一登りで阿世潟峠に到着です。
【阿世潟峠〜社山〜往路を下山】
峠から先は好展望の尾根道が山頂まで続いています。トレースがしっかり着いているのでワカンやスノーシューは必要ありませんでした。中には軽アイゼンで登っている人もいました。実際、登りでは軽アイゼンやチェーンスパイクだけでも充分そうでしたが、やはり下りでは12本爪を履いていた方が安心です。適度な圧雪路でアイゼンはよく効いていたのですが、一部雪の薄くなっているところがクセモノでした。木の根や露岩が剥き出しになっているところでは、アイゼンの爪を引っかけないように慎重な歩行が求められました。次々と現われる偽ピークに心が折れそうになりますが、バス停を出てからおよそ3時間半で社山の山頂に到達。山頂の先にある展望地でカップうどんの昼食を済ませ、足尾山地や白根山の展望を充分に楽しんだ後、下山を開始します。
下山ではピッケルを使い、滑落しないように慎重に戻りました。細いトレースの上ではカカトの金具が反対側の足に引っかかりそうになるので、結構神経を使いますね。時間には充分余裕があるので、ゆっくり急がずの歩行を心がけました。登ってくる人と何度もすれ違いながら、阿世潟峠を経て阿世潟まで下降。途中でアイゼンを外し、中禅寺温泉13:35発の日光駅行きのバスに乗り込み、奥日光を後にしました。
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