マツムシソウ咲く根子岳ピストン

2014年09月13日(土) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 5.2km
• 登り: 614m
• 下り: 614m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:03
• 合計: 4:43

距離 5.2km 登り 614m 下り 614m

9:45 菅平牧場
10:27 10:30 東屋
12:05 根子岳
13:43 東屋
14:25 菅平牧場
14:28 ゴール地点

撮影枚数：281枚

天候

朝のうちはよく晴れて、とても気持ちがいいスタートを切れました。
しかし、山頂に近づくにつれて雲が増え、山頂に着く頃には案の定曇り。
この日は気温が低くめで山頂はTシャツでは寒く（10℃）、風も少々あり、久々にウィンドブレーカーが必要になりました。
下山途中からまた雲が取れ始め、駐車場に着く頃には晴れとなりました。
ちなみにこの日、地元は大雨となったようです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

入山者が多く、第1，2駐車場がいっぱいだったため、バス優先である第3駐車場へ停めることになりました。
駐車料は無料ですが、別途、入山料大人1人200円かかります。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。

その他周辺情報

菅平"牧場"という割にはソフトクリームはスジャー○のカップを絞るタイプなので、美味しいソフトクリームを食べるには移動が必要です。
この日は東部湯の丸サービスエリアに立ち寄って、「信州長門牧場」のソフトクリームを頂きました。
とても濃厚で美味しく、"牧場"に求めるのはこの味だと思いました。

写真

9/13 9:29

山頂までくっきり！期待が高まります。

9/13 9:36

トイレの横から牧場を見ると、ノンビリした風景が広がっています。

9/13 9:39

根子岳とは反対側も青空です。これなら急に崩れることは無いでしょう。

9/13 9:41

まずは登山届を書きます。

9/13 9:43

イヌタデです。"イヌ"が付くと"劣った"とか"小さな"という意味になります。

9/13 9:44

ヒメシャジンはもう終わり。

9/13 9:45

ノコンギクはちょっと大きめで薄紫色をしています。白くて小さいとゴマナです。

9/13 9:47

アキノキリンソウが咲くと、もう花の季節は終了ですね。

9/13 9:49

菅平牧場にも牛はたくさんいるようですが、ソフトクリームを作るほどではないみたい。

9/13 9:50

ハクサンフウロも長い期間に渡って咲く花ですね。

9/13 9:50

ヤマウドかな？この系統の花は正直良くわかりません。

9/13 9:51

まだまだ牧草地の隣を進んでいきます。

9/13 9:51

ワレモコウは「吾亦紅」と書くそうです。間違いなく読めないですね。

9/13 9:55

ヤナギランは咲き終わると綿毛になります。

9/13 9:58

ヤマハハコも実はキク科です。

9/13 10:00

今日の主役、マツムシソウです。まだまだ綺麗です。

9/13 10:03

ススキが秋を告げています。8月後半からもう暑い日もありません。予報では残暑が厳しいハズだったのでh

9/13 10:06

ハンゴウソウは夏の花。すでに限界超えてます。

9/13 10:06

真っ青な青空は雲が高く、心なしか秋を思わせます。

9/13 10:08

登山道脇に咲くマツムシソウはもう新鮮とはいえませんが、それなりに綺麗です。

9/13 10:08

根子岳は花も多く、一本調子に登る山なので知らず知らずのうちに標高が上がっており、あっという間に山頂です。

9/13 10:09

マツムシソウは面白い形をしています。

9/13 10:10

オヤマリンドウは秋の花。これからが本番です。

9/13 10:16

振り向くと牧場が下の方に見えます。体感的にはほとんど登った気がしません。

9/13 10:16

マツムシソウのツボミです。不思議な造形ですよね。

9/13 10:20

セリ科の植物です。ドクゼリよりは大きいのでイブキボウフウでしょうか。

9/13 10:21

白い花がたくさん集まっているのはゴマナです。

9/13 10:22

風のイタズラでひょろひょろしたヒゲが生えた怪しげな雲が出ていました。

9/13 10:22

白樺の間を縫って進みます。気持ちいいです。

9/13 10:23

しかし、両脇はクマザサ^^;　ちょっとだけ危険を感じますね。

9/13 10:27

ミネウスユキソウを見つけました。ここにもあったんですね。

9/13 10:29

ヨツバヒヨドリはもうボロボロ。これじゃアサギマダラの食事には適しませんね。

9/13 10:36

クジャクチョウはよくマツムシソウにとまっています。

9/13 10:45

少し傾斜が険しくなってきましたがまだまだ大丈夫。

9/13 10:47

ハナイカリです。なんとリンドウの仲間だったんですね！

9/13 10:51

おなじみシラタマノキです。今年は実が少ない？

9/13 11:01

ホタルブクロです。

9/13 11:08

真っ赤な葉が秋を主張してます。

9/13 11:09

こちらはまだ小さな秋ですね。

9/13 11:13

クロマメノキもよく見たら実がありました。

9/13 11:14

9/13 11:15

ミネウスユキソウだと思いますが、先ほどとは少し葉の形が違うような気がします。

9/13 11:18

背景を黄色にしてみました。マツムシソウの紫が引き立ったかな。

9/13 11:28

ウメバチソウもたくさん咲いていました。

9/13 11:30

形の良い花が多かったので、しばらくは楽しめるでしょうね。

9/13 11:31

オオカメノキの葉が色付き始めています。真っ赤になるまであと10日くらいでしょうか。

9/13 11:33

ウメバチソウの花のどアップです。造形が面白いですね。

9/13 11:40

オヤマリンドウから出て来たハナバチを撮ってみました。

9/13 11:46

クジャクチョウが石の上に乗っていました。気温が下がって来ているので石で暖を取っているのかもしれません。

9/13 11:48

シラネニンジンは花が終わり、実になりつつあります。

9/13 11:51

山頂に近づくとクロマメノキが増えます。つまりクロマメノキを幼虫の食草としているミヤマモンキチョウは山頂付近で多く見られるというわけです。

9/13 11:53

ノアザミは春先から秋口まで見られる季節感の薄い花です。

9/13 11:54

山頂に近づくにつれ、どんどん雲が増えて来た気がします。

9/13 12:00

ガンコウランはたくさんの実をつけています。豊作じゃない年もあるんでしょうか？

9/13 12:09

山頂には祠があります。

9/13 12:25

何故か山頂周辺はトリカブトがたくさん生えています。

9/13 12:28

おにぎりに入っていたイクラを落としたのか！？と思ったらノイチゴでした。

9/13 12:36

すぐ近くにあるピークもガスの中。

9/13 12:42

4億年前の姿を留めるザトウムシにも種類があるようです。

9/13 12:43

さて。記念に1枚撮ったら下山です。

9/13 12:50

もちろん菅平牧場側に降りていきます。

9/13 12:54

方位盤がありました。「猫嶽」とは。洒落てます。

9/13 13:05

まだら模様のマイヅルソウの実です。真っ赤になるまであと数日でしょうか。

9/13 13:19

下ってきたら、また晴れ間が・・・

9/13 13:21

マツムシソウはハナバチにも人気です。

9/13 13:24

9/13 13:34

明るい林内を歩くのは気持ちがいいです。

9/13 14:06

足元に咲くノアザミにはハナバチが来ていました。

9/13 14:18

上昇するトンビを見つけました。

9/13 15:01

牧場には羊が付き物です（？）

10/5 12:38

ソフトクリームを食べに立ち寄ったのが東部湯の丸サービスエリアです。ここは信州長門牧場のショップが入っています。

撮影機器：

COOLPIX S9500 NIKON

NIKON D7100 NIKON CORPORATION

NIKON D800 NIKON CORPORATION

感想

tszk

4年ぶりの根子岳です。
前回は四阿山経由でぐるっと歩いてきたのですが、今回はピストンです。
もちろん目的はマツムシソウとウメバチソウです。
気温が上がれば前回も見ることが出来なかったミヤマモンキチョウなどの高山蝶も探せれば・・・と、思っていましたが、残念なことに気温は低いままで、山頂では息が白くなるほどでした。
9月半ばでこんなに寒いとは。
今年の紅葉は例年よりもずいぶん早そうな雰囲気ですね。
そんな天気でしたので、蝶は今年もおあずけ。来年の目的が出来ました。

さて、目的のマツムシソウ、ウメバチソウです。
ちょっと遅いか？と思っていましたが、まだ大丈夫。
さすがに最盛期のようなあっちにもこっちにも！というのは望めませんが、あと1週間ほどは綺麗な花も少しは残っているでしょう。

そういえば、山頂で休憩する人がかなり増えた気がします。
四阿山まで行く人が減ったのか、ただ単純に登る人が増えたのかは不明ですが。
ということで、前回出会えたオコジョに再開することは出来ませんでした。