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記録ID: 508695
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【日本百名山】鳳凰三山(夜叉神峠より青木鉱泉へ)

2014年09月13日(土) 〜 2014年09月14日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
18.2km
登り
1,940m
下り
2,218m

コースタイム

1日目
山行
2:44
休憩
0:53
合計
3:37
10:45
38
11:23
11:33
52
12:25
12:55
48
13:43
13:50
13
14:03
14:09
13
2日目
山行
4:51
休憩
0:58
合計
5:49
6:09
39
6:48
7:00
22
7:22
7:40
52
8:32
8:45
15
9:00
9:05
28
9:33
9:37
23
10:00
10:03
44
10:47
10:50
68
11:58
11:58
0
11:58
ゴール地点
天候 13日 曇り時々晴れ
最高気温:26.8℃/最低気温:14.7℃(アメダス韮崎)
14日 晴れ(ガス多い)
最高気温:27.7℃/最低気温:13.6℃(アメダス韮崎)

両日とも天気自体は悪くなかったが、
ガスが多く展望はやや期待はずれだった。
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)池袋650-655新宿703-(特急かいじ)-836甲府900-1012(延着:1035)夜叉神峠BS
(復路)青木鉱泉1215-1305韮崎1336-1349甲府1352-1540高尾1544-1554北野1556-1637新宿1642-1651池袋

※初めてJR在来線特急を利用。「えきねっと」を活用すれば、新宿〜甲府(乗車券付き)で\2670で買えた。
※青木鉱泉〜韮崎駅のバスは酷道を進む。バス酔いしがちな人はご用心を。
特急かいじ。実は初めての乗車。
特急かいじ。実は初めての乗車。
甲府駅南口は、南アルプス方面のバス待ちでごった返す。
甲府駅南口は、南アルプス方面のバス待ちでごった返す。
夜叉神峠に向けて、明るい森を登ります。
夜叉神峠に向けて、明るい森を登ります。
夜叉神峠。ちょっと雲が多いぞ。
夜叉神峠。ちょっと雲が多いぞ。
夜叉神峠から杖立峠の間は、暗めの道をひたすら登っていきます。
夜叉神峠から杖立峠の間は、暗めの道をひたすら登っていきます。
杖立峠到着。お昼ごはんにしましたが、すでに標高2000mを超ええ、日差しもないので寒い…。
杖立峠到着。お昼ごはんにしましたが、すでに標高2000mを超ええ、日差しもないので寒い…。
杖立峠以降は、時々開けた場所が現れます。
杖立峠以降は、時々開けた場所が現れます。
苺平到着。かなりペースが上振れているので、辻山に寄り道をします。
苺平到着。かなりペースが上振れているので、辻山に寄り道をします。
か細い破線ルートながら、親切な道標もあります。
か細い破線ルートながら、親切な道標もあります。
辻山の展望地に到着しましたが、薬師岳すら雲に隠れてしまってます。
辻山の展望地に到着しましたが、薬師岳すら雲に隠れてしまってます。
南御室小屋へ向かう近道。地図には何も情報がないですが、十分歩きやすい。
南御室小屋へ向かう近道。地図には何も情報がないですが、十分歩きやすい。
南御室小屋到着。
14時台ですが、早くもテント場はいっぱい。
14時台ですが、早くもテント場はいっぱい。
水が豊富なのがこの小屋のポイント。もう少し進んだ薬師岳小屋は、水に乏しいです。
水が豊富なのがこの小屋のポイント。もう少し進んだ薬師岳小屋は、水に乏しいです。
寝床です。ほぼ満員でしたが、快適に寝れるスペースは一応ありました。
寝床です。ほぼ満員でしたが、快適に寝れるスペースは一応ありました。
晩飯。下界で言えば社食と同じくらいのクオリティかな。十分及第点。
晩飯。下界で言えば社食と同じくらいのクオリティかな。十分及第点。
翌朝、小屋近くの展望スポットから茅ヶ岳と日の出。
翌朝、小屋近くの展望スポットから茅ヶ岳と日の出。
朝食は品数が多くて満足。
朝食は品数が多くて満足。
さて、薬師岳に向けて歩き始めます。
さて、薬師岳に向けて歩き始めます。
しばらく歩くと北岳の展望!
しばらく歩くと北岳の展望!
富士山は頭だけ…
この稜線歩きはわくわくする。
この稜線歩きはわくわくする。
薬師岳小屋。南御室小屋と同じ経営だそう。
薬師岳小屋。南御室小屋と同じ経営だそう。
薬師岳到着です。
山頂は広くて開放的。
山頂は広くて開放的。
北岳はそれにしてもどっしりしている。
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北岳はそれにしてもどっしりしている。
仙丈ヶ岳はちょっと雲がかかってる。
仙丈ヶ岳はちょっと雲がかかってる。
観音岳へ向かう稜線。ガスってるのが不安です。
観音岳へ向かう稜線。ガスってるのが不安です。
観音岳に到着し、地蔵ヶ岳を見下ろします。 ※観音岳山頂の写真は、大混雑につき撮影すらできませんでした…
観音岳に到着し、地蔵ヶ岳を見下ろします。 ※観音岳山頂の写真は、大混雑につき撮影すらできませんでした…
わくわくする稜線歩きが続きます。
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わくわくする稜線歩きが続きます。
地蔵ヶ岳到着。
広々しています。
名前の通り、お地蔵さんがいっぱい。
名前の通り、お地蔵さんがいっぱい。
オベリスクは遠慮しました。登っている人もいるようですが、降りるのが怖そうです。
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オベリスクは遠慮しました。登っている人もいるようですが、降りるのが怖そうです。
この岩、北アの燕岳と似ているような。
この岩、北アの燕岳と似ているような。
地蔵ヶ岳から一気に下ります。プチ砂走り?
地蔵ヶ岳から一気に下ります。プチ砂走り?
鳳凰小屋到着。いろんな評判のある小屋です。。
鳳凰小屋到着。いろんな評判のある小屋です。。
水は豊富。
ドンドコ沢へ向かいます。
ドンドコ沢へ向かいます。
五色の滝。これが一番迫力あったかな。
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五色の滝。これが一番迫力あったかな。
白糸の滝。こちらもなかなか。
白糸の滝。こちらもなかなか。
バスに遅れまいと急ぎたいところですが、道が細くて落っこちそうです。
バスに遅れまいと急ぎたいところですが、道が細くて落っこちそうです。
ラストスパートだ!
ラストスパートだ!
青木鉱泉到着。時間がないので、風呂には立ち寄れません。
青木鉱泉到着。時間がないので、風呂には立ち寄れません。
バスは1日4本。あと2本くらい多いと使い勝手がいいんだけど…。
バスは1日4本。あと2本くらい多いと使い勝手がいいんだけど…。
撮影機器:

感想

3連休は久しぶりにまあまあの好天が見込まれたので、
南アルプスの鳳凰三山に、一泊二日で行ってきました。

今回のアクセスは、珍しく特急。
臨時の新宿7:03発特急かいじに乗り、快適に甲府まで行くのですが、
広河原方面のバスに乗ろうとすると、すでに客がいっぱい並んでいる。
事前情報では4台は来るとのことだったが、なぜか3台しか来ないため、
夜叉神峠までの酷道は立ち乗りとなり、早速ドッと疲れました。
車両不足というか、運転手不足でしょうか。そんな気がします。

初日の行程は夜叉神峠より南御室小屋まで。
この行程は、夜叉神峠から杖立峠の前後のが非常に退屈で、
景色もほとんど代わり映えしません。
最後に辻山というピークを踏みましたが、あいにくの天気。
本来は北岳などがきれいに望めるはずですが、ほとんど展望ゼロでした。
黙々とハイペースで歩き続けた結果、かなりコースタイムから上振れし、
宿泊地である南御室小屋には14時と、理想的な到着時間でした。

南御室小屋は鳳凰三山周辺の山小屋の1つで、
場所は中途半端ですが、落ち着いた環境にあり、水も豊富です。
到着後、コーヒーとお菓子を楽しんでいたのですが、
しばらくすると手持ちぶさたになり、夕食までの間は昼寝してました。
晩飯をおいしくいただき、星空を眺めるのですが、
悲しいことに、知識不足で星座はほとんど何もわかりませんでした。
その後、単独行のおじさんとしばらく談笑し、20時前に就寝しました。
小屋はほぼ満員で混雑しており、寝床の布団は2枚で3人でした。
これをどう評価すべきか難しいですが、最低限の寝返りは打つことができ、
想像以上に快適な睡眠でした。

2日目は5時に起床。小屋から2分ほど歩いた日の出スポットで、
茅ヶ岳をバックにした日の出をしばし楽んでいると、朝食の時間になりました。
パワーをつけるためご飯大盛2杯を平らげ、
適当に準備して、6時過ぎに行動開始です。

早朝は間違いなく雲やガスはなく、絶景が楽しめる…!
と期待していたのですが、それは大きく裏切られることに。。
6時台からガスが多く、雲ひとつなくパーフェクトに望めたのは北岳くらい。
仙丈ヶ岳や間ノ岳など、近くの山の展望はそれなりに楽しめましたが、
富士山や八ヶ岳といった山々はたまにガスが途切れた時に見れる程度、
北ア・中アの展望は厳しかったです。

展望は期待が大きかった分、少し残念ではありましたが、
やはり3000m近い山々の稜線歩きはとても新鮮。
砂浜のような砂地、所々にひっそりと咲く高山植物などなど、見所には尽きません。
また、地蔵ヶ岳のオベリスクは有名ですが、真下から眺めるにとどめました。

地蔵ヶ岳からの下りは、ドンドコ沢コースを選択しました。
一定間隔で滝が見られ、飽きることのない良コースでした。
ただし、標高差1700mを一気に下るため、脚はガクガクです。
1周間近く後遺症が残りました。。

展望にあまり恵まれなかったのは少々残念でしたが、
ゆったりと一泊二日で歩けたのは非常によい経験となりました。
今年はもうチャンスはなさそうですが、
また来年には1回くらいこうした機会を作ってみたいものです。

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