【日本百名山】鳳凰三山(夜叉神峠より青木鉱泉へ)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,940m
- 下り
- 2,218m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 3:37
天候 | 13日 曇り時々晴れ 最高気温:26.8℃/最低気温:14.7℃(アメダス韮崎) 14日 晴れ(ガス多い) 最高気温:27.7℃/最低気温:13.6℃(アメダス韮崎) 両日とも天気自体は悪くなかったが、 ガスが多く展望はやや期待はずれだった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)青木鉱泉1215-1305韮崎1336-1349甲府1352-1540高尾1544-1554北野1556-1637新宿1642-1651池袋 ※初めてJR在来線特急を利用。「えきねっと」を活用すれば、新宿〜甲府(乗車券付き)で\2670で買えた。 ※青木鉱泉〜韮崎駅のバスは酷道を進む。バス酔いしがちな人はご用心を。 |
写真
感想
3連休は久しぶりにまあまあの好天が見込まれたので、
南アルプスの鳳凰三山に、一泊二日で行ってきました。
今回のアクセスは、珍しく特急。
臨時の新宿7:03発特急かいじに乗り、快適に甲府まで行くのですが、
広河原方面のバスに乗ろうとすると、すでに客がいっぱい並んでいる。
事前情報では4台は来るとのことだったが、なぜか3台しか来ないため、
夜叉神峠までの酷道は立ち乗りとなり、早速ドッと疲れました。
車両不足というか、運転手不足でしょうか。そんな気がします。
初日の行程は夜叉神峠より南御室小屋まで。
この行程は、夜叉神峠から杖立峠の前後のが非常に退屈で、
景色もほとんど代わり映えしません。
最後に辻山というピークを踏みましたが、あいにくの天気。
本来は北岳などがきれいに望めるはずですが、ほとんど展望ゼロでした。
黙々とハイペースで歩き続けた結果、かなりコースタイムから上振れし、
宿泊地である南御室小屋には14時と、理想的な到着時間でした。
南御室小屋は鳳凰三山周辺の山小屋の1つで、
場所は中途半端ですが、落ち着いた環境にあり、水も豊富です。
到着後、コーヒーとお菓子を楽しんでいたのですが、
しばらくすると手持ちぶさたになり、夕食までの間は昼寝してました。
晩飯をおいしくいただき、星空を眺めるのですが、
悲しいことに、知識不足で星座はほとんど何もわかりませんでした。
その後、単独行のおじさんとしばらく談笑し、20時前に就寝しました。
小屋はほぼ満員で混雑しており、寝床の布団は2枚で3人でした。
これをどう評価すべきか難しいですが、最低限の寝返りは打つことができ、
想像以上に快適な睡眠でした。
2日目は5時に起床。小屋から2分ほど歩いた日の出スポットで、
茅ヶ岳をバックにした日の出をしばし楽んでいると、朝食の時間になりました。
パワーをつけるためご飯大盛2杯を平らげ、
適当に準備して、6時過ぎに行動開始です。
早朝は間違いなく雲やガスはなく、絶景が楽しめる…!
と期待していたのですが、それは大きく裏切られることに。。
6時台からガスが多く、雲ひとつなくパーフェクトに望めたのは北岳くらい。
仙丈ヶ岳や間ノ岳など、近くの山の展望はそれなりに楽しめましたが、
富士山や八ヶ岳といった山々はたまにガスが途切れた時に見れる程度、
北ア・中アの展望は厳しかったです。
展望は期待が大きかった分、少し残念ではありましたが、
やはり3000m近い山々の稜線歩きはとても新鮮。
砂浜のような砂地、所々にひっそりと咲く高山植物などなど、見所には尽きません。
また、地蔵ヶ岳のオベリスクは有名ですが、真下から眺めるにとどめました。
地蔵ヶ岳からの下りは、ドンドコ沢コースを選択しました。
一定間隔で滝が見られ、飽きることのない良コースでした。
ただし、標高差1700mを一気に下るため、脚はガクガクです。
1周間近く後遺症が残りました。。
展望にあまり恵まれなかったのは少々残念でしたが、
ゆったりと一泊二日で歩けたのは非常によい経験となりました。
今年はもうチャンスはなさそうですが、
また来年には1回くらいこうした機会を作ってみたいものです。
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