丹生山系 一本松の丘 P360 市境界尾根 周回
兵庫県
薮山雲水
kazuraki
体力度について
- GPS
- 02:33
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 208m
- 下り
- 192m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
三木市志染町戸田 丹生山登山口からの戸田コース(三木アルプスとも呼ばれて南西方面の展望が良い)を登り、斜面をトラバースする分岐点(古いコンクリート杭有り)からP360へ向かう尾根(踏み跡有り)を登り、神戸市三木市境界尾根に合流、二万五千図の破線を降るルートの羊歯薮をボランティアさん達が刈り払って開通させて頂いたので歩ける様になりました。 境界尾根最後のピーク付近が山火事のため焼け跡を降るので、尾根芯を外さない様にルート取りに気を付けて降れば山陽自動車道脇の灌漑池に戻れます。 地形図が読める方の同行で歩いてください。 |
| その他周辺情報 | 三木市志染町戸田の薬師堂 |
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新しくロープも張ってありました。
感想
薮が大人しくなる昨年12月23日(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5021837.html)に、シブレ山送電線鉄塔ピークから北に続く神戸市三木市境界尾根を歩き、数年前に山火事で下草が無くなった尾根を降るルートを歩こうと出掛けましたが、驚く事に戸田ルートのコル入口から人一人が通れる様に下草が刈って有り、行政の地籍調査の為と喜んで歩いていたら突然ウラジロ羊歯の群落に行く手を遮られ、鎌や鋸が無いと突破出来なくなり予定時間では無理と諦め残念ながら引き返した。
この付近のレポートを探していたら、ボランティア活動の方が旧道復活の為に勝雄不動滝からの尾根道を整備されておられる事を知りました。
このルートが開通したとの記録を見て今年最初の里山歩き(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5062459.html)で歩かせて頂きましたが、同じボランティアの方達が市境界尾根も年明け一番で整備されるとの連絡を頂きましたが、先約が有り残念ながらお手伝いは出来ませんでしたが、無事開通されたとの記録を見て早速周回コースで歩いてきました。
丹生山登山口から車道を上がると下山予定の山火事跡の山をダム湖を挟んで見上げ、戸田コースを登り尾根に乗ると展望が一気に広がります。
名前のアルプスも、標高は低いがこの岩混じりの尾根と展望から名付けられたのでしょうね。
ルートが尾根から斜面へ移る地点に古いコンクリート製の杭がP360への取付き、少し雑木を切り登ればボランティアさんのルートと出合、ザレた尾根を登れば「一本松の丘」と名付けられた大展望が拡がり、北西側にはこれから向かうP360からの境界尾根が、こんもりしたマザーツリーと白いザレ場のQ太郎岩、その先の山火事のピークまで一望です。
地形図には逆U字形で示された脆い岩混じりの急な斜面を落石を起こさない様に慎重に登り切ると樹林帯の中の登りとなり暫くでコンクリート杭のP360峰の市境界尾根に到着。
GPS測定アプリ(ジオグラフィカ製)で杭上の座標を調べると(添付写真)高度371m±3mでした。
少し降ると、新しく羊歯薮を切り開き通れる様になった不動滝コースの入口、ここには前回無かった真新しいトラロープも案内板も付けられて安全に登り降りできますよ。
立木の中の急斜面を降り続けると、一本松の丘からも見えていたマザーツリー通過、更に急斜面を降ると前回来た時には羊歯薮に阻まれ進めなかった地点から先へも切り開きが続いてます。本当に有難くそしてお疲れ様でしたね。背丈を超す羊歯薮の中を更に降ると一ヶ所だけ下部が見晴らせる地点で写真が撮れました。
傾斜も落ち元の古い道の形跡も所々有りますが、随分と歩き易くなるが尾根芯を見極めながら歩き続けると一本松の丘から見えていた白い岩の上にチョコンと乗った「Q太郎岩」に到着。
真っ青な空の下でノンビリとお昼を済ませ、市境界尾根を辿り焼け跡の黒ずんだ立木の間をすり抜けながら、市境界尾根と別れる地点を地形確認しながら分岐点到着。
見通しは良いが、焼けて汚れた立木やサルトリイバラに注意をしながら降り続け高速道路の騒音の中を無事堰堤まで降りてきました。
ウラジロ羊歯を刈払い通れる様にされたボランティア活動の方々に感謝、無事境界尾根を歩けました。
羊歯薮が蔓延らない様に踏み固め、伸びた羊歯を刈り取るためには、年に数回はこの山域を歩きたいと思っています。
地元の方にも余り知られていない「三木アルプス(丹生山戸田コース)」ですが、自宅からも近くて展望も良く整備されたコースなら短時間で歩けるので、沢コース、尾根コースと季節に応じて楽しめますよ。
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popo7557 さん
さっそく、市境尾根を歩かれたんですね。
感想に書かれておられるように、時々歩いていただき、径を固めてもらうのと伸びたシダを刈っていただければ、年中通して歩ける径になると思います。
さらにヤマレコにレコを上げて頂けたら、ヤマレコマップに「みんなの足跡」が付き、初めての方も安心して訪れることが出来ると思います。
今後ともよろしくお願いいたします
自宅の稲美町から近いので、晩秋から梅雨時までの里山歩きの季節には何度か訪れる山塊なので、杣道も気が付いたら歩き易い様に、手入れしながら歩いてます。
本格的な電動工具等は有りませんが、剪定鋏や小さな鎌、折り畳みノコの薮山3点セットを携行して歩いてますので、少しはお役に立てれば嬉しいです。
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