南八甲田 駒ヶ峯、乗鞍岳、櫛ヶ峯


- GPS
- 49:42
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,323m
コースタイム
1月2日(日)駒ヶ峯7:35→夏道黄瀬沼入口8:10→乗鞍岳山頂9:18:40→湿原10:05→駒ヶ峯ll:20-12:15→櫛ヶ峯山頂13:45-14:00(山さんのスキーの跡有り)→駒ヶ峯15:10
1月3日(月)駒ヶ峯8:55→トド松岱9:35→《64》番10:07→赤水沢出合10:40-55→103号国道ll:38→酸ヶ湯駐車場12:02
アクセス |
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感想
1月1日(土)酸ケ湯駐車場からスキーをはき雪の103号をゲートから歩き始める。雪上車二台と会う。酸ケ湯の客の雪見ツァーらしい。おかげでラッセルなく入山地点1008mの迷ヶ平入口へ。ここから北へ赤水沢出合を目指す。戸さん・植さんが交互にトップに立ち、ルートファイテングとラッセルをやってくれる。石倉沢は、いつもの渡り場所に雪がありスキーのまま渡り、赤水沢出合へ。ここで小休止。
戸さん又、トップでラッセル開始。15-20センチ。右上の尾根を上へ上へとルートを延ばして行く。64番のスキー標識少し上で小休止。左の赤水沢側は、急なので右のバッカイ沢寄りから1230m台のトド松岱へ登りつく。平らな広い土地にスタイルの良いトド松が整然と林立している。昔々の湿原が草原へ、そしてトド松林へと変化したのだろうかと考えてしまうところです。ここから前方の30m程の高台へ左の赤水沢寄りから登ると大湿原が雪原となっているところへ出る。ここから旗竿を立て帰りの目印とする。進出にしたがい駒ヶ峯のふもとが徐々に見え出す。湿原からトド松を突っ切ると駒ヶ峯鞍部の湿原に出る。あとは駒ヶ峯へ一歩一歩山頂へ向う。
思いのほか順調に到着。1230mのトド松岱までかと思っていたのに。駒ヶ峯山頂にブロックを積みながらテント場をつくりテントを設営する。一時間かかりやっとテントの中に入れた。夕食時、戸さん無線交信。サイモンさんと交信。彼は日本語流調で、しかもスノボーダーでアチコチの山で滑っているとのこと。静かな元日の夜だった。
1月2日(日)ガスの朝。朝日はダメ。5時30分起き朝食を済ませた後、サブザックで乗鞍岳へ向う。戸さんトップ。黄瀬川の源流二本を渡り夏道へ。黄瀬沼入口付近。さらに夏道を東進し乗鞍岳の北西尾根へとりつき登り出す。植さんも交互のトップに立ってくれ、山頂の大岩ヘピタリと到着。雪面から1.2m程出ていた。徐々にガスの間に青い空も見え出し、真白な樹氷群が周囲に広がっいたのを我々三人だけで満悦した。
駒ヶ峯山頂のテント前で昼食を採った後、全山姿を現した櫛ヶ峯へ午後の行動を開始。1360mピークから田堰沢を渡り、南東尾根へ取りつく。無立木帯なので慎重にトラバースした。北東尾根よりはゆるいので登りやすく又、スキーの滑りも楽しめる。どうも大斜面(東面)は敬遠してしまう。ボーダーやスキーヤーなら真先に滑降するだろうが。
14時すぎから又、南東より黒っぽいガスがかかり始める。駒ヶ峯へ戻ってすぐ下山のための旗竿を整備に戸さんと行く。植さんは、今晩からの前線の通過に対処するため南側にブロックを積んでくれた。予報どうり夕方から朝まで猛烈に強風が吹き眠れぬ夜となった。
1月3日(月)
でも朝食を採っている間に、いくぶん穏やかになる。視界も30m程あり、目印の旗竿もこの分では確認出来ると戸さん。テントの撤収は強風下では一仕事ありますね。山頂から立てた旗竿が四本紛失。晩の強風で飛ばされたようだ。残った旗竿があったから良かったがやはり、前日に整備しなおして良かった。50m程下がっただけで風も弱くなり旗竿も残っている。回収しながらトド松岱へ。気温が少し高いのと、強風でパックされた雪は、重い。トド松岱から上に見た64番を又、確認し、尾根沿いにルートを植さんがとってくれたので滑り(シールをつけてですが)ながら思いのほか早く赤水沢出合へ。さらに小尾根を登って迷ヶ平へ出、雪上車の跡をスキー(ノーシール)で地獄沼へ。酸ヶ湯駐車場へは12時02分と予定どおり下山。
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