南八甲田 逆川岳〜横岳〜櫛ヶ峯〜駒ヶ峯
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 988m
- 下り
- 747m
コースタイム
アクセス |
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感想
昨日の梅津コース〜田茂萢コース一周の後、泉さんが南八甲田へもう一度行きたいとのことだ。私の兄も一緒することとなり三人で快晴のすいれん沼駐車場へ。阿さんおり、私らと同じルートを行くとのこと。一足先に城ヶ倉大橋舞車場へ向う。朝の雪は少し固いが気温が高いのと、標高が低いのでシールは良く効いている。ブナ林をゆっくり登り、時々休みを入れて、次第に高度が上がり、トド松帯となり左手に北八甲田の山並みが展望されるようになる。くの字湿原で展望の良くなった北八甲田を背に写真を撮る。
兄とは初めての山行なので心配したが、登りも我々二人より早い。ピッチも早くスタスタと登っている。今年は三度ほど北八甲田へ一人で入山していたらしい。昨日も仙人岱と駒ヶ峰まで行って来たと話していたので、我々との行動に遅れることなく気を使うこともない。
逆川岳から横岳への登りは、北八甲田の山並も、小岳、高田大岳方面の山々も見え出し、さらに南八甲田も猿倉岳から駒ヶ峰さらに櫛ヶ峰の大きな山が眼前に望めるようになる。今年は、雪解けが少し遅く南北八甲田とも、白い山並みが続いている。天気は最高。少し風があり休憩には、雨具の上を着る。稜線の南側には、大きな底雪崩の箇所有り。山の春も間もなくだ。横岳の上に二人位の人影あり。沖揚平から入山したのだろう。我々が着いて間もなく、小野隆平四人パーティー到着。ここからは、我々と同じルートのようだ。二言、三言雑談。
南端直下50-60mクレパス有り。シールを外し、逆川岳寄りに滑降した後、兄と二人で泉さんの後を追う。泉さんはクレパスのすぐ横を滑降していた。不安がっていた兄の滑降も何ら支障なし。雪質も朝のうちなのでまだ腐っていなかった。ガチャポッチ近くまで滑降した後、シールをつけ、ガチャポッチの岩場へ寄る。ハツヒゲ、コメツツジ、ハッコウダゴヨウ、シャクナゲなどが生育している。夏場はホトンド来られない所だ。北八甲田全山が良く見える。
分水嶺を櫛ヶ峰へ向う。櫛ヶ峰への尾根の登り1320m付近で休憩。ここから小ピークを右のトド松から巻いて上へ出る。あとはこれを上へ上へ登るだけ、標高差230mの登りはキツイ。すいれん沼方面からの入山者が登っている。我々も後へ続く。岩木山は七合目以上位が見え、その下はスモッグで隠れている。白神連峰は見えない。山頂祠のそば(かすかにトタンが見えるくらい)にツエルトを風避けに張って昼食とする。ほどなく小野パーティー、阿パーティーは8人で到着。スノーモビル3台爆音を響かせて山頂へ。スキーヤー、登山者の注視の的。
十分に休んだ後滑降。雪質は、上部はまあまあ、下は新雪の腐れ雪の吹き溜まりがあり滑りづらい。駒ヶ峯の手前で■129、にせ駒手前で▲181の指導票。にせ駒からシールを外しパラダイスを滑降。傘松峠へ降る尾根の沢の中のトド松に▲275■277補助板を見る。これまで何度か通っていたのに、目にしなかったのだが。パラダイスもスキーの滑りが悪く、気持良くとはゆかなかった。でも無事に、又、時間も15時30分と早目に下山出来て、申し分なし。
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