ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5108517
全員に公開
ハイキング
奥秩父

雁ヶ腹摺山、姥子山

2023年01月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:49
距離
13.4km
登り
1,587m
下り
1,585m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
1:26
合計
7:44
6:40
90
8:10
8:10
7
8:17
8:20
8
9:17
9:17
12
9:29
9:35
11
9:46
9:51
6
9:57
9:59
11
10:10
10:10
43
10:53
11:44
30
12:14
12:15
5
12:20
12:29
40
13:09
13:10
7
13:17
13:17
62
14:19
14:21
3
14:24
ゴール地点
天候 晴。雁ヶ腹摺山頂上で正午−6℃の予報でしたが、そこまで寒く感じませんでした。風もほとんどありませんでした。
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
金山鉱泉駐車場を利用。ここへの林道は狭く、山側に落石と落葉が溜まっていて運転は要注意でした。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんでした。

1,金山鉱泉〜金山峠
駐車場横の沢に降りて頼りない木橋を渡ると急登のツヅラ道が始まりました。急登での倒木跨ぎが頻繁にありました。稜線に出てからも急登は続き、やがて尾根を巻く水平道が続いて金山峠に着きました。

2.金山峠〜百間干場
落葉が吹き溜まったトラバース路をザクザクと歩いて廃道っぽい林道に降りました。

3.百間干場〜奈良子林道分岐
荒れた林道を進むと右側斜面にピンクテープがありましたが作業道と判断し、さらに進むと、右側に伐採地とおぼしき崩壊斜面が拡がり、登れという大月仕様の赤い矢の標識がありました。
幸い凍結していて少しはグリップがありましたが、木の根や岩石などの手掛かり、足掛かりが全くない緩んだ土斜面なので、ぬかるんでいたら悲惨な場所だと思いました( 帰りはここを降りずに直進してピンクテープのあったところへ降りてみましたが、そのルートも登山道とは言い難い微妙な斜面でした )。
崩壊斜面を登り切った稜線にも大月仕様の赤い矢があったので、この崩壊斜面が公認の道ではあるようでした。

そこからは再び、樹林下の急登が続き、やがて開けて、舗装された奈良子林道に出ました。

4.奈良子林道分岐〜姥子山
林道を少し歩いて右に降りて姥子山へ向かいます。道は不鮮明でしたが、どこでも歩ける緩斜面でした。やがて岩塊を登ると、すぐに姥子山西峰に着きました。西峰から少し降りて登ると姥子山東峰に着きました。西峰と東峰の往復は、ちょっとした岩場の通過ですが危険ではありません。日影は雪がありましたが凍ってはおらず、ザレ雪でした。西峰も東峰も富士山が綺麗でしたが東峰のほうが眺望は開けていました。

5.姥子山〜雁ヶ腹摺山
来た道を戻って奈良子林道を横断すると雁ヶ腹摺山の取付きです。ここから雁ヶ腹摺山の頂上まで、ほとんど斜度の変わらない、やや急登と言えるツヅラ道を登りました。標識やテープは少なく、たまに道を外しました。標高1700mくらいから、積雪箇所が増えましたが登りも降りもチェーンスパイクは不要でした。大峠から来る道との分岐に着くとすぐに頂上でした。秀麗富嶽の、さすがは1番と思える素晴らしいパノラマを堪能しながらランチにしました。

その他周辺情報 中央道渋滞もなく里に帰り、まだ明るくて選択肢も限られるので、初めてサイゼリヤで反省会をしました。赤ワインをグビグビ飲みながら炭水化物や蛋白質を豊富に摂れて、これは登山後に最適かも。
駐車場からすぐに登山開始です。正面の警告は禁漁に関するもので登山には関係ありません。
2023年01月21日 06:34撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 6:34
駐車場からすぐに登山開始です。正面の警告は禁漁に関するもので登山には関係ありません。
びょ〜んと弾力性に富んだ木橋で対岸に渡ります。
2023年01月21日 06:37撮影 by  SHV44, SHARP
2
1/21 6:37
びょ〜んと弾力性に富んだ木橋で対岸に渡ります。
いきなり、かなり急なツヅラ道が始まりました。
2023年01月21日 06:43撮影 by  SHV44, SHARP
1
1/21 6:43
いきなり、かなり急なツヅラ道が始まりました。
早くも世界遺産登場。おはようございます。今日も宜しくお願いします。
2023年01月21日 07:05撮影 by  SHV44, SHARP
3
1/21 7:05
早くも世界遺産登場。おはようございます。今日も宜しくお願いします。
隊長が新しいハイカットブーツの締め上げがキツ過ぎたとのことで緩め調整しました。
2023年01月21日 07:09撮影 by  SHV44, SHARP
2
1/21 7:09
隊長が新しいハイカットブーツの締め上げがキツ過ぎたとのことで緩め調整しました。
身体の暖まりも早く、重ね着を1枚脱いだりしました。今日は予報ほど寒くならないのかもね、来るとき八王子も寒くなかったよね、など会話しました。
2023年01月21日 07:10撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 7:10
身体の暖まりも早く、重ね着を1枚脱いだりしました。今日は予報ほど寒くならないのかもね、来るとき八王子も寒くなかったよね、など会話しました。
金山峠通過5分前の稜線から。この時点では雲ひとつない富士山を拝みました。
2023年01月21日 08:05撮影 by  SHV44, SHARP
5
1/21 8:05
金山峠通過5分前の稜線から。この時点では雲ひとつない富士山を拝みました。
金山峠をすぎて百間干場というポイントへ向かっています。
2023年01月21日 08:15撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 8:15
金山峠をすぎて百間干場というポイントへ向かっています。
百間干場。ここは1日中日影のようで寒々していました。何を干すところなのか知りませんが、陰干しの適地であることは間違いありません。
2023年01月21日 08:18撮影 by  SHV44, SHARP
1
1/21 8:18
百間干場。ここは1日中日影のようで寒々していました。何を干すところなのか知りませんが、陰干しの適地であることは間違いありません。
右に崩壊斜面が広がってきました。よくある荒地ですね。さすがにこんなとこ歩くことはありませんよね。
2023年01月21日 08:23撮影 by  SHV44, SHARP
1
1/21 8:23
右に崩壊斜面が広がってきました。よくある荒地ですね。さすがにこんなとこ歩くことはありませんよね。
大月仕様の赤い矢が出現。え?こんな崩壊斜面を登るんですか?
2023年01月21日 08:30撮影 by  insta360 go 2, Arashi Vision
1
1/21 8:30
大月仕様の赤い矢が出現。え?こんな崩壊斜面を登るんですか?
凍結していたので歩けましたが、ぬかるんでいたら悲惨ですね、ここは。台風でも直撃したらここの地形は変わりそうです。
2023年01月21日 08:34撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 8:34
凍結していたので歩けましたが、ぬかるんでいたら悲惨ですね、ここは。台風でも直撃したらここの地形は変わりそうです。
急登と言って差し支えない道が続きます。
2023年01月21日 08:45撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 8:45
急登と言って差し支えない道が続きます。
奈良子林道に出ました。立派な舗装道路ですが、倒木とか落石が、ごろごろ転がっていました。
2023年01月21日 09:18撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 9:18
奈良子林道に出ました。立派な舗装道路ですが、倒木とか落石が、ごろごろ転がっていました。
道がはっきりしませんが、姥子山に向かって緩斜面を歩きました。
2023年01月21日 09:25撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 9:25
道がはっきりしませんが、姥子山に向かって緩斜面を歩きました。
姥子山西峰に到着。
2023年01月21日 09:30撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 9:30
姥子山西峰に到着。
ここは富士山方向だけが開けています。
2023年01月21日 09:31撮影 by  SHV44, SHARP
7
1/21 9:31
ここは富士山方向だけが開けています。
ちょっとした岩場を通過して姥子山東峰に到着しました。
2023年01月21日 09:45撮影 by  SH-01K, SHARP
2
1/21 9:45
ちょっとした岩場を通過して姥子山東峰に到着しました。
ここだけが目的でも問題ないほど、素晴らしいパノラマです。山頂はあまり広くありません。
2023年01月21日 09:45撮影 by  insta360 go 2, Arashi Vision
5
1/21 9:45
ここだけが目的でも問題ないほど、素晴らしいパノラマです。山頂はあまり広くありません。
2023年01月21日 09:47撮影 by  SH-01K, SHARP
3
1/21 9:47
2023年01月21日 09:47撮影 by  SHV44, SHARP
4
1/21 9:47
姥子山を発って奈良子林道を渡って、雁ヶ腹摺山を登り始めました。
2023年01月21日 10:08撮影 by  SHV44, SHARP
1
1/21 10:08
姥子山を発って奈良子林道を渡って、雁ヶ腹摺山を登り始めました。
2023年01月21日 10:22撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 10:22
雁ヶ腹摺山頂上です。ここも息を飲む素晴らしいパノラマでした。
2023年01月21日 10:56撮影 by  SHV44, SHARP
5
1/21 10:56
雁ヶ腹摺山頂上です。ここも息を飲む素晴らしいパノラマでした。
持参した五百円紙幣コピー(コンプライアンス配慮のため原寸でなく拡大)との比較考証。極めて忠実に再現していることを確認しました。
2023年01月21日 10:57撮影 by  P780, TINNO
6
1/21 10:57
持参した五百円紙幣コピー(コンプライアンス配慮のため原寸でなく拡大)との比較考証。極めて忠実に再現していることを確認しました。
姥子山時点より雲が出てきましたが、これはこれで素敵ですね。
2023年01月21日 11:25撮影 by  SHV44, SHARP
4
1/21 11:25
姥子山時点より雲が出てきましたが、これはこれで素敵ですね。
身体を止めて食事したら冷えてきたのですが、せっかくなので、もう少しここに居たい。
2023年01月21日 11:32撮影 by  SHV44, SHARP
4
1/21 11:32
身体を止めて食事したら冷えてきたのですが、せっかくなので、もう少しここに居たい。
2023年01月21日 11:35撮影 by  SHV44, SHARP
3
1/21 11:35
2023年01月21日 11:36撮影 by  SHV44, SHARP
2
1/21 11:36
もう少し居たいので、大峠方面へ散歩してみました。
2023年01月21日 11:38撮影 by  SHV44, SHARP
3
1/21 11:38
もう少し居たいので、大峠方面へ散歩してみました。
ここは良い雪が残っていますね。
2023年01月21日 11:40撮影 by  SHV44, SHARP
2
1/21 11:40
ここは良い雪が残っていますね。
さて、下山に向けて金山峠方面へ行軍開始です。
2023年01月21日 11:43撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 11:43
さて、下山に向けて金山峠方面へ行軍開始です。
2023年01月21日 11:49撮影 by  insta360 go 2, Arashi Vision
1/21 11:49
途中から、姥子山から来た道とは違う金山峠方面直進方向へ降ります。来た道より笹が豊かでした。
2023年01月21日 12:18撮影 by  insta360 go 2, Arashi Vision
1
1/21 12:18
途中から、姥子山から来た道とは違う金山峠方面直進方向へ降ります。来た道より笹が豊かでした。
富士山がずいぶん霞んできました。背景の青さも薄まってコントラストが弱くなってきました。。
2023年01月21日 12:22撮影 by  SHV44, SHARP
2
1/21 12:22
富士山がずいぶん霞んできました。背景の青さも薄まってコントラストが弱くなってきました。。
例の崩壊斜面を見下ろしながら直進します。実際、ヤマレコのオレンジ色の踏跡は、こちらにもついています。
2023年01月21日 12:56撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 12:56
例の崩壊斜面を見下ろしながら直進します。実際、ヤマレコのオレンジ色の踏跡は、こちらにもついています。
とは言え、ここも微妙な斜面でした。往路で見たピンクテープに急降下しました。
2023年01月21日 12:57撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 12:57
とは言え、ここも微妙な斜面でした。往路で見たピンクテープに急降下しました。
景色がどんどん変化して行きます。今日も良い富士山を拝みました。
2023年01月21日 13:23撮影 by  SHV44, SHARP
1
1/21 13:23
景色がどんどん変化して行きます。今日も良い富士山を拝みました。
2023年01月21日 13:25撮影 by  insta360 go 2, Arashi Vision
2
1/21 13:25
細い道に落葉が豊富でペースが上がりません。なお、モデルが一見オカッパ頭なのは耳パッドです。寒さは体力だけでなく気力も奪うので冬装備を充実しています。
2023年01月21日 13:52撮影 by  SHV44, SHARP
1
1/21 13:52
細い道に落葉が豊富でペースが上がりません。なお、モデルが一見オカッパ頭なのは耳パッドです。寒さは体力だけでなく気力も奪うので冬装備を充実しています。
最後のツヅラ道に来ました。間もなく登山終了です。
2023年01月21日 14:19撮影 by  SHV44, SHARP
1/21 14:19
最後のツヅラ道に来ました。間もなく登山終了です。
駐車場に着いて登山終了。なかなか歩き甲斐ありました。おつかれさまでした。
2023年01月21日 14:24撮影 by  SHV44, SHARP
3
1/21 14:24
駐車場に着いて登山終了。なかなか歩き甲斐ありました。おつかれさまでした。

感想

いいスタートが切れました。
今年も、目一杯、山をたのしみたいと思います。

このパーティーでの2023年登り始めは、隊長のhayaxの車で、大月秀麗富嶽十二景の首席1番座である雁ヶ腹摺山と姥子山を訪れました。

せっかくの車ですが、この季節、大峠へは入れないので標高690mの金山鉱泉からのピストンです。今回の登山は、私にはかなり歩き甲斐があって、雁ヶ腹摺山への斜面では「キツい、脚が重い」を連発しましたが、足を止めずに登り切る忍耐を楽しみました。

牛奥、笹子、今日のプレーン味と雁ヶ腹摺山シリーズは3つ歩きましたが、今日が一番、天気に恵まれました。笹子は霧の観賞だったな。

写真が示すように、この日も終始、素晴らしい富士山の眺望を楽しみました。また雁ヶ腹摺山から見るリアルなパノラマと五百円紙幣の絵柄の対比を確認して、その正確さに感心しました。良い登り始めになりました。

500円札の絵柄で富士山が見れる場所とのことで楽しみにして行きましたが,笑ってしまうほど絵柄そのものの眺望を見ることができました。山行開始直後の朝日に染まる富士山も素晴らしく,歩きながらチラチラ見える富士山を気にしながら、姥子山からの絶景と雁ヶ腹摺山の500円札の絵柄に至り、今日も富士山三昧。
気温と風が予報よりもよい方向に変わり、寒くもなく風もない穏やかな山行を楽しめ、今日も大満足の一日でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:456人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら