山梨百名山、小楢山 林道の悪夢、2008年
- GPS
- 02:32
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 567m
- 下り
- 555m
コースタイム
天候 | 曇り、はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2008年1月10日
小楢山
古那羅山と国師夢窓は呼んだと言う山だ。山梨市の北部にあり、自宅からだと甲武信岳や西沢渓谷方面に向かう国道140号線が山間部に入る手前で左に向かう。そこにオーチャードヴィレッジと言う宿泊、食事のできる施設があるが、その上から登山道となる。今は休業中と看板が出ていた。
仕事も沢山あるのだが、週末にかけて天気が芳しくない。仕事、山、仕事、山。。。。両方取る為には、簡単に午前中に行ける山にすれば、午後から仕事ができる。自宅で仕事をしている人間の特権でもある。そこで小楢山。登山口まで自宅から1時間として、7:00に登山口を出発できれば、午前中に終わるはず。ガイドブックの時間は余裕を見ているからな。。。などと考えた。
前日20:00より支度を始める。何しろ、面倒がきらいだから、省けるものは極力省いて、短時間で、支度終了。とはいえ、あれやこれや、チェック、確認でなかなか落ち着かなかった。コースも確認したやっと就寝。その間、仕事もちょこちょこした。
5:00起床。既にこれが遅かった。
5:40自宅発。コンビニエンスストアで食料購入。オーチャードヴィレッジを目指す。140号線から左に折れようとする前にトイレに行きたくなり、140号線少し先の道の駅まきおかへ。トイレを済ませ、道を戻り、今度は右折になる。しばらく走っても看板などない。看板を目印に行けばよいなどとガイドブックに書いてあったのに。道間違えに気付いて、引き返し、なんとか目的地への道を走ると今度は工事の迂回。これや、あれやで、結局目的地のオーチャードヴィレッジに着いたのが7:40ごろになってしまった。予定が狂った。自宅から、コンビニ、トイレに寄ったとしても予定外に時間がかかった。そうするとあせる。
本来そのオーチャードヴィレッジから登る予定を、さらにその林道を先に進んでから登り始めようと考えた。これが大きな間違いであった。いや、登山的には、楽になるが、この林道、とんでもなり悪路であった。記憶が薄れているが、八ヶ岳の美濃戸までの林道よりひどいと思われた。一応簡易舗装の部分もあるにはあるが、それが途切れるとすごい悪路。トンでもないことになった。結局、登山後にディーラーに急行し、下回りを点検してもらったほどだ。少し傷には、なっているが、大きな問題はないとのことだった。とはいえ、いま、こうして登山記録を仕事の合間を縫って記しているときでも、その悪路のことを考えると嫌になって来る。
閑話休題。
結局、父恋し道と母恋し道との分岐点から足を使って登ることになった。
8:15父恋し道と母恋し道との分岐点発。父恋し道の少し険しいところを行く。心なしか、体が熱い。まだ、あの悪路の悪夢が蘇ってくる。普通に予定通りに登山すればよかったと。
しかし、なんとも良い名前の道ではないか。この山に惹かれたのもそんな名前の道があったからだ。それなのに。なんという悪路の林道。
アタック山梨百名山のガイドブックでは、大沢山まで2時間だ。実際には、伏流水となっている白雲の滝や屏風岩も順調に通過し、9:13には、大沢山山頂。1時間できた。
大沢山までは、一部日陰に雪があったものの、概して、穏やかな登山道であった。
大沢山からは、白峰三山、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、八ヶ岳、ぐっと近い金峰山、もちろん富士山、それにもっと近い乾徳山や黒金山が見渡せる。
9:20大沢山発。
ここから、少し下る。他の方の記録を見るとこの下りに雪がついて、凍結し、ひやひやした思いもしたと言う記述もあり、確かに少しひやひやしたが、それほどでもない。長くも続かず、慎重であれば問題ないであろう。遠くに目もやると目的の小楢山も見える。
この辺り、奇岩や大きな岩が目立つ。ひとつの露出岩を登り、慎重に雪の残ったところを下ると倒木が。それをそれて左に折れたら、そこには、楽そうな登山道。どこかで、少し道をそれていたらしいが、歩いてきた露出岩にも登山道がついていた。まあーいいか。そういえば、途中で幕岩という大きな岩があった。
程なくすると平坦な歩き易いところに出て、小楢峠となった。そこから、ひと登りで小楢山山頂だ。富士山側は開けているが、光具合がうまくない。大沢山に比べると少し木に邪魔されて展望が少し落ちる。でも広い山頂だ。分けのわからぬ、小屋のようなものが建てられているが?また、山梨百名山の標柱の他、山梨市の標柱、その他もあり、少しにぎやかだった。ここは古那羅山と国師夢窓が名づけた山だ。修行していたらしい。
父恋し道も終わってみれば、極、普通の登山道であった。
9:50小楢山山頂着。
10:10小楢山山頂発。
帰りは、小楢峠を母恋し道を下る。危なげのない登山道。少し浮石に注意か。
10:48父恋し道と母恋し道との分岐点到着。登山終了。
これから又悪路を車で下る。本当にすごい悪路。悪夢だ。
一応からだを拭って、着替え。
一刻でも早く舗装路に戻りたい。
登山の準備は良かったが、実行の段になって、早く切り上げ、仕事もしようなどと欲張るからいけないのだ。
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