すぎゆく夏の川遊び 逢山峡


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 191m
- 下り
- 50m
コースタイム
天候 | 曇り 午後から小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この夏の大雨、台風の影響では沢は大きくは荒れていなかった。 沢に並行する林道が小規模な土砂崩れや、法面の岩が浮いている処があるので注意 |
写真
感想
集合地が当初の神鉄唐櫃台駅から神鉄有馬口駅に変更され、ここから蓬山峡入口の東山橋まで30分ほど掛けて歩いた。東山橋を渡った所の空き地でストレッチを済ますと沢装備の装着。
久しぶりの沢のため装備の装着に思いがけず時間が掛かった。全員装着が完了すると、いよいよ東山橋下から入渓した。
当日は曇り空で雨も心配されたが、(沢歩きになぜか雨の心配、どうせ濡れるのは同じ?)沢歩き中は雨も降らず助かった。
沢は前日までに降った雨で増水しており、おまけに流れも速くなかなか思うように前に進むことができなかった。それでも全員なんとか足を取られないように慎重に歩を進めながら溯って行った。
カンカン照りでの沢歩きは水中飛び込みや泳ぎなどはとても楽しいものだが、今日は生憎天気も悪く、水も冷たかったので、水中に飛び込む勇気は出なかった。それでも深みにはまったときなどはいやでも胸近くまで浸かり今日の水の冷たさを感じた。
二股地点に着いたので、右の沢を溯ってみた。しばらくすると鍋谷ノ滝に出た。落差約15mもある滝を上るのは断念し、そのまま引き返した。一旦歩道に出てから再度本流の沢に降りた。
目の前に現れたのはゴルジュだ。2,3年前に来たときは滝壷のような深い釜を泳いで対崖に渡り、岩場にヘバリ付きながらよじ登ったことを思い出した。
今回は水嵩も増え、対崖に泳ぎつくのも大変そうだったので、安全第一を厳守し登るのを止め、ここで昼食を摂ることにした。昼食を済ませると再び歩道に戻り、しばらく歩いてから沢に降りた。
沢をしばらく溯ると猪ノ鼻滝に出た。落差約8mの緩やかな傾斜の滝だ。簡単に登れるかと思ったが、滝の取り付きの前に深い釜が行く手を阻んでいた。そこでSLが今日初めてセットしたロープを使って登ることにした。一人ひとり慎重にロープにつかまりながら深い釜を渡り、全員無事に滝を登ることができた。
歩道に出るとそのまま出発点の東山橋に歩いて戻った。今回の沢は天気も悪く水も冷たく、流れも急でコンディションはあまりよくなかったが、それでも経験者、初体験者共皆それぞれ過ぎ行く夏を惜しみながらのひと時を楽しむことができた。来年はどんな楽しい沢歩きになるか期待しながら帰路に就いた。(YA)
台風の大雨の被害がどのくらいあるのか心配しながら入渓しました。
大水で洗われ木々の葉がもがれていて特に痛々しく思われたところは、
川が蛇行する処、猪ノ鼻ヶ滝の落ち口あたりでした。
土石が流されてきてゴロゴロと岩が溜まっているところもありましたが、
沢全体的には大きな被害が無い様に思えました。
今年は沢の水量も例年よりは多くて、油断していると足を取られそうになりましたが、
8月終わりの六甲の沢にしては濁りや滑りも無く、堆積した落ち葉が無くて
水が澄んでいたので、とても楽しく歩く事ができました。
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