諭鶴羽山

2023年01月28日(土) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 7.0km
• 登り: 618m
• 下り: 623m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:36
• 休憩: 1:28
• 合計: 4:04

距離 7.0km 登り 625m 下り 624m

9:26 輸鶴羽山登山口
10:42 10:44 諭鶴羽神社
11:06 11:56 諭鶴羽山
12:17 12:37 諭鶴羽神社
13:14 13:30 輸鶴羽山登山口
13:30 諭鶴羽山登山口

天候

曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカーを黒岩に駐車。

写真

黒岩バス停横の登山口から諭鶴羽古道の表参道を登ります。古道の歴史を感じさせる古い鳥居と石灯籠があります。

日当たりの良い道路脇に黄色い花が・・早いですが、菜の花でしょうか？

みかん畑の斜面を登っていきます。急な舗装道はいつしか山道に変わります。

十三丁の丁石。短い間隔で丁石があらわれます。古そうなものですが、きちんと残されているようです。

参道だけあり、石積みの壁が残されていますが、崩れてガレ道になっているところもあります。

坊さま角（ぼっさまかど）。かつてのお坊さんの休憩ポイントのようです。途中、菊か店（きかみせ）跡という茶店跡ポイントもあります。

山道は完全に自然林です。巨樹もときどき現れます。

何という木でしょうか。独特の樹皮の模様です。

五丁の丁石のお地蔵様。うっすら雪が出てきました。

八丁に到着。

薬師跡。諭鶴羽山は堂宇の立ちならぶ修験道の盛んな山だったそうです。静かに往時をしのびます。

奥之院を経由して、諭鶴羽神社に到着。雪景色で見ることになるとは思いもよりませんでした。

お堂はそれほど大きくありません。由緒の古い格式の高いお社のようです。

境内にアカガシの巨樹の森があります。ナラ枯れが進んでいるとのことで心配です。

神社裏の電波塔を過ぎ、諭鶴羽山山頂に到着。積雪5cmほどでしょうか。これほどの雪は諭鶴羽山ではまれだそうで、貴重な経験でした。

雪と視界不良で、大鳴門橋以外は遠景は、残念ながら楽しめませんでした。風も出てきてかなり寒かったですが、昼食休憩としました。

大鳴門橋。

下山。山ぼうしの広場に寄りました。誰もいません。広場は一面、雪です。

沼島、天の浮橋遥拝所。正面眼下に沼島が浮かんでいます。

輝く沼島。こういう眺めを見ていると、オノコロ島の伝説の生まれる理由がわかるような気がします。

遥拝所の前にゆずりは山荘という無料休憩所があります。

諭鶴羽神社境内には神樹ゆずりは木があります。境内には親子杉、建武時代の丁石、奥宮などいろいろ見るものがあります。でも、遥拝所からの眺めが一番です。

往路をたどって、黒岩に下山してきました。青空も出てきました。黒岩前の突堤からの眺めは最高です。

突堤から振り返ると、諭鶴羽山が見えます。

中央、鉄塔のあたりが諭鶴羽山です。

時間の余裕があったので、淡路島モンキーセンターを見学。エサの時間を待ちかねているご様子のサルたち。それほど寒くなかったので、期待したサル団子は見られませんでした。

おくつろぎのところ、お邪魔しました。

感想

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山頂で地元の方とお話し。諭鶴羽山でこれほど雪が積もることはめったにないそうで、貴重な雪の諭鶴羽山を体験できました。山頂は寒かったです。かすんでいたので、山頂の眺めはありませんでしたが、下山後の黒岩からは和歌山市や紀伊山地の方面もきれいに見えました。諭鶴羽神社の天の浮橋遥拝所からの沼島の眺めも良いです。古跡が多く、古道の雰囲気をたっぷり味わえました。
おまけの淡路島モンキーセンターもおすすめです。