待って待って待っているのよ 天目山


- GPS
- 07:21
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
天候 | 晴れ雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 東日原BS〜奥多摩駅 |
写真
感想
久し振りに、東日原バス停に降り立った。奥多摩駅では立ち席まで詰め込まれたバスは川乗橋で7割ほどが下車した。人気の川苔山でも上るのだろう。東日原では満員のバスから降りた登山者は雲取山かな。天目山(三ツドッケ)方面は私だけだった。登山口を教えてもらい民家の狭い道を登る。最初の小1時間はやや急斜面を行く。道筋はしっかりしている。樹林帯に入り尾根に向かう。尾根筋にでると緩やかな稜線歩きとなる。登りは4時間と頭で計算しながら、登っていく。途中、アベックさんが後ろから追いついてきた。今日お会いしたのはこのお二方だけだった。1000m、1100m辺りから積雪で登山道が埋もれている。登りでは危険ではない。下りはアイゼンを装着した方が良いだろうと考えながら、少しずつ標高を上げていく。いつもは2時間で小休憩を入れるのだが、ここはなだらかな稜線もあり、休憩なしで登った。漸く、避難小屋に着いた。追い抜かれたお二方はこれより先の酉谷山へ行くとのこと、でも小屋が既に一杯らしい。二人を追うように三ツドッケ山頂に向かう。長距離の疲労感もあったり、積雪もあり、ゆっくりと登って下った。中々、山頂に着かず気持ちが急いてくる。3つくらいのピークハントをして山頂に立った。視界は良好なのだが、富士山を眺めることはできなかった。天目山は周囲を樹々で覆われ展望のない山だった。そこに現れたのが「伐採おじさん」見事に周囲の樹々を伐採し一躍360度の展望地になった。伐採おじさんは、その後林野庁からお叱りと罰金刑を食らってしまう。それでも、天目山に来た登山者に「どうだいい眺めだろう」と吹聴していた。冷めてしまったオリジン弁当を食らい山頂を後にした。小屋に戻るとアベックさんがおり、どうやら酉谷山を諦めたとのこと。私はアイゼンを装着し下った。間もなくバス停というところで、バスをバック誘導する笛が聞こえてくる。急がねばというもののまだバス停には距離があり、結局バスには間に合わなかった。次のバスを1時間以上待った。北風がやや強くなり冷え込みが厳しい。バス停周辺が闇み包まれる頃、バスが到着してくれた。さぶい、さぶい。5年以上も、ここ東日原にはご無沙汰していた。懐かしく当時を振り返った山行だった。
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こんにちは
私も久しぶりの長沢背稜でした。蕎麦粒山に行こうと計画を立てたのですが,川乗橋からタイムが」読めず、こちら天目山に決めました。登る人が少なく、静かな山登りでした。酉谷山は私の体力では日帰りは無理と諦めています。もう少し陽が延びるとバリエーションが増えて楽しめそうです。ヤマレコ、楽しみにしております。
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