池の平貸し切り
- GPS
- 05:31
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 755m
- 下り
- 729m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 粉雪ちらつく 無風・微風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はスキーをするには十分。池の平の斜面は粉雪。 |
写真
感想
スキー場の駐車場には7時前に到着。さすがに時間が早くてガラガラ。外気温はマイナス13℃ほどとかなり寒い。標高が1800メートル近いので当然と言えば当然だが。支度は下界でほぼ済ませてきたので、ブーツを履きスキーを付け7:12行動開始。リフトが動くのを待つと出発が遅れるので歩いて行く。積雪は思った以上に多いし、しかも最近降雪があった模様。パウダーがしっかり積もっており、滑りに期待が持てそうだった。斜面をシールで上がりつつ体を温める。マイナス10℃以下なので立ち止まるとかなり寒い。なるべく止まらずに進む。林道に至ったあたりで小休止。Zさんは最近購入したブーツを今日の山行で初めて使用していた。ブーツの調子は要さそうだが、スノーシュー歩きが久々なので色々大変そう。林道に至ってもやはり積雪は思った以上だし、それ以上に新雪が多いのが意外だった。トレースはほぼなく、昨夜から今朝にかけて降ったと思われる積雪が20cmほどあった。やはり滑りに期待が持てそう。はやる気持ちを抑えつつ進む。出発時からどんより曇っていて時折青空も見えていたが、林道に至り太陽も見えるようになってきた。とはいえ小雪は間断なく降り続いているし、気温は低いままなので天候としてはあまり良くない。寒いのであまり止まらずに進むのは変わらず。
夏期は広い駐車場になる場所は雪原になっていた。時間が早いせいもあると思うが誰もいないしトレースも全くない。あずまやで小休止下後最後の登りにかかる。登りといっても夏期はハイキングコースなので大したアップダウンはない。とはいえトレースがないのでなるべく吹き溜っていないように見えるところを歩く。9:06に無事雲上の丘に到着。少し遅れてZさんも到着するがそのままスルー。自分はこのあたりから滑りたいので準備を始める。シールを剥がして、、、としているうちにZさんが戻ってくる。さすがにおかしいと思って気付き戻ってきたらしい。事前によく打ち合わせしなかったのが原因か。滑る準備が終わったらまず1回目の滑走開始。例によって標高差も距離も短いが、今日は良い雪が待っていた。日当たりの良い斜面だが、雪は死んでおらずパウダー。気になる藪もほとんどなく快適に滑ることができた。やはり降雪直後は良い雪に当たる。湿原まで行ってしまうと戻りの登り返しが大変なので、あまり先まで行かずに適当なところで止まる。スキーを外してシールを貼り、登り返しの準備をする。せっかくのパウダー斜面なので、あまりあちこち歩かないように登り返す。
稜線まで戻るとZさんはダウンを着て待っていた。この先湿原まで下らずにここで待つという。氷点下10℃程度だと思うので、風を避けても寒いとは思うが、無理に動かす訳にも行かないので、自分は再度滑る準備をする。支度が終わったら先程とは別の斜面を下る。少し日照が出てきたためか、一回目よりはパウダーが湿気たようにも思えたが、それでも十分快適に滑ることができた。やはり適当なところで止まって登り返す。元の場所に戻るとZさんも今度は下ると言う。ずっと待ってるのも寒いはずなのでそれがよいと思う。滑る準備をする間、Zさんはトレース沿いに下り始めるも、すぐに戻ってきてしまった。何かと思えば、スノーシューのストラップが千切れたらしい。購入後何年もすると劣化して使用中に千切れて使い物にならなくなるのは自分も以前経験がある。幸い左右全部が切れた訳ではないので、駐車場までの戻りであればなんとかなりそうだが、あまり無理もできない。ということでZさんはここで待機することに。ダウンを着ていても寒いと思うが、せっかくのパウダーなので我慢してもらう。
更に2回場所を変えて滑り、さすがに登り返しもしんどくなってきたのと、何より2時間近く待ってるZさんもつらいと思うので、そろそろ戻ることにした。『ゲレンデ』に着いてから2時間ほどいたが、我々以外の訪問者は結局誰もいなかった。貸し切り。パウダー斜面貸し切りとはなかなかありがたかった。帰りはZさんのスノーシューに気を付けつつ歩く。下り始めた頃になってようやく後続が見えるようになってきた。それでも大人数ではなく少人数なので、いずれにしても賑やかになりそうではなかった。今日は天気予報も今ひとつだったし、それで訪問を控えた人もいたのかもしれない。天気は曇りベースだったものの時折晴れ間もあったし、小雪がずっとちらついていたこともあって、帰りに見た行きのトレースが、場所によっては半ば消えかけているところもあった。帰りの歩きは斜度の緩い林道とは言え、スキーなら滑るところもあるので楽。一方Zさんは歩きだし、今日は特にスノーシューの調子を見ながらなのでペースが上がらない。ペースよりも安全に下るのが第一。林道も終わりスキー場に戻ると、Zさんは樹林の中の登山道を下っていく。トレースはないが一度下った経験のあるところなので、スノーシューさえもってくれれば大丈夫だろう。自分はゲレンデを一本滑って今日の行動を終了。ゲレンデも粉雪で滑っても快適だったが、今日に限ってはバックカントリーの粉雪のほうが快適だった。
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