すでに秋模様の飯豊山

2014年09月20日(土) 〜 2014年09月21日(日)

• GPS: 31:21
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,238m
• 下り: 2,245m

天候

曇り時々晴れ（山の上はガス、下界は晴れ）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

弥平四郎駐車場利用
仮設トイレあり
登山届は弥平四郎集落のポストに提出

コース状況／危険箇所等

弥平四郎からの2ルートについて
<新ルート(尾根道)>
危険箇所は無し、尾根をストレートに登るので、急登あり。基本土の道で部分的に粘土質で滑りやすいところあり。雨天など濡れているとき注意。
<新長坂ルート>
松平峠から稜線まで岩の急な尾根。やせている部分もあり険しいイメージ。松平峠と祓川山荘の間のトラバース道もルンゼを越える部分など岩場で険しいところ多い。新ルートの方が安全度は高く、悪天候時はオススメできない。

三国岳〜切合小屋
アップダウンが多く、縦走路中では険しい区間。行きも帰りも同じくらい時間がかかる。

切合小屋〜本山小屋
草履塚と御前坂がまとまった登りで体力勝負。御秘所は岩場だが、短く難しくは無い。

本山小屋〜飯豊山〜駒形山
緩やかな山上の遊歩道のよう。雰囲気も良く、ぜひゆっくり歩きたい。

水場
・一ノ王子の水場
テン場のすぐそばだが、避難小屋利用者もこの水場を使う。水量は多くないが、3箇所で取水でき、水場としては十分利用できる。予備のため切合から2l担いだが、ここですべて満たしてもOK。
・切合
小屋前に水が引かれていて、一番利用しやすい。水量もある。
・新長坂ルート途中の水場
松平峠から標高差で100mほど下ったあたり。沢水だが十分使える。水量は多くない。

テント場
・一ノ王子
本山小屋から100mほど下った広場。かなり広く、平らな場所も多い。山頂直下の稜線上で自然環境は厳しい。特に強風に注意。ロケーションはなかなか素晴らしい。
・切合
小屋裏にサイトあり。完全に平らな場所は限られている。何しろ小屋のすぐそばなので、水場もトイレも近い。ロケーションもなかなか良い。

写真

9/20 6:45

新ルートの登り
ぶなの樹林の中、小尾根を縦走路目指して登ります。

9/20 8:11

縦走路に出てもしばらくは樹林の中の道です。巻岩山目指します。

9/20 9:31

巻岩山山頂付近
ガスが出てきました。この辺から潅木帯の尾根道です。

9/20 9:34

リンドウが点在します。晴れていないので花は開きません。

9/20 9:34

コゴメグサ
花の密度が高い気がします。

9/20 9:44

ウメバチソウがあちらこちらに咲いていました。しかも花が大きいです。

9/20 9:56

既にいい感じに色づいているところも。

9/20 10:10

三国小屋に到着

9/20 10:25

小屋の裏からはこれから進む縦走路が見えます。アップダウン多いです。

9/20 10:31

センジュガンピ

9/20 11:08

こんな岩場も出てきます。

9/20 11:20

種蒔山あたりまで来ました。色付いてます。

9/20 11:30

マツムシソウがまだ咲いていました。

9/20 11:30

雪渓とヤマハハコ

9/20 11:35

切合小屋

9/20 11:47

小屋前の水場

9/20 12:03

真っ赤に紅葉してます。

9/20 12:12

草履塚の雪渓跡はお花畑に
ウサギギク

9/20 12:12

ヨツバシオガマ

9/20 12:13

モミジバカラマツソウ

9/20 12:44

ちょっと晴れ間が差しました。中央は御秘所の岩場。

9/20 12:46

姥権現

9/20 12:52

ここから御秘所

9/20 12:54

御秘所通過中

9/20 12:57

御秘所付近の紅葉
バックは草履塚のピーク

9/20 13:33

本山からののびやかな稜線

9/20 13:43

一ノ王子のテン場

9/20 13:58

一ノ王子の水場

9/20 14:38

テン場からの風景
雄大です。この時期であれだけの雪田が残っているとは、豪雪地帯なんですね。

9/20 14:39

テント設営完了

9/20 14:58

本山小屋

9/20 14:58

小屋のすぐ隣に神社
中に入ってお参りできます。

9/20 15:04

最高の稜線道

9/20 15:05

本山への道です。

9/20 15:14

紅葉とダイクラ尾根

9/20 15:16

本山小屋を振り返ります。

9/20 15:18

本山山頂

9/20 15:32

北股岳方面

9/20 15:32

御西小屋へ続く縦走路

9/20 15:32

3つ並んだ飯豊山

9/20 15:48

ダイクラ尾根

9/20 17:53

気がついたら日が沈みそう

9/20 17:54

駒形山に沈む夕日

9/20 17:55

夕日と大日岳

9/20 17:55

こちらは飯豊本山

9/20 17:55

飯豊の残照

9/21 5:32

そして朝日は本山小屋のトイレ待ちの最中

9/21 5:34

久々の日の出の光景です

9/21 5:38

朝日連峰と雲海

9/21 5:42

朝焼けのテントと大日岳

9/21 8:00

日の出のときあんなに天気だったのに出発時はすでにこんな様子に。

9/21 8:19

本山をバックに草履塚を登ります。

9/21 8:31

貴重な青空と本山

9/21 8:36

ミヤマアキノキリンソウ

9/21 8:52

切合付近からナナカマドの紅葉と草履塚
既に本山はガスの中。

9/21 9:05

切合のテントサイト
雲に隠れているのは大日岳

9/21 10:11

切合〜三国岳間の縦走路

9/21 11:05

すっかり秋めいています。

9/21 12:12

新長坂ルートのやせ尾根

9/21 12:36

ぶなの林間を下っていきます。

9/21 13:06

キツリフネに

9/21 13:07

ツリフネソウ

撮影機器：

FinePix XP60 富士フイルム

感想

yy0419

飛び石4連休前半の土日は日本海側の天気が良さそうということで、飯豊山に行ってきました。連れは長丁場のルートに不安を抱いていましたが、歩きはじめこそ苦しんだものの、調子が出てきてからは飯豊を満喫できたようで、かなり気に入ったようです。下界と比べて山の天気はさほど良くはなかったのですが、この時期に期待していなかったお花畑と紅葉が楽しめたのはなんだかお得な感じでした。夕日と朝日が見れたのも久々です。テン場のロケーションが山頂直下だけに、既に夜はかなりの冷え込みで、これからのテント泊はそれなりの防寒対策が必要です。初夏にまた再来したい山です。