米山

2023年02月06日(月) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 5.7km
• 登り: 863m
• 下り: 860m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:47

8:47 大平駐車場
9:00 9:07 大平登山口
9:44 9:45 二の字
9:53 9:55 711m峰
10:40 10:40 米山林道分岐点
10:54 11:20 米山
11:30 11:31 米山林道分岐点
11:57 11:58 711m峰
12:03 12:03 二の字
12:24 12:24 大平登山口
12:36 12:36 大平駐車場
12:36 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大平駐車場。12台ほど停められる。

コース状況／危険箇所等

途中痩せ尾根がある。
さほど危険はないが踏み抜きや枝への衣類の引っかかりによる体勢を崩しての転倒に注意。

写真

2/6 9:00

登山口

2/6 9:44

山頂が見える

2/6 9:53

振り返れば妙高

2/6 9:56

痩せ尾根

2/6 10:09

遭難者捜索中

2/6 10:28

今日イチの急登。いつも通りのトレース外し。アイゼンやから登るのに時間かかる。

2/6 10:39

もう少し

2/6 10:52

到着ー

2/6 10:53

歩いてきた尾根

2/6 10:59

登頂。

2/6 10:59

くまぶしくん記念撮影。

2/6 11:02

長岡方面の眺望

2/6 11:04

雪庇もあるでよ。赤い服の方は消防の人。

2/6 11:36

バームクーヘン

2/6 11:37

バームクーヘン

2/6 13:03

下山。駐車場から見えるのね。

2/6 13:05

駐車場。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

crazytakkun

北陸道から見える一際目を引く米山。
登ってみたいなぁと思っていてやっと実現した。

登山口に着くと消防が居た。
そういえば新潟に住むSNSの友達が、
米山で遭難者が出てるとニュースになっているよ、と言っていたな。
準備をしていると男性が話しかけてきた。
どうやら遭難された女性の旦那さんのようだ。
まだ見つかっておられないようで、もし何か手がかりのような物を見つけたら教えて欲しいとお願いされた。
私も登山をする身。何かあった時の親族の方の心を考えるとこちらも心が痛くなる。
微力ながらお手伝いさせて頂きます。

登山道はバッチリトレースがあり、今回はトレースに甘えよう。
途中の急登はマイトレースを作りながら登った。
登ってる間、ヘリが捜索をしていた。
下山中に遭難したようで、恐らく痩せ尾根あたりで踏み抜きか何かで体勢を崩して滑落したのではないかと思っている。

今日は風が時折強く吹いて肌寒かった。
山頂の避難小屋にも消防の方が待機していたが、私が降りる少し前に下山して行った。
恐らくこの段階で見つかったのではないかと思う。
下山後、お片付けをしていると消防の無線のやりとりが聞こえてきて、これから引き上げを行うと言っていた。
どうやら沢か川の辺りに居たようだ。
安否の方は分からなかったが見つかってよかった。家族の元へ帰れないのが何より辛いものになってしまうから。

今回たまたまこのような状況に出くわし、色々と思うことがある登山となった。
登り始める前に男性から話しかけられた時の表情が忘れられない。
気丈に振る舞うその瞳の奥に見え隠れする心配と不安…。さぞ辛い時間だったことでしょう。

下山後に男性と会うことは無かったが、女性が見つかって本当に良かった。
改めて遭難しないように準備と状況判断をしっかりしなければと思った。
見つかった要因の一つにヤマレコ、という言葉が消防の方の会話から聞こえた。
おそらくGPSがどこで止まったか、はたまた途絶えたかが分かったのだろう。
ヤマレコの有用性も再認識出来た貴重な経験だ。

遭難は誰にでも起こり得るもの。
それを肝に銘じ、登山を楽しまなければならない。それが登山者に必要な心得だ。

コメント

クライムジャンキー

初めまして、climbj（クライムジャンキー）と申します。

実は遭難された女性（ヤマレコユーザー、アカウント名は「junshiga」です）は僕の登山仲間だったんです。2/4以来、状況が分からず心配していました。

crazytakkunさんのレコを見て何となく状況が分かったような気がします。ありがとうございます。最近は一緒には登っていませんでしたが、以前は僕の地元の坂戸山、巻機山、谷川連峰、苗場山etcを楽しく歩いた事が思い出されます。

重ね重ね　ありがとうございました。

crazytakkun

climbjさん
コメントありがとうございます。
ご友人でいらしたのですね。それは残念でならない心中であることと思います。

あくまで私の想像でしかない所もありますが、少しでもクライムジャンキーさんの心の整理に役立てたなら良かったです。

女性と共に登られた山をまた登って思いを馳せるのも良いかもしれませんね。