【老化という現実】高尾山口〜高尾山〜景信山〜小仏バス停


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 917m
- 下り
- 803m
コースタイム
天候 | 晴のち曇のち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
飛び石の祝日の谷間に有給休暇を取得。当初は早起きしてテントを担ぎ、雲取から長沢背稜をぐるっと回る予定だったが、毎度毎度の寝坊。今日は諦めて、雲取避難小屋か鷹ノ巣山避難小屋あたりに泊まり、のんびり石尾根下る予定に変更。
しかしパッキングが進まない。山道具のメンテやら片付けをしてたら昼になり、これから昼飯担いでもなぁ、と家で昼飯食べると一気にテント泊のモチベーションが低下。せっかくパッキングしたザックを解いてトレランザックに変更し、目的地を陣馬山往復にした。陣馬までのナイトハイクは何度も経験済みで、終電までには高尾山口に戻れるだろう、と高をくくっていた。
しかし、高尾山山頂付近で異変に気づいた。身体が思うように動かない。坂を登る筋力はあるが、すぐに身体がバテてしまう。つい1ヶ月前には40kg以上の荷物を担いでブナ立尾根を登り、折立まで縦走した身体とは思えないほどの衰え。確かにこの1ヶ月間、平地のジョギングが数回程度で、全く山に登っていない。こりゃまともに歩けない。陣馬山往復なんぞ無理だ。テント泊取り止めて正解だった。
その後なんとか影信までは登ったが、それ以上歩く気力も戻る自信もなく、小仏へエスケープすることにした。影信から小仏バス停への下りはダウンヒルにちょうどいい勾配。車道まで一気に約15分間で駆け下りた。その後も車道を走り、小仏バス停に行くと、運良く出発直前のバスに遭遇。高尾駅まで走る予定だったが、バスの運ちゃんから「グッドタイミングですよ」と言われ、誘惑に負けた。そして19:00には世田谷の家に到着。景信山山頂からわずか1時間40分である。夕方ということもあって、高尾山から先は人の少ない静かな山歩き・ダウンヒルが楽しめたのは良かったと思う。
若い時と違い、トレーニングを止めると一気に体力が落ちる。残念だがこれが老化という現実なのだろう。わずか1ヶ月前の自信さえもアテにならない。そしてこの自信が事故につながるかもしれない。良い勉強になった。
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