記録ID: 516377
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沢登り
近畿
生野高原 in ふと谷下降&倉谷遡上(^^)/
2014年09月23日(火) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 422m
- 下り
- 412m
コースタイム
倉谷橋9:39〜ふと谷ゴルジュ10:37〜下の林道11:30〜一ノ滝12:07〜二ノ滝12:37〜上の林道13:29〜倉谷橋14:06
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ふと谷を下降しましたが、ここは完全バリエーション。テープ等一切無しです。しかも途中のゴルジュは大きくて、懸垂下降(約22〜23m)で、ゴルジュの下(滝釜)に降りました。30mロープでは、ダブル(15m)で下まで届かないので、トラックロープ(15m)をつないでギリギリでした。でも、ラッキーな事に、滝釜は見た目より浅くて泳がずに済みました。その他懸垂下降は2ヶ所必要でした。(6mと8m位)です。 ふと谷の下で林道に出ました。ここも車高(タイヤ下)が高くなければ、腹を擦るかもですね。1台軽トラックが止まっていました。 しばらく のんびーりと林道歩き。 標高550m辺りで林道がなくなり、数分後一ノ滝に出合います。 思ったより小さいです。左岸には滝の上に登る「鑑賞道」があって、お孫さんを連れたご夫婦が滝の上ではしゃいでおられました。 ここは、せっかく来たので「登攀」しなくちゃ(笑) 滝の右横のルートを取りました。滝鑑賞の3人に見られていて、緊張?しましたっ(^^)/ ココは、2級−位の難易度ですから、チームで来てもロープで確保は要らないでしょう。 でも、適度な高さがあります。13〜15m位でしょうか?てっぺんから線香の香りがしてきたと思ったら、滝の上は何かを祭っておりました。 しばらくナメが続きます。やはり1000mを超える沢は、気持ちがいいです。藪蚊も全くいませんし(^^)/ ちょっとばかり水が冷たいですが… そして、チョイと進みますと…ゴルジュっぽくなってきました。その奥に二ノ滝がでーんと控えておりました。落差30m程の滝です。左岸に巻道らしきものがありましたが、ココは直登でしょう(^_-)-☆ 滝身そのものど真ん中を登り始めましたが、シャワーがひどくておまけに、岩がヌルヌル…なんせ滑ります(*_*;… コレやばいか? そう思って滝身から正規?のクライミングルート(右岸)にトラバースしました。うーん。なかなか心臓がバクバクしましたですわい。逆層気味でホールドが取りにくくて。あわわ・・・・・・右腕のホールドが数センチ届きません(@_@。 そういう時は、右手の指先見て伸ばすのでなく、反対側の左に首を回しホールドと逆方向を見ます。すると3〜5センチは、腕が伸びます。ちょいと勇気要りますが、マジで伸びますので私みたいなリーチが短い人は、コレで乗り切ります(悲笑) でも、落差30mは、高度感があり2ヶ所爪を突っ込んでホールドとしましたので、今「爪」が剥がれそうで痛いです(@_@。ココは複数で行くなら中ほどにハーケンが2つ打ってありますので、ロープビレイした方が安全だと思います。(特に慣れていない方) この二ノ滝の直ぐ上にある8mの超ぬめり滝も、滑って怖かったです。 二股は右を取ります。やがてガードレールが見え、遡行はここで終了しました。 本当は、もう少し(標高差150m)源流を遡り、ブッシュを漕いで稜線まで行くのは、体調が完全ではありませんので、今回はパスしました。 この上のフトウヶ峰は、素晴らしい高原状の稜線で、振り返ると「もったいないことしたかなぁ・・・」と思いました。 しかし、今はまだまだ無理しますと肋骨が痛みますので、「これくらいにしてやるか!」(笑)…で、林道をてくてくと車に向かって 降りてしまいました。 (倉谷)は、一の滝や二ノ滝、その上の滑滝・・・・全て巻くことができますので、巻けば割と簡単に遡行できると思います。しかし、直登を試みるのでしたら、慣れていない方は、ロープで確保された方が良いかと思います。 (ふと谷)は、全くのバリエーションで、巨大なゴルジュがありますので、装備なしで(ロープや下降器)等を持っていないと、非常に危険です。(ひょっとしたら巻道があったかもしれませんが…。) 「栃原」の村から林道を上がってくる登山者さんは、ふと谷と倉谷を間違えないようにしてくださいね。 また、倉谷に行かずに左又の川に進む分岐点も 気をつけてください。この辺りは林道が何か所も枝分かれしていますので、地図やGPSで確認してください。 尚、auのガラケーは、「圏外」でしたっ! ※そろそろ水が冷たいですので、標高のある程度高い山の沢は、沢シューは普通の靴下では足が冷えました。これからは、それなりのインナー(値が張りますがっ)を履いてお出かけくされた方が良さそうです。 シャワークライミングも雨具を着てチャレンジされた方が、後あとよろしいかと(^^♪ 本日みたいなお天気でも、日影は濡れた体は冷えましたぁ(´・ω・`) |
その他周辺情報 | 生野高原はペンションがあります。 |
写真
おおっ、ハーケンが2枚。そうですね。ここからまだ10m程ありますから、ビレイポイントが必要ですね。
しかし、単独ではホールドとして利用するだけです…・でも、ありがとうの気持ちです。
しかし、単独ではホールドとして利用するだけです…・でも、ありがとうの気持ちです。
装備
備考 | ナメで滑って膝を打ちました。ニーパットがいいかも? |
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感想
やはり、六甲山系よりも規模が大きいですし、水も澄んでいますね。
大峰の谷までは、なかなか遠くて大変ですので、今の体調ではこれ位が丁度だと思います。
二ノ滝は、落差もありノウナシ谷の千寿滝や馬頭滝の登攀を思い起こしました。
倉谷は、巻道も踏み後もしっかりしていますので、クライミングしなくても 気軽に楽しめる谷です。
ただ、ふと谷はちょいと面倒です。両壁の高さがかなりあるゴルジュは、それなりの装備がなければ下降も登攀も難しいです。
踏み後もマーキングも何もありません。
程よい緊張感と程よい遡行時間なので、トレーニングには良い谷だと思いました。
そろそろ 沢の時期も 終了ですかね。
泳いだり、シャワークライミングは、寒いですっ(^^)/
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コメント
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沢、もうこの時期だとためらいがっ。(冷たい&下山後冷えるのでは?)と。
そして、今日も行っちゃいましたかっ。
滝上に絵があるところが、見にいってみたい気にさせてくれますね。
私は、44枚目のプリチーなおしりに、はい、タッチです。
変態よばわりされると困るので、ここいらで止めときます。爆。。
こんばんは。八ヶ岳縦走ですかっ!読めなかったです(笑) びっくりこきました(@_@。
こっち(関西)では、夏日になっておりましたから チョイと気になっていた生野の沢へふらりとでかけてしまいました。
沢的には初級(特に倉谷)ですが、巻道を取らずに直登は、結構遊べます。
しかし、シャワクラとか泳ぎは、ウェットスーツが そろそろ要りますね。
44枚目のプリチー? ・・・謎です(爆)
あれれでございました。先週、千ヶ峰から笠形山のプレ仙人ハイクひとりすとバージョンをやって昨日は段ヶ峰奥掛け縦走したんですが稜線はガスガス〜(´ω`)・・トホーで縦走止めて入口の案内板に書いてた滝登りコースで段ヶ峰登りました。
下りは林道テクテクいやで太谷から倉谷出合までショートカット。メチャいい谷やったわ〜
アルパインやらないんでナンチャッテ沢歩きなんですが、なんか絡んでますよね。倉谷〜太谷とまったく同じルートやないですかヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ
こんなオヤジまた相手してやって下さい。(^0^)/^^^^^
あっ、倉谷〜ふと谷お疲れ様でした!(^^)!。ふと谷のゴルジュは上手く巻いたのですね。とにかく直降り(懸垂下降)で手を抜くタイプ(笑)ですので、ルートよりアンカーできる木や岩とかばかり見てます。
倉谷の二ノ滝とそのすぐ上のナメ滝の直登は、チョイとややこしかったです。とにかくヌメリが多いので焦りました
千ヶ峰〜笠形山すごいですね。しかもマイカー一台で(^^)/
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