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Yamareco

記録ID: 5168805
全員に公開
雪山ハイキング
白山

【両白】白山中居神社から行く雪庇天国の芦倉山・丸山・初河山

2023年02月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:09
距離
18.6km
登り
1,544m
下り
1,560m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:03
休憩
1:04
合計
11:07
6:11
259
10:33
11:06
112
12:57
13:21
95
14:57
15:03
133
17:16
17:17
4
17:21
17:21
0
17:22
ゴール地点
天候 天気@ 晴れのち薄曇り

気温@ 白山中居神社−2℃(AM6:00頃)、芦倉山−2℃(AM10:30頃)、丸山−2℃(PM1:00頃)、初河山−1℃(PM3:00頃)

風@ 北西のち南西の風少々

積雪@ 白山中居神社80cm位、芦倉山〜丸山〜初河山2〜2.5m位、大杉林道1m位
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白山中居神社の脇にある駐車スペースに駐車。車の数は少なめだった(朝6:00の時点で自分を含め2台)
コース状況/
危険箇所等
@概況@
前日は天気が崩れていた状況での雪山登山。標高1400m位までは雨、それより上部は雪だった模様。登山当日は晴れで、雨だったエリアではグズグズ雪、雪だったエリアでは30〜50cm位新たに積もっていた状況で、表面が薄く凍っていて中はふんわりで重い雪質。全行程スノーシューを着用。ピッケルは必要なくストックがあれば十分だった。12本爪アイゼンやチェーンスパイクは持っていったが使う場面が無かった。つぼ足では歩くこともままならない状況で、スノーシューを着用して浅くてくるぶしまでの沈み込み、スネから膝位まで沈み込むことも多く、ナカナカ厄介なコンディションだった。この時期としては気温が高く(辛うじて氷点下ではあったが)、雪崩が心配だったが、全般に雪の結合は良くて雪崩が起きるような気配は無かった。

以下、セクションごとの状況。

@白山中居神社から古の石徹白道@
白山中居神社の裏手から、かつてあった石徹白道の一部を辿っていった。傾斜は極めて穏やか。積雪は多いが前日の雨でグズグズ。スノーシューがなくてはまともに歩くことはできないと思われた。途中から古の石徹白道から外れ(尾根を素直に辿り)て、芦倉山尾根の西側に回り込み、適当な斜面から尾根に上がったが、グズグズ雪の急斜面でナカナカ大変だった。

@芦倉山南側の尾根〜芦倉山まで@
尾根に乗ってしばらくで、雪面は新雪フカフカに変化。前日に降った真新しい雪で、沈み込みはスノーシューでくるぶし以上ひざ未満といった感じでけっこう歩きにくい。所々に巨大な雪庇が形成されていた。芦倉山山頂直下の急斜面は、フカフカの新雪が深くて登っていくのが大変だった。

@芦倉山〜丸山まで@
芦倉山から丸山方面に降りる部分は壁のような角度で滑落が心配だったが、雪面に足が深く入り体が安定して問題なかった。逆にここを登るのは相当困難に思われた。急斜面を降りきった後は、随所に巨大な雪庇を眺めながら快適なスノーシュートレッキングが楽しめた。P1669に登る急斜面は壁のような巨大な雪庇になっていて登高不能だが、回り込んで灌木を利用して登ることができた。丸山直下の急斜面は掴まるものが何もないフワフワの深い雪に覆われており、足場を作りながら登ったが、その足場もズルズル崩れて時間がかかって大変だった。

@丸山〜初河山〜大杉林道着地まで@
丸山から初河山に向かう尾根は、巨大な雪庇が形成された極上の雪稜で今回最大の見所。雪庇に近づきすぎないように注意さえすれば危険は少ない。今回は丸山からの下山行程であるため下り基調ではあるが、初河山の丸山側は100mほどの急斜面の登り返しとなり、例によってここでも新雪のズルズル崩れに苦労させられた。初河山からは大杉林道までは下り一辺倒となるので、ここで一旦スノーシューを取り外すも、つぼ足では沈み込みが激しくすぐに再装着。この尾根は下り方向だと分岐が複数あり迷い込みに注意が必要。最後の大杉林道着地寸前は壁状なので滑落注意。ここは面倒でもスノーシュー等は外したほうが良い。自分はつけたままで降りて案の定滑り転んで足が攣り悶絶した。

@大杉林道(初河谷から白山中居神社間)@
林道を覆う積雪はこの時期としては少なめで、危険な片斜面も小さめで難なく通過することができた。この他に小規模雪崩の跡が数か所あったが、いずれも難なく通過することができた。ただし、まだ2月初旬なので、今後積雪は増えることも十分考えられる。
その他周辺情報 岐阜県道314号線/桧峠近くには、ウイングヒルズ白鳥リゾートが運営する温泉施設『満天の湯』がある。 https://winghills.net/bath 営業時間は平日11:00〜20:00、土日祝日10:00〜21:00 注:時期によって変動あり。

東海北陸道の白鳥IC近くには、美人の湯しろとり『かみほの湯』がある。 https://kamihonoyu.jp/onsen.html こちらは新装再オープンということで真新しい設備が期待でき、自分も是非行ってみたい。営業時間は平日10:00〜21:30、土日祝日9:00〜21:30、※ただし現在は冬季期間中につきオープンは全日10:00となっている。月曜定休
白山中居神社の裏からいにしえの石徹白道を利用して芦倉山に向かう。芦倉山に向かうにはあまり効率的とは言えないが、ここは通ってみたかったんです。
2023年02月11日 07:07撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 7:07
白山中居神社の裏からいにしえの石徹白道を利用して芦倉山に向かう。芦倉山に向かうにはあまり効率的とは言えないが、ここは通ってみたかったんです。
樹間からはこれから登る芦倉山の立派なお姿が。否が応でも登高意欲が高まる。
2023年02月11日 07:43撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 7:43
樹間からはこれから登る芦倉山の立派なお姿が。否が応でも登高意欲が高まる。
雪庇の横を通る。
2023年02月11日 07:49撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 7:49
雪庇の横を通る。
尾根に乗り上げてしばらくで視界が開け、芦倉山が間近に迫る。
2023年02月11日 08:45撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 8:45
尾根に乗り上げてしばらくで視界が開け、芦倉山が間近に迫る。
歩き甲斐のある立派な尾根。
2023年02月11日 09:08撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 9:08
歩き甲斐のある立派な尾根。
前の写真の部分はこんな感じで立派な雪庇を眺めながら歩く。
2023年02月11日 09:52撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 9:52
前の写真の部分はこんな感じで立派な雪庇を眺めながら歩く。
良質な雪稜を行く。
2023年02月11日 10:22撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 10:22
良質な雪稜を行く。
芦倉山に登頂!...と、その時、なんとまさかの滑落!!(自分じゃなくてスマホが)
手が滑って足元に落としたのだが、見る見る加速していき奈落の底へと消えていった。40mほど落ちてこの木に引っ掛かり止まっていた。奇跡に近かった。止めてくれた木に何度もお礼を言い山頂に戻った。人間もこうやって滑落していくんだろうなと考えるとゾッとする。
2023年02月11日 10:36撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 10:36
芦倉山に登頂!...と、その時、なんとまさかの滑落!!(自分じゃなくてスマホが)
手が滑って足元に落としたのだが、見る見る加速していき奈落の底へと消えていった。40mほど落ちてこの木に引っ掛かり止まっていた。奇跡に近かった。止めてくれた木に何度もお礼を言い山頂に戻った。人間もこうやって滑落していくんだろうなと考えるとゾッとする。
助かったスマホで気を取り直して撮影。別山と白山が神々しい。
2023年02月11日 10:44撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 10:44
助かったスマホで気を取り直して撮影。別山と白山が神々しい。
これから向かう丸山。
2023年02月11日 10:45撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 10:45
これから向かう丸山。
初河山も真っ白!
2023年02月11日 10:46撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 10:46
初河山も真っ白!
遥かなる別山方面全景。
2023年02月11日 10:54撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 10:54
遥かなる別山方面全景。
気を取り直して丸山へと向かう。
2023年02月11日 11:06撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:06
気を取り直して丸山へと向かう。
芦倉山からの降り口はスノーシューでも深くまで埋まる。これが幸いして体が安定して難なく降りることができた。しかしここを登るのはちょっと無理なのではと思うほどの急斜面というか壁。
2023年02月11日 11:10撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:10
芦倉山からの降り口はスノーシューでも深くまで埋まる。これが幸いして体が安定して難なく降りることができた。しかしここを登るのはちょっと無理なのではと思うほどの急斜面というか壁。
これから歩く稜線。
2023年02月11日 11:10撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:10
これから歩く稜線。
巨大な雪庇も現れ、感動しながら歩く。
2023年02月11日 11:18撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:18
巨大な雪庇も現れ、感動しながら歩く。
それにしても真っ白な初河山。
2023年02月11日 11:24撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:24
それにしても真っ白な初河山。
振り返って巨大な雪庇と芦倉山。
2023年02月11日 11:25撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:25
振り返って巨大な雪庇と芦倉山。
西の方角にはひときわ目立つもっこり、じゃなく、こんもりとした願教寺山。
2023年02月11日 11:32撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:32
西の方角にはひときわ目立つもっこり、じゃなく、こんもりとした願教寺山。
P1669への急斜面には巨大雪庇の連続。壮観だ!
2023年02月11日 11:33撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:33
P1669への急斜面には巨大雪庇の連続。壮観だ!
何回も写真を撮っちゃって先に進めない。
2023年02月11日 11:36撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:36
何回も写真を撮っちゃって先に進めない。
この雪庇は超えられない。回り込んで灌木を掴みながら攀じ登る。
2023年02月11日 11:48撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 11:48
この雪庇は超えられない。回り込んで灌木を掴みながら攀じ登る。
P1669からは丸山が迫力満点に眺められた。
2023年02月11日 12:09撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:09
P1669からは丸山が迫力満点に眺められた。
それにしても特異な形をした願教寺山。
2023年02月11日 12:10撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:10
それにしても特異な形をした願教寺山。
初河山はホイップクリームのよう。
2023年02月11日 12:11撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:11
初河山はホイップクリームのよう。
巨大な雪庇が随所にあり、通り過ぎるのがもったいない。
2023年02月11日 12:14撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:14
巨大な雪庇が随所にあり、通り過ぎるのがもったいない。
初河山の稜線にも巨大な雪庇が見える。これは歩くのが楽しみだ!
2023年02月11日 12:26撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:26
初河山の稜線にも巨大な雪庇が見える。これは歩くのが楽しみだ!
真っ白な丸山!一点のくもりもない純白。
2023年02月11日 12:41撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:41
真っ白な丸山!一点のくもりもない純白。
白と青のみ。
2023年02月11日 12:46撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:46
白と青のみ。
丸山に到着!標高1786m、気温−1.8℃、風は穏やか。ここでじっくりとランチタイムにする。
2023年02月11日 12:59撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 12:59
丸山に到着!標高1786m、気温−1.8℃、風は穏やか。ここでじっくりとランチタイムにする。
これから歩く初河山への稜線。
2023年02月11日 13:00撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:00
これから歩く初河山への稜線。
一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰。
2023年02月11日 13:00撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:00
一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰。
とにかく別山が神々しい。
2023年02月11日 13:00撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:00
とにかく別山が神々しい。
白山も一部見える。
2023年02月11日 13:00撮影 by  SO-51C, Sony
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白山も一部見える。
時間が経つに連れて空気が澄んできて遠くの山も見渡せるようになってきた。こちらは御嶽山。
2023年02月11日 13:01撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:01
時間が経つに連れて空気が澄んできて遠くの山も見渡せるようになってきた。こちらは御嶽山。
乗鞍岳!
2023年02月11日 13:01撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:01
乗鞍岳!
穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳!
2023年02月11日 13:01撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:01
穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳!
?∂?∬⊃?Ω!?...すみません、よくわかりません。薬師岳や水晶岳方面だとは思うのですが。
2023年02月11日 13:01撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:01
?∂?∬⊃?Ω!?...すみません、よくわかりません。薬師岳や水晶岳方面だとは思うのですが。
立山や剱岳は判別できた。
2023年02月11日 13:01撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:01
立山や剱岳は判別できた。
薙刀山に野伏ヶ岳。
2023年02月11日 13:02撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:02
薙刀山に野伏ヶ岳。
小白山と、その向こう側には荒島岳のお姿も。
2023年02月11日 13:02撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:02
小白山と、その向こう側には荒島岳のお姿も。
能郷白山もくっきり見える。
2023年02月11日 13:03撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 13:03
能郷白山もくっきり見える。
経ヶ岳の荒々しい山容がかっこいい!
2023年02月11日 13:17撮影 by  SO-51C, Sony
3
2/11 13:17
経ヶ岳の荒々しい山容がかっこいい!
ランチ後は初河山への極上の雪稜を行く。
2023年02月11日 13:21撮影 by  SO-51C, Sony
2
2/11 13:21
ランチ後は初河山への極上の雪稜を行く。
素晴らし過ぎて先に進めない!何度も振り返っちゃいます。
2023年02月11日 13:26撮影 by  SO-51C, Sony
3
2/11 13:26
素晴らし過ぎて先に進めない!何度も振り返っちゃいます。
極上の雪稜は続く。
2023年02月11日 13:32撮影 by  SO-51C, Sony
3
2/11 13:32
極上の雪稜は続く。
振り返って自分の軌跡を眺めて悦に入る。
2023年02月11日 13:38撮影 by  SO-51C, Sony
5
2/11 13:38
振り返って自分の軌跡を眺めて悦に入る。
今回は最初から最後までトレースなしのバージンスノーを堪能させてもらった。
2023年02月11日 14:31撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 14:31
今回は最初から最後までトレースなしのバージンスノーを堪能させてもらった。
初河山に到着!標高1613m、気温−1.2℃。心地よい疲れの中、本日最後の景色を存分に眺める。
2023年02月11日 14:46撮影 by  SO-51C, Sony
2
2/11 14:46
初河山に到着!標高1613m、気温−1.2℃。心地よい疲れの中、本日最後の景色を存分に眺める。
対岸には最初に登った芦倉山。
2023年02月11日 14:47撮影 by  SO-51C, Sony
2
2/11 14:47
対岸には最初に登った芦倉山。
無雪期には一面笹に覆われている銚子ヶ峰だが、今は完全に雪の下に埋まっていて純白。美しい。
2023年02月11日 14:55撮影 by  SO-51C, Sony
3
2/11 14:55
無雪期には一面笹に覆われている銚子ヶ峰だが、今は完全に雪の下に埋まっていて純白。美しい。
一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰が階段状にきれいに並ぶ。
2023年02月11日 14:55撮影 by  SO-51C, Sony
4
2/11 14:55
一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰が階段状にきれいに並ぶ。
見納めの別山。名残惜しい。
2023年02月11日 14:56撮影 by  SO-51C, Sony
4
2/11 14:56
見納めの別山。名残惜しい。
今回はやけに気になる願教寺山。
2023年02月11日 14:56撮影 by  SO-51C, Sony
5
2/11 14:56
今回はやけに気になる願教寺山。
日岸山。雄大やね。
2023年02月11日 14:56撮影 by  SO-51C, Sony
3
2/11 14:56
日岸山。雄大やね。
たおやかな薙刀山。
2023年02月11日 14:56撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 14:56
たおやかな薙刀山。
端正な顔立ちの野伏ヶ岳。
2023年02月11日 14:56撮影 by  SO-51C, Sony
1
2/11 14:56
端正な顔立ちの野伏ヶ岳。
別山をアップで。
2023年02月11日 14:58撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 14:58
別山をアップで。
奥には白山も少しだけ見える。
2023年02月11日 14:58撮影 by  SO-51C, Sony
1
2/11 14:58
奥には白山も少しだけ見える。
名残惜しいが下山の途につく。さようなら!素晴らしい景色をありがとう!
2023年02月11日 15:03撮影 by  SO-51C, Sony
1
2/11 15:03
名残惜しいが下山の途につく。さようなら!素晴らしい景色をありがとう!
帰りは大杉林道を通ることになったのだが、心配していた片斜面の状況はこんな感じで、難なく通過することができ無事下山。お疲れ様でした。
2023年02月11日 16:22撮影 by  SO-51C, Sony
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2/11 16:22
帰りは大杉林道を通ることになったのだが、心配していた片斜面の状況はこんな感じで、難なく通過することができ無事下山。お疲れ様でした。

感想

いろいろあって遠出ができない状況なので、近場で真冬らしい景色を求め、白山南部エリアと奥美濃に絞って物色。悩みに悩んで今回は石徹白北東部に佇む芦倉山、丸山、初河山に決定!今年は寒い冬と言いながらも山の積雪は少なめ。それでもここなら豪雪地帯なので、それなりに雪深く、極上の雪稜歩きができると考えた。この日は季節外れの暖かさで気温は辛うじて氷点下だったが、行動中は暑くてしょうがなく、ポカリはガブ飲みで季節感のない行動スタイルとなってしまった。なのに景色はまごうことなき厳冬期のそれであり、そのギャップになんだか不思議な気持ちになったのでありました。

以下、備忘録。

@着用衣服・装備(スタート時)@
ミレーの変態アミアミパンツ、メリノウールのベースレイヤー、化繊のタイツ、薄手フリースジャケット(ポーラテックパワーグリッド)、靴下(中厚手)、ハードシェルパンツゲイター内蔵、ビーニー、ヘッドランプ、リストウォーマー、厚手ウールグローブ、オーバーグローブ(ショート丈、ゴアテックス)、前後コバ付き冬季ブーツ、スノーシュー、ウィペットポール2本

@持参装備・衣服(状況により使用する物など)@
12本爪ワンタッチアイゼン、チェーンスパイク、サングラス(使用)、ハードシェルジャケット、ハードフリースジャケット、予備化繊ベースレイヤー、予備下着、予備厳冬期用グローブ、防寒テムレス、エマージェンシーシート、ヘッドランプ2個(1個使用)、予備のGPS機、気象観測計(使用)、スマートフォン(使用)、モバイルバッテリー(使用)、単3、単4リチウム乾電池、キズパワーパッド、ロキソニン、テーピングテープ、ダクトテープ、ICOS、その他(財布、鍵)

@飲・食料@
ポカリ900ml×4本(ほとんど全て消費)、フランクロール(消費せず)、ミニアンパン5個入(全消費)、ミックスナッツ(半分消費)、4種のチーズ入りソーセージ(消費)、サラミソーセージ2本(1本消費)、ICOS(2本消費)

ザック総重量(スタート時):10.16kg

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コメント

eight-woodさん、おはようございます。

自分がこの日神社前の駐車場に下山したとき、道中では誰とも会わなかったのに、奥に一台車が停まっていたので持ち主さんはどこへ行ったのかな?と思いましたが、まさかそれが自分が知っているヤマレコユーザさんの車だったとは!

芦倉山と初河山は林道を歩き出してすぐにチラリと見えましたが、まさかそちらへ登っている人がいたとは。
野伏ヶ岳の山頂から芦倉山を見た際にトレースが確認できましたが、それはeight-woodさんが付けたものだったんですね。
ラッセルは大変だったかと思いますが、誰も歩いていない場所を自分で道を作っていくのは、楽しそうですね。

スマホ救出できてよかったですね。
自分も雪山で20mくらいの高さがある崖の下に落としてしまったことがあります。
滑り落ちずに雪斜面に刺さってくれたので、なんとか救出できましたが。
今やスマホは登山の生命線、お互い気を付けたいものですね。

P.S.
38枚目の写真ですが、左で見切れているのが赤牛岳。(薬師岳はそのさらに左ですね)
そこから左へ水晶岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳ですね。
2023/2/13 8:56
MonsieurKudoさん
こんばんは。土曜日は野伏方面はけっこうたくさんの方々が入っていたんですね。賑やかそうで若干羨ましいかも😅自分はあの日多分いちばん早く出発していちばん遅く帰着したと思われるので、そんなこととはつゆ知らず😁

反対の芦倉山方面は打って変わって誰も入山してませんでした。お陰でまっさらな雪道を楽しませてもらったのでその点は良かったです。ただ、やっぱり寂しいというか心細い気持ちもありました。
2023/2/14 0:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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