厳冬期常念岳(東尾根、日帰り)
- GPS
- 14:20
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,158m
- 下り
- 2,140m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
過去2回敗退している厳冬期常念岳東尾根日帰り、やっと登頂できました。
登山開始予定が30分遅れ、加えてゲートからの林道にしっかり雪がついていてNo.63の標識までも予定より20分以上余分にかかったため、のっけから「ああ、今回も敗退かな〜。だったらもうやめようかな〜」とネガティブモードでしたが、「いや今日は天候的には千載一遇のチャンスだ」と、心を奮い立たせました。
ま、こんな雑念も最初だけで、すぐに長くて急な尾根の洗礼を受け、そんなこと考えている余裕はなくなり、ただひたすら無心にコツコツ登りました。
森林限界の先の最初の岩場が過去の最高到達地点だったので、そこを超えると何ともうれしい気持ちになりました。
ところが、前常念の手前の岩場でハイマツの上に積もった雪を踏み抜きまくり、脱出に無駄にエネルギーを消費しだいぶヘトヘトに。
だいぶ大きな穴が開いていて、足の付け根まで踏み抜き、脱出しようとしてもう片足も踏み抜き、ということを割と急な斜面でやっていると、心も体も折れていきます。
だいぶ疲労困憊して、前常念岳付近に到達。
前常念岳手前からはノートレース。
「もう今回は、前常念岳で終わりかな。今回も撤退かな」などと考えていたら、後続の方が前に立ち、ぐいぐいと先行していかれました。
聞けば、3時40分に出発したとか。
私も登っている最中に、かなり下の方でヘッデンの光を見てはいたのですが、まさか追いつかれるとは思わなかった!!
すごい体力!!
前常念岳で9時30分でしたが、敗退するにしても行けるところまで行ってみようと思い、引き返し時間を11時と決めて前進。
前常念岳から先は割とクラストしていましたが、それなりに深いところもありました。
先行してくださった方に感謝!
もうへとへとでしたが、無事に10時半前に常念岳登頂することができました!!
思えば4年越しの宿題でした。感無量です。
しかしまだ、長い長い下りが待っています。
下山した時は、登頂の達成感はどこへやら、ただただ「疲れた〜」という感じ。
でもふもとの安曇野から見上げる常念岳は、大きくて急峻で荘厳で、「あそこに登ってきたんだ」と思うと、胸がいっぱいになりました。
山頂でお話させて頂いた2人組です。
4年越しの登頂は感無量だったに違いありません。
2人とも長野県内在住なので、アクセスを含めて遠方から来られる方の熱意には頭が下がります。
また何処かの山でお会いしましょう♪
コメントありがとうございます。
感無量というか、しみじみ嬉しかったですね。
1回目はヤブの突破に時間をとられ敗退。2回目は森林限界から先の突破で敗退でしたからね。
やっと、登らせてもらえました。
前常念岳から先の先行、ありがとうございました。
おかげさまで、折れそうになってた気持が奮い立ち、最後まで行くことができました。
感謝です!!
昨年末に子供が生まれまして暫く忙しいとは思いますが、チャンス見計らってまたご一緒させてください!
がんばりましたー。
最近、また、ご一緒したいなーとおもっておりました。
また、一緒にいきましょー。
いいプランあったら、教えてください。
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