雪のウノタワ探訪(新品スノーシュー試し履きを兼ねて)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
天候 | はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山中林道は3月末まで通行止めだが、橋の修復は完了しているようだ。 横倉林道は荒れているものの歩行には問題ない。 ウノタワ北面はこの辺り随一の深雪地帯であり、元々道形が不明瞭なこともあってルート取りは難しい。トレースに頼り切らず目印を拾いながら上手に進まないと意外に苦労する 鳥首峠から白岩の間で一か所崩れている箇所があり要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
新調したスノーシューを試したくて持参したが
ツボ足で全く問題ない。ウノタワ奥を歩き回りたいなら持参すると楽しめそう。ウノタワから先は雪が少なくスノーシューを脱いだ。同行者はチェーンスパイク。
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感想
普段は雪が少ない東京にまとまった降雪があると、近郊の山に無性に出かけたくなる。雪によって見慣れた山々が全く別の姿を見せてくれるからだ。なかでも大持山や有間山辺りは標高が低い割に雪が積もりやすく手軽に雪山歩きが楽しめる。
実は、20年来使用していたスノーシューが昨年ついに壊れてしまったのだが、悩んだ末に新しい機種を先週調達した(アトラスヘリウムMTN)。これを早く履いてみたくて、待ってましたとばかり出かけることにしたのだ。
ウノタワは6年前、同じく降雪後に登ったのだが、予想通りよく雪が積もっていて、奥武蔵とは思えない深山の趣がある雪山歩きを堪能した。今回は気温が急上昇したせいか麓の名郷にほとんど雪がなく、スノーシューが無駄な荷物になるのを覚悟した。しかし上部の沢筋に入ると急に雪が増え何とか活躍の場ができた。ただ、もう少しウノタワ平地の奥の方まで歩き回りたかったのだが、辿り着くまでに想定外に時間がかかったため時間切れとなり残念だった。
スノーシュー使用雑感:
これまで使用していた機種(MSNデナリアセント)と比較しての感想は以下の通り。
・軽いので背負っても履いても楽。
・わざと急斜面を登ったりトラバースをしてみたりしたがMSNの最上位モデルだったデナリ(当時)と遜色ない安定感(もちろんどちらも横滑りはするが)。
・細身なので取り回しがよい。
・装着が格段に楽。
始めは同じアトラスヘリウムのBCモデルを買うつもりだったが、レビューでグリップが弱いと書いてあったので、クランポンがしっかりしていて数も多いMTNを選んだ。履き比べたわけではないが正解だったと思う。欠点はBOAバインディングがフラットにならず収納性が悪いぐらいか。なお、がっしりしたボディーのMSNに比べるとペラペラでいかにも華奢であり、耐久性に一抹の不安は残るが、このしなりが雪面の形状になじんで無駄な力がかからずしっくり来るのは悪くない。
前回・前々回の状況:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1045151.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-803658.html
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