雪のウノタワから滝入ノ頭へ


- GPS
- 05:38
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
八日から九日にかけては近郊の山にも雪が降ったようだ。スノーハイクを楽しむチャンスだ。近くて空いていて雪が積もりそうなところ、とあれこれ思いを巡らせていたが、昨年1月の大雪後にスノーシューを持って出かけたウノタワの風景を思い出した。あそこなら地形的にも雪が深いだろう。
名郷に車を置き歩き出したが雪は全くなく、山の上の方にチラリと見えるだけだ。やっぱりもっと標高が高いところに行ったほうが良かったか…
それでも林道終点から沢沿いの登山道に入ってからは雪が続くようになった。道は北面の枝沢に絡みながら高度を上げてゆく。それにつれ雪は深まってきて、ようやく雪山歩きらしくなった。
ウノタワは昨年と変わらず静かな雪原だった。テルモスのコーヒーで一服した後は鳥首峠に向かうことにする。ここから天神山を越えるまでは明るい美林の尾根歩きだ。今日のように雪が積もると殊のほか美しく気分が良い。
鳥首峠に着いたのが13時。雪はさほど深くはなくても、さすがに歩行のピッチは上がらず疲れる。といってこのまま下山するのも勿体ない。時間を考えると蕨山を回るのは微妙だが、この先は絶好の展望が得られるので、行けるところまで行ってみることにした。
鉄塔から先は岩混じりの急な登りとなる。今日は雪が薄く凍り付いていて、思いの外手強そうだ。ここで初めてチェーンスパイクを装着した。引き返す場合は下りになるので不安だ。今日はロープを持ってきていない。
急登が終わると急に明るくなり大展望が開ける。日差しが強く暖かいぐらいだ。雪と土で足が団子になり足が重い。このまま進むと日が暮れてしまいかねないので、滝入ノ頭に着いたところでやはり引き返すことにした。
さきほどの悪場はなんとか下り切り、チェーンスパイクを外して鳥首峠に戻る。峠からはあまり雪がない。途中沢を渡るところで凍ったトラバースが2・3箇所あったので慎重に通過した。名郷に戻り、テルモスに残るまだ暖かいコーヒーを飲む。朝遅めに家を出たにもかかわらず、これだけ変化に富んだスノーハイクを楽しむことができたのは、感謝すべき事に違いない。
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