高天神城址〜楞厳寺山

2023年02月18日(土) [日帰り]

• GPS: 01:25
• 距離: 3.6km
• 登り: 245m
• 下り: 241m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:07
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:12

13:26 高天神山
13:59 14:04 楞厳寺山
14:38 ゴール地点

2/18、午前中に掛川の小笠山を登ったあと、近くの高天神城址から楞厳寺山(りょうごんじさん)を登って来ました。天気が崩れていく予報という事で、実際に雲が厚くなってきていましたが、雨具も有るので、サクッと登って来ました。
高天神城は、遠州の要として、今川、武田、徳川がせめぎ合った場所で、武田信玄も攻めるのを諦めた難攻の城だったようです。登ってみると、崖や曲輪で多くの凹凸があり、上から弓矢や鉄砲で攻撃されたら、突破は非常に難しいだろうなと実感しました。
高天神城址から楞厳寺山までは、犬戻り猿戻りとも言われる痩せ尾根になっており、落城の際に甚五郎という武将がここを抜けて本国に伝令に走ったという言い伝えもある道です。また、隣の楞厳寺山は、徳川家康が登って、高天神城の様子を伺ったという事です。
現在はしっかりと踏み跡が付いており、それほど危険はありませんが、左右が切れたった場所もあり、足を滑らせて落ちたら怪我で済まないような場所も有るので、足早ながら気をつけて歩きました。
山頂からは海や南アルプス南部の眺めが見えるはずですが、厚い雲に覆われてどんより。。雨雲に急かされながらの山行でしたが、ごくごく低い山ながら楽しい山でした。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/18 13:21

駐車場の周りに植えられた梅が咲き始めてました。

2/18 13:21

高天神城の説明。今川、武田、徳川がせめぎ合った要の城だったようです。

2/18 13:22

登山口の鳥居

2/18 13:24

今は綺麗に階段が整備されています。

2/18 13:25

城はこの断崖の上。攻めるの大変だ。

2/18 13:25

左の崖上から弓矢鉄砲で狙われたら突破は難しいだろうな。。

2/18 13:27

池に金魚がいました。

2/18 13:28

高天神城略図。年表など興味深い。

2/18 13:30

曲輪の跡が残っています。

2/18 13:31

的場曲輪跡

2/18 13:32

本丸跡

2/18 13:34

御前曲輪にある顔出し看板。小笠原長忠と奥方との事です。

2/18 13:37

本丸跡の反対側に高天神社があります。

2/18 13:37

根っこがボコボコした大木

2/18 13:38

2/18 13:39

高天神社。元々は西の丸があったようです。

2/18 13:40

馬場平あたりからは海が眺められます

2/18 13:42

馬場平

2/18 13:42

だいぶ雲が増えて来ました。今にも降りそう。雨具はあるので、とりあえず予定通り進みます。

2/18 13:42

2/18 13:42

甚五郎抜け道を進んで楞厳寺山(りょうごんじさん)に向かいます。

2/18 13:43

楞厳寺山へと続く道。痩せ尾根が続きます。

2/18 13:44

場所によって、両サイドが結構切れたってます。今日はこんな道ばかり。

2/18 13:44

ヒトツバに囲まれた道

2/18 13:49

林の谷池という池があるようですが、通行止めになっています。

2/18 13:53

雰囲気の良い道ですが、雨が降りそうなので、足早に進みます。

2/18 13:53

登山道脇が切れたっている様子を写真に残したいけど、難しい。。

2/18 13:57

2/18 14:03

タヌキの溜めフン？

2/18 14:05

甚五郎さんはこの痩せ尾根を、馬を馳せて越えたらしいけど、大変だっただろうなぁ。

2/18 14:08

楞厳寺山　到着！

2/18 14:09

山頂からは海がよく見えます。

2/18 14:09

誰、登頂ノートを電子レンジに入れたの！(笑)

2/18 14:09

反対側からは南アルプス南部が見えるはずだけど、厚い雲の中。。

2/18 14:12

一等三角点があります。

2/18 14:12

14時とは思えない薄暗さ。。さっさと戻ります。

2/18 14:19

痩せ尾根を戻ります。下りの方が勢いが付いているので注意。

2/18 14:35

無事、高天神城址まで戻ってきました。

2/18 14:40

高天神社の大木。裏から見ると、妖怪のような。。。

撮影機器：

Nikon 1 J5 ボディ ニコン

感想

suzuroad

2/18、午前中に掛川の小笠山を登ったあと、近くの高天神城址から楞厳寺山(りょうごんじさん)を登って来ました。天気が崩れていく予報という事で、実際に雲が厚くなってきていましたが、雨具も有るので、サクッと登って来ました。
高天神城は、遠州の要として、今川、武田、徳川がせめぎ合った場所で、武田信玄も攻めるのを諦めた難攻の城だったようです。登ってみると、崖や曲輪で多くの凹凸があり、上から弓矢や鉄砲で攻撃されたら、突破は非常に難しいだろうなと実感しました。
高天神城址から楞厳寺山までは、犬戻り猿戻りとも言われる痩せ尾根になっており、落城の際に甚五郎という武将がここを抜けて本国に伝令に走ったという言い伝えもある道です。また、隣の楞厳寺山は、徳川家康が登って、高天神城の様子を伺ったという事です。
現在はしっかりと踏み跡が付いており、それほど危険はありませんが、左右が切れたった場所もあり、足を滑らせて落ちたら怪我で済まないような場所も有るので、足早ながら気をつけて歩きました。
山頂からは海や南アルプス南部の眺めが見えるはずですが、厚い雲に覆われてどんより。。雨雲に急かされながらの山行でしたが、ごくごく低い山ながら楽しい山でした。