苗場山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,058m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
※まだ登山アプリ使用前の紙とコンパスのみ登山時のレポです。しかもコースタイムの記録にしていたカメラの時間設定をミスって、所要時間は正確に欠けています。まさか、こんな昔のレポを見る人はいないと思いますが念のため。
メタボ予防には有酸素運動!というワケで苗場山に行って来ました。結論としては、下山後に空きっ腹のためドカ食いしちゃったので全然メタボ予防にはならなかったんだけど・・。
夕方仕事を終えて、苗場山への登山口となる和田小屋近くの町営駐車場目指して出発。現地付近に着く頃には当然ながら真っ暗闇。和田小屋方面への道がわからず(カーナビがないので)散々迷う。とんちんかんな所へ行ってしまい、あやうく登山前に遭難しかけた。今思えば、この道のりが今回一番大変だった・・・。
ちなみに、どの辺で迷っていたかというと、「街道の湯」あたりをウロウロと。もう、お話になりません。無事、駐車場までたどり着き明るくなるまで待機。
早朝、空を見上げるとドンヨリした雲がたちこめている。携帯で天気をチェックしようとするも悲しいかな電波届かず。一度、電波の届くところまでグングン下る。雨が降るんだか、曇りなんだか、天気予報も微妙な感じ。さて、苗場山に登るか否か、小ミーティング。結局行く事に決めた。再び駐車場へ。
5時10分。和田小屋横の登山道口スタート。ここだけ見るとなだらかで快適に見える。けれどこの後、早々に石がゴロゴロの登りが続きます。朝露なのか小雨でも降ったのか、石がヌルヌルに濡れて気をつけないと足首をやられそうだ。ひたすら雑木の中のヌルヌル石を行く。
6時13分下ノ芝。6時55分上ノ芝。ここで一休み。神楽ヶ峰を過ぎた頃、一旦下り坂になる。ここではじめて山頂から下って来た人とすれ違った。「もう来たんですか!?」と驚かれた。早起き得意です。
7時31分、坂を下りきった所にある水場「雷清水」。雷清水はチョロチョロだけれど冷たくて美味しい。後ろを見ると、目の前に苗場山!ここまでくればあと少し。雷清水を過ぎた後はお花畑の小道です。登山道に咲く色とりどりのお花が励ましてくれます。ここでしばし時間を忘れて撮影。「きりがないから帰りにまた撮ろう」と後ろ髪ひかれつつ先へ進みます。
この後、天国から一転、頂上へ向かう地獄のような急な登りが待ち構えていました。急なのぼりの途中の穴には、怪しく蛍光に光るヒカリゴケが点々と。
・・そして、8時15分、最後の急な登りを終えると・・「天空の湿原」が突然目の前に!思わず「ヤッター!」と歓声をあげてしまう。山のてっぺんに、こんな湿原があるなんて・・。
誰もいない木道をポクポク歩き、美味しい空気で何度も深呼吸。頭の中ではクロノトリガーの天空の曲が流れてます。
そして、ある池を通りがかった時・・
ん!?
静寂の中、何やらジャボジャボ音を立てて水際を歩きまわる生き物がいるではありませんか!やがて「ドボン!」その生き物は水中に飛び込んだ。少し遠目だったので、その姿を隅々まで確認できなかったのだけれど、小型犬位の大きさでタヌキ風の黒っぽいグレーの生き物。アレは一体、何ですか!?何か住み着いてるよー、苗場山!
そうこうしているうちに、雲が山頂にかかったのかポツポツと小雨が降りだした。トイレにも行きたいし・・という事で苗場山自然体験交流センターの休憩300円を利用。ここで持ってきたオニギリで朝食。
雨が止んだ後は、再び山頂の湿原を見てまわり。10時42分、湿原にサヨナラを告げ、泣く泣く下山開始。
下山中はこれから山頂へと向かう登山客に数組すれ違った。若い子は1組だけで、あとは全員中高年。山ってのは今や中高年の憩いの場なのかもしれない。
14時20分、スタート地点の登山道口着。
初めての苗場山は、上ノ柴〜下ノ柴間の、沢が干上がったようなゴロゴロ石(しかも濡れてツルンツルン)の登山道がきつかったな〜。それでも山頂の湿原は、とてもとても美しかった。
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