仙ノ倉谷・西ゼン�◆訴辛源�
群馬県
新潟県
usubashiro
その他1人 - GPS
- 09:15
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,241m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:15
| 天候 | 晴れのち曇り一時雨 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
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感想
前夜の10時過ぎ、浦和を出発。前も後ろも真っ暗の関越道を北へ。湯沢ICで出て、コンビニで買物をし、土樽から林道をつめます。石穴沢出合付近で仮泊。星空がひろがっています。
朝6時。バッキガ平手前の林道で西ゼンスラブ方面が遠望でき、稜線付近で雲と青空の攻防戦が演じられているのがわかります。今日は、新潟側が天気のいい気象条件のようです。しかし、平標沢出合に着くあたりまでは頭上に青空が広がっていましたが、溯行の準備をしている間にみるみる雲が広がってきてしまいました。ここから溯行開始。はじめ、河原歩きで、イイ沢の出合を過ぎると、ナメの連続。なかなかきれいな滝もあります。両ゼンの出合からいよいよ西ゼンに。ナメとも滝とも判断しにくい傾斜の強い流れの右側を登っていくと、やがて第1スラブの下に出ます。第1スラブは、すり鉢状ですっきりしています。水流のすぐ脇を行くつもりが、だんだん右にそれてしまいました。それほどの角度ではありませんが、上部では、高度感も出て緊張します。スケールの大きさを実感。
第1スラブが終わるとすぐに第2スラブへとつながっていきます。傾斜は、強かったり弱かったりしますが、ホールドが豊富で快適に登ることができます。上部の岩ではサンショウウオの登攀が見られました。体をくねらせ、腹でフリクシヨンをきかせて、前進していく2匹のサンショウウオ。体の半分を水から出しながら、やがて1匹は完登、もう1匹は滑落という結果となりました。
第2スラブを登り切って一安心。残りの滝は、積極的に体に水を受けます。しかし、ここからの展開は早く、水量が減ってササ原が広がり、源頭の雰囲気がしたと思ったらすぐに水流は、なくなってしまいました。霧雨が降り出し、ガスの中に入り風も出てきます。ちょっと寒いですが、背丈以上のササの中で安らぎがあります。ササをつかみながら、尾根づたいの踏跡を上がること約30分。1873mピークのところで 平標新道に飛び出しました。平標山頂は、群馬県側から強い風が吹きつけていました。
平標新道を下り、矢場ノ頭が近ずくとガスの下に出て新潟側の視界が広がり、西ゼン第2スラブの全貌を望むことができました。ので、しばらく休んでから下山しました。湯沢温泉イナモト旅館で入湯し帰路につきました。
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