仙ノ倉谷・西ゼン

2014年10月04日(土) [日帰り]

• GPS: 56:00
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,170m
• 下り: 1,153m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:50
• 休憩: 0:20
• 合計: 12:10

6:30 ゲートＰ
7:40 7:40 入渓点
9:00 9:00 東ゼン・西ゼン出合
9:40 9:40 第１スラブ入口
10:30 10:30 第２スラブ入口
12:40 12:40 源頭笹ヤブ入口
14:40 15:00 池塘
18:40 ゲートＰ

天候

曇／雨／晴／曇／雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道湯沢ICより

コース状況／危険箇所等

特になし

写真

10/3 22:32

前夜はJR土樽駅でビバーク。

10/3 23:06

駅前にテント張っちゃいました。

10/4 6:34

ゲートP。すでに車2台あり。

10/4 6:35

ゲートPの橋より仙ノ倉沢上流側をのぞむ。

10/4 6:57

平標新道に入る手前の橋。

10/4 7:45

平標新道の渡渉点から入渓。

10/4 7:58

スタート直後はこんなかんじ。

10/4 8:07

久しぶりの遡行となる相方。

10/4 8:48

ガスッてきた。

10/4 9:01

西ゼンと東ゼンの出合。ほとんど見えない……。

10/4 9:34

10/4 9:45

25m滝かな？　左側を登る。

10/4 9:47

ちょいとビビリはじめた相方。

10/4 10:09

第1スラブは濃霧のため視界が効かずルートがまったく読めないため「行きあたりばったりクライミング」。岩も濡れ濡れでスリップしやすいので、アンザイレンしてスタカットで行きます。下が見えないので逆に怖くないかも……。

10/4 10:33

第1スラブが終わってホッとひといきの相方。

10/4 10:33

第2スラブのはじまり。

10/4 10:47

濃霧が一気に晴れて視界が効いてきた。おっしゃ〜！　テンションあがってきた〜！

10/4 10:49

ひたすらスラブ。

10/4 10:53

どこでも登れそう。

10/4 10:57

トラバース中。

10/4 11:56

すげ〜高度感！

10/4 11:59

緊張感がロープから伝わってきます。

10/4 11:59

もう1枚。

10/4 12:40

第2スラブが終わって源頭を詰めると、まもなく笹ヤブの入口に。

10/4 12:53

人の背丈以上の高さがある。

10/4 13:01

笹ヤブの隙間から見えた平標方面の眺望。

10/4 13:16

笹ヤブ中のトラバース。結局2時間近くヤブ漕ぎを強いられた。へとへと。

10/4 14:21

笹ヤブの最後に赤布を見つけた！

10/4 14:22

心底ホッとした表情の相方。

10/4 14:24

池塘に出ました。またまたガスッてきて幻想的。

10/4 14:27

幻想的な風景をぶち壊すおっさん。私だ。

10/4 14:27

濃霧＋雨のせいか尾根にはハイカーもいなかった。独占です。

10/4 14:40

空腹で、疲れ切り、冷え切ったボロボロの身体に温かいカップヌードル。「死ぬほど美味い……」しみじみ語る相方。

10/4 15:20

稜線はもう秋色。

10/4 15:42

再び秋色。

10/4 15:43

三たび秋色。

10/4 15:57

平標新道を下降。この辺りでマツタケの香りがしたのだが、探す気力も体力もすでになし。

10/4 16:02

幻想的。

10/4 16:17

もうすぐかな。

10/4 17:16

入渓点近くの道標。

10/4 18:42

結局最後はヘッデン下降になっちゃった。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

感想

Luigi

車でアクセスし、前夜JR土樽駅前にテントを張ってビバーク。

翌日、朝から靄がかかり視界が悪い中を遡行開始。アプローチ途中の平標新道で、早くも断念した3人組グループとすれ違う。「東？」「西。」「お気をつけて。」沢ヤ同士の会話は簡潔だな。小雨と霧の中の遡行はなかなかテンションが上がらない。同行の相方は「心が折れそう……。」と、早くも泣き言を言っているので、ダマしダマし進む。

第1スラブは濃霧のため視界は10m程度、しかも雨で岩は濡れ濡れの最悪コンディション。ルートがまったく読めないためテキトーに右の方を上がりトラバースして水流へ戻る。気分乗らない度MAXの相方が泣いているので、アンザイレンしてスタカットで登った。視界がなく下が見えないので、逆に怖くないじゃん。

第2スラブに突入するや、突然濃霧が一気に晴れて青空に！　200m大スラブのすげ〜景観、ここで私はテンション上がりまくり。斜度はあるもののグレード的にはたいした事ないレベルだが、再びアンザイレンで尺取り虫式にぐいぐい登る。水流の左を登り、最後は右へトラバースした。

源頭の流れを辿ると、間もなく笹ヤブ入口に。背丈以上のヤブ突入。結局ヤブ漕ぎに2時間近くを費やし、平標の池塘に飛び出した。平標新道を下降し、最後はヘッデン点けての歩きになって、結局12時間行動になってしまった。

ぼろぼろに疲れ切り汚れ切ってしまい、そのまま東京に帰る気力も体力も残っていなかったため、越後湯沢駅前の400円風呂に入り駅前の食堂で宴会。駅前Pに駐車して車中泊した後、日曜朝のガラガラ関越道で帰宅した。