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記録ID: 5239273
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雪山ハイキング
谷川・武尊

【上州武尊】雪の鹿俣山 〜たんばらスノーパークより周回〜

2023年03月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:09
距離
7.6km
登り
393m
下り
410m

コースタイム

日帰り
山行
2:32
休憩
0:37
合計
3:09
10:58
10:58
78
12:16
12:47
54
13:41
13:47
3
13:50
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
 青春18きっぷ利用でJR沼田駅へ。沼田駅から関越交通 迦葉山線のたんばらラベンダーパーク行きのバス(土日祝のみ運行)に乗車。終点で下車
コース状況/
危険箇所等
 樹林帯の雪はほどよく締っていてワカンで歩きやすかったですが、ゲレンデトップから先、鹿俣山までの区間は日差しで雪が緩んで一部シャーベット状になっています。立ち木の周囲にはツリーホールができている場所もあり、登り降りで1回ずつ腰まで埋まりました
その他周辺情報  沼田駅から徒歩15分くらいのところにある 地蔵温泉ゆに〜いく にて立ち寄り入浴。土日祝750円
スキー場に登山届を提出して登山開始。しばらくは除雪された車道を歩きます
2023年03月05日 10:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 10:42
スキー場に登山届を提出して登山開始。しばらくは除雪された車道を歩きます
ワカンを履いて雪の森へ。奥に見えるのは冬季休業中のキャンプ場施設
2023年03月05日 10:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 10:49
ワカンを履いて雪の森へ。奥に見えるのは冬季休業中のキャンプ場施設
ゲレンデ越しに谷川連峰の展望
2023年03月05日 11:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 11:21
ゲレンデ越しに谷川連峰の展望
正面に赤城山
2023年03月05日 11:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 11:31
正面に赤城山
腰まで埋まったツリーホール。大きな木の周囲にはこの種の落とし穴が多く、下山中にも1回沈みました
2023年03月05日 11:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 11:33
腰まで埋まったツリーホール。大きな木の周囲にはこの種の落とし穴が多く、下山中にも1回沈みました
2023年03月05日 11:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 11:50
2023年03月05日 11:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
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山頂直下。ここを直進するのは危険なので回り込みます
2023年03月05日 12:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:05
山頂直下。ここを直進するのは危険なので回り込みます
山頂手前の広場
2023年03月05日 12:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:13
山頂手前の広場
山頂への最後の登り
2023年03月05日 12:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:13
山頂への最後の登り
鹿俣山山頂
2023年03月05日 12:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
3/5 12:19
鹿俣山山頂
少し東に行くと上州武尊山の展望が開けます
2023年03月05日 12:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:21
少し東に行くと上州武尊山の展望が開けます
発達した雪庇
2023年03月05日 12:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:23
発達した雪庇
上州武尊山の山頂部アップ
2023年03月05日 12:24撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:24
上州武尊山の山頂部アップ
ゲレンデトップ。登って来たのは画像の左側で、下山路は右側になります
2023年03月05日 12:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:52
ゲレンデトップ。登って来たのは画像の左側で、下山路は右側になります
2023年03月05日 12:54撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 12:54
こちら側は冬期にはあまり歩かれていないようでした
2023年03月05日 13:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 13:02
こちら側は冬期にはあまり歩かれていないようでした
2023年03月05日 13:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 13:07
下山後、沼田駅の跨線橋から昨秋に登った上州三峰山や、いまだ厳冬期の装いの谷川連峰を目にすることができました
2023年03月05日 16:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
3/5 16:02
下山後、沼田駅の跨線橋から昨秋に登った上州三峰山や、いまだ厳冬期の装いの谷川連峰を目にすることができました

感想

 雪山に登ることもなく2月は風のように過ぎ去ってしまいましたが、3月は青春18きっぷのシーズンです。春が来る前にもう何回か雪山に登りたいと思ったので、たんばら高原の鹿俣山へ登ってきました。JRの宇都宮線、両毛線、上越線を乗り継いで沼田駅へ。そこから関越交通のバスに1時間ちょっと揺られればスキー場のある登山口に到着です。

【リゾートセンター〜シャクナゲ群生地】
 スキー場の管理センターで登山届を提出して車道を歩きはじめましょう。ゲレンデが視界に入ってきたら、頃合いをみて右手の森の中へ入ります。踏み跡はあちこちについていますが、ワカンを履いているので好きなところを歩くことにします。沈み込みはワカン装着で10センチ程度。スノートレッキングにはうってつけのコンディションでした。前述のとおりゲレンデに入らなければ森の中はどこを歩いてもいいですが、高度が上がるに連れて登りやすいところが狭まってくるのか、上の方ではほぼ夏道をなぞっていたようです。一部傾斜のきついところもあるので、コース取りに注意して進みましょう。途中、シャクナゲ群生地の道標がある少し先、ワカンやスノーシューでは通過が難しい下りの急斜面が1ヶ所だけあります。今回はワカンを履いたまま強引に通過しましたが、雪が少なくなってきたら大事を取って一度ワカンやスノーシューを外すのも手だと思います。

【鹿俣山山頂】
 やがて樹林帯を抜けると鹿俣山の山頂が視界に入ってきます。山頂に向かって直登したいところですが、傾斜はいよいよ急になり、日当たりが良いので少し雪が緩くなっているところも出てきます。斜面にはスノーボールも転がっていたので、ことによっては雪崩なんかも起きるかもしれません。ここは無理せず北側に回り込みましょう。山頂手前の広場状の場所を抜けて、もう一登りすれば山頂に到着です。山頂は南面から西面の展望が開けていますが、少し先に進むと上州武尊山を視界に捉えることができるようになります。踏み跡は獅子ヶ鼻山の方に向かって伸びていますが、既にお昼を回っているので今回はここまでとしました。

【ゲレンデトップ〜リゾートセンター】
 一度山頂手前の広場まで戻り、スキー場の外縁をなぞるように下山することにします。南側の尾根と違って、こちらはあまり歩かれていないようだったので、夏道をたどるのは早々に諦め、最短距離で斜面を突っ切ることにしました。結果的に、途中からスキー場のリフト脇を歩くような形になってしまいました。はじっこの方で滑走エリアからは外れていたので問題ないとは思うのですが、もうちょっと北側を歩くべきだったかもしれません。乗りたかったバスの発車15分前に下山完了。ワカンやトレッキングポールの収納時間を考えるとわりとギリギリでした。

【講評のようなもの】
 鹿俣山に登ったのは今回で2度目なのですが、前回は3月下旬から4月上旬くらいの時期だったので、今回はより雪山らしい雪山歩きを楽しむことができたと思います。鹿俣山までのピストンだったら、雪山初心者にも最適なコースなのではないでしょうか。積雪状況によってはワカン・スノーシュー、チェーンスパイクなどの装備は必要でしょうが、本格的なアイゼンやピッケルは不要かと思います。ゲレンデから賑やかなBGMが漏れ聞こえてくるのが難点といえば難点ですが、スキー場があるからこそ車道の除雪が為され、バス路線が維持されているとも言えるので痛し痒しです。常にゲレンデが視界に入るように歩いていれば、迷うようなこともないでしょう。ただ、ゲレンデの北側を回るような周回コースを取るとなると、夏道はゲレンデから大きく離れることになり、地形も複雑で入山者もグッと少なくなるのでルートファインディングが難しくなります。雪山入門の山としては、ゲレンデ南側のルートをピストンすることをオススメしたいと思います、

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