春の妖精たちに会いに神戸市立森林植物園へ

2023年03月05日(日) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 10.3km
• 登り: 263m
• 下り: 305m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:18

距離 10.3km 登り 263m 下り 319m

10:19 スタート地点
10:56 11:03 洞川湖
11:12 11:40 学習の森
11:52 神戸市立森林植物園西口
12:57 13:05 森林展示館・管理事務所
13:41 13:44 森林展示館・管理事務所
13:47 神戸市立森林植物園正門
14:02 14:03 弓削牧場分岐（小倉谷分岐）
14:37 谷上駅
14:37 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：神戸駅から阪急バス61系統鈴蘭台行で水源地前バス停下車
復路：神戸市営地下鉄・神戸電鉄谷上駅
なお、阪急バス水源地前のバス停は、有馬街道の鈴蘭台東口という交差点にあるが、阪急バス61系統には、鈴蘭台東口というバス停があり、そこは鈴蘭台駅のすぐ近くで行き過ぎなので間違わないよう注意（レコには残していないが、私は間違えて鈴蘭台東口で降りてしまい、連れから今晩のビールはなしと言われました。）

コース状況／危険箇所等

全て、よく整備されたハイキング道、公園園路で危険個所はありません。
登山用でなくとも普通の運動靴で十分です。

写真

3/5 10:19

阪急バス水源地バス停留所　本日のスタート地点
有馬街道の鈴蘭台東口という交差点にあるが、停留所の名前は「水源地前」なので間違わないように。
「鈴蘭台東口」というバス停で降りてはダメ

3/5 10:28

食パン店「イケメン大集合」
ベーカリープロデューサー岸本拓也が手がける愛知県西三河の高級食パン専門店
この名前のパン屋に入るのは勇気がいります。

3/5 10:43

牛の背というハイキングルートで、洞川梅林へ向かう。
緩やかな尾根道

3/5 10:51

洞川梅林
まだ、咲きはじめ。

3/5 10:51

紅梅
種類名の名札などはない。

3/5 10:52

モクレンの芽が大きくなってきている。

3/5 11:02

洞川湖
のんびり釣りをしている人がいる。

3/5 11:07

学習の森に到着
ここで、ミスミソウやセリバオウレンを見たとのレコが上がっていたので訪ねてみる。

3/5 11:09

学習の森の入口近くにはミツマタが多く植えられているが、花期はもう少し先

3/5 11:26

セリバオウレンを発見
いっぱい咲いている。

3/5 11:34

1つ1つの小葉がセリの葉っぱに似ていることが、名前の由来になっています。. 2月頃開花する直径1cmほどの花には、両性花、雄花、雌花があります。

3/5 11:35

線香花火のような「セリバオウレン」
根茎を乾燥したものは生薬「黄連」として漢方薬の材料になります。

3/5 11:27

春の妖精その1
ミスミソウ発見
ユキワリソウとも言われ、雪の下からこれが出てくると春だ。

3/5 11:33

雪の下から出てくるくらいなので、少し湿ったところが好きなようだ。
植物を探すときに大事なのは、生育環境を考えることだ。

3/5 11:33

花びらのように見えているのは萼と呼ばれる葉っぱが変形したもの。

3/5 11:28

別の小さい白い花をみつけた。
調べてみるとセントウソウという花らしい。
見た目のとおりセリの仲間だ。

3/5 11:53

森林植物園西門へ到着
サザンカの花がお出迎え

3/5 11:57

メタセコイア林

3/5 12:01

ロウバイ
かおりが良い。

3/5 12:06

アセビ
万葉集にも詠まれている日本に自生する常緑の花木です。今日一番見た春の花です。

3/5 12:26

ヤマウグイスカグラ
ウコギの仲間
まだ、開いている花は少ない。

3/5 12:31

シラカンバ林
日本の高原を代表する木の一つです。フィンランドでは「国の木」

3/5 12:34

オオバマンサク
青い空をバックに黄色のマンサクが綺麗。

3/5 12:40

森林植物園ロックガーデンに到着
春の妖精その2
フクジュソウ

3/5 12:40

フクジュソウは、元日草（がんじつそう）や朔日草（ついたちそう）の別名を持つ。福寿草という和名もまた新春を祝う意味がある。

3/5 12:55

フクジュソウは、典型的なスプリング・エフェメラルであり、春を告げる花の代表である。

3/5 12:47

春の妖精その3
セツブンソウ

3/5 12:48

セツブンソウは、まだ冬の寒さが残る節分のころに咲く山野草です。とても人気の高い春の妖精です。

3/5 12:48

まだ、何とか残っていてとても嬉しい。

3/5 12:50

春の妖精その4
バイカオウレン

3/5 12:51

バイカオウレンの花言葉は「情熱」
牧野富太郎博士がとても愛した春を告げる花だ。

3/5 12:51

春の妖精その5
スハマソウ
この写真の2輪だけ残っていました。
この株はピンク色でした。

3/5 12:52

ミスミソウに似ているが、葉がフキのように丸いのが特徴らしい。

3/5 12:49

春の妖精その6
ユキワリイチゲ

3/5 12:49

日当たりの悪いところでは、あまり開いていない。
太陽を浴びると咲き、太陽が出ていないと開かない。

3/5 12:49

しかし、今日は天気が良いので開いている花が多い。
ロックガーデン一面のユキワリイチゲ
満開、見ごろだ。

3/5 12:46

コチャルメルソウ
ユキノシタの仲間
言われないと、見逃してしまいそう。

3/5 12:57

森林植物園正門近所のウサギのオブジェ
連れはカピバラに見えると言っていた。

3/5 13:15

ロックガーデンから天津の森に移動
色んな梅が咲いている。

3/5 13:16

見事な紅梅
洞川梅林より森林植物園の方が少しだけよく咲いていましたが見ごろはこれからです。

3/5 13:18

マンサク
早春にいち早く黄色い花を咲かせて良い香りとともに春の訪れを知らせてくれる。

3/5 13:18

ベニイロマンサク
紅色のマンサクは初めて見ました。

3/5 13:20

ソシンロウバイ
花の真ん中まで黄色いのが特徴

3/5 13:24

有馬街道で買ったほうらく饅頭をおやつに食す。

3/5 13:34

アオイスミレ
葉が葵のように丸く、紫が薄いのが特徴。
春一番先に咲くスミレだ。

3/5 13:55

森林植物園を後に山田道を谷上に向かう。
ホオジロ
白黒がはっきりしているので♂

3/5 13:58

ジョウビタキの♂
白銀の頭がおじいさんみたいということでついた名前
チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、冬の時期日本に渡ってくる。

3/5 14:04

スギの花
これも春の花だ。
これだけ暖かいと随分、花粉が飛んでいることでしょう。

3/5 14:04

ヤシャブシの実
これも、アレルゲンとして有名

3/5 14:16

三ッ下谷への分岐
古い道標が目印。今日はまっすぐ谷上駅へ降りる。

3/5 14:26

春の雑草シリーズ1
ハコベ（春の七草）
雑草だがよく見ると小さくて可憐な花

3/5 14:30

春の雑草シリーズ2
ヒメオドリコソウ
春の七草のホトケノザとは違う。
特徴は、ミントのような毛の生えた葉で、草丈が短く、葉と葉の間隔が詰まっている。

3/5 14:31

春の雑草シリーズ3
オオイヌノフグリ
帰化植物　日本に入ったのは明治初年と推定され、1884年あるいは1887年に東京で見られてから急速に拡大

3/5 14:32

春の雑草シリーズ4
ナズナ（春の七草）
春から夏にかけて白い花と三角形の果実をつける。

3/5 14:33

春の特定外来生物
オオカワジシャかなあ？
葉の鋸が見えるので在来種のカワジシャとの交雑種のホソバカワジシャかもしれない。

3/5 14:34

鉄道高架下に、この2月、新しい案内地図ができていた。

3/5 14:42

ロッジ谷上
神鉄谷上駅のホーム上にある。

3/5 14:51

登山基地ということで、近隣のハイキングコースの案内が多数おいてある。

3/5 14:48

何故か、電子ピアノも置いている。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 飲料 非常食 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ

共同装備

昼食

感想

マルヒコ

先週、マラソンを走ったので、今日は足安めのため、ショートコースの植物鑑賞ハイキングとしました。

ヤマレコで、神戸市立森林植物園のユキワリイチゲが見ごろを迎えているとの情報があり、スプリング・エフェメラルを訪ねて、神戸森林植物園を訪ねました。
スプリング・エフェメラル（Spring ephemeral）は、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれています。

学習の森では、ミスミソウ
森林植物園のロックガーデンでは、フクジュソウ、セツブンソウ、バイカオウレン、スハマソウ、そして見ごろを迎えたユキワリチゲ
など春の妖精たちに巡り合うことができました。
このほか、アオイスミレ、コチャメルソウ、セリバオウレンなどいっぱいの春の花を見ることができました。
また、ヒメオドリコソウ、ナズナ、ハコベ、オオイヌノフグリなど春の雑草も勢ぞろいでした。

今回の記録作成で役に立ったのがグーグルの画像検索です。植物の写真で検索をかけると似たような植物の写真がでてきます。最初、セントウソウがわからなかったのですが、画像検索で調べました。皆さんも是非試してみてください。

これから、本格的な春を迎え、ハイキングで、もっと色々な花々を見たいなと思います。