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Yamareco

記録ID: 5245393
全員に公開
ハイキング
赤目・倶留尊高原

済浄坊渓谷から室生龍穴神社まで

2023年03月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
13.3km
登り
548m
下り
567m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:07
休憩
1:05
合計
7:12
距離 13.3km 登り 548m 下り 583m
9:05
26
9:31
9:32
36
10:08
7
10:15
10:25
21
10:46
10:53
29
11:22
48
12:10
12:56
187
16:03
16:04
13
16:17
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
 太郎路バス停脇にある公衆トイレは、男性用でも温水洗浄便座が付いた立派な多目的トイレであるのに驚きました。そういえば、屏風岩公苑にあるトイレも温水洗浄便座ですね。曽爾村の心配りには感謝します。
 しかし、クマタワにある丸木作りのトイレは、男性用は仕切り板がないのを我慢すれば使えそうですが、女性用は板が打ち付けてあって使えません。付近にトイレはありませんので、女性の方はご留意ください。
 クマタワから室生川に出会うまでの東海自然歩道には、道が荒れている区間があります。この区間は私のようなモノ好きには面白いですが、ファミリーハイクには向きません。
曽爾横輪バス停付近から見た兜岳。ルート(写真奥方向)は兜岳のふもとを巻いていきます。
2023年03月05日 09:33撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 9:33
曽爾横輪バス停付近から見た兜岳。ルート(写真奥方向)は兜岳のふもとを巻いていきます。
歩いていると、右側の川から轟々たる水音が聞こえます。長走りの滝です。長走りの滝は、水量の多い斜瀑が多数連なって、200〜300メートに渡って続いています。県道から見下ろす形なのは残念ですが、なかなかの壮観です。
2023年03月05日 10:06撮影 by  A104SH, SHARP
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3/5 10:06
歩いていると、右側の川から轟々たる水音が聞こえます。長走りの滝です。長走りの滝は、水量の多い斜瀑が多数連なって、200〜300メートに渡って続いています。県道から見下ろす形なのは残念ですが、なかなかの壮観です。
長走りの滝の最後の滝(これだけは斜瀑ではありません)。落差4、5メートルですね。
2023年03月05日 10:10撮影 by  A104SH, SHARP
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3/5 10:10
長走りの滝の最後の滝(これだけは斜瀑ではありません)。落差4、5メートルですね。
前方は目無橋。その手前の林道は済浄坊渓谷の遊歩道ではなく、済浄坊渓谷には橋の向こう側から入ります。
2023年03月05日 10:14撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 10:14
前方は目無橋。その手前の林道は済浄坊渓谷の遊歩道ではなく、済浄坊渓谷には橋の向こう側から入ります。
こんな標柱がありました。
2023年03月05日 10:16撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 10:16
こんな標柱がありました。
渓谷に入ってみると、こんな道。だいたいは歩きやすいです。
2023年03月05日 10:33撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 10:33
渓谷に入ってみると、こんな道。だいたいは歩きやすいです。
岩質が同じだからか、赤目渓谷のミニ版みたいですね。
2023年03月05日 10:39撮影 by  A104SH, SHARP
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3/5 10:39
岩質が同じだからか、赤目渓谷のミニ版みたいですね。
途中で、道に土砂と流木が被さって通れないところがありました。すぐ上に回避路がありますが、ちょっと危なっかしい。前方は済浄坊の滝です。
2023年03月05日 10:40撮影 by  A104SH, SHARP
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3/5 10:40
途中で、道に土砂と流木が被さって通れないところがありました。すぐ上に回避路がありますが、ちょっと危なっかしい。前方は済浄坊の滝です。
回避路はこんなルート。
2023年03月05日 10:44撮影 by  A104SH, SHARP
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3/5 10:44
回避路はこんなルート。
済浄坊の滝です。落差7、8メートルくらいです。水量が多いので、見栄えがします。
2023年03月05日 10:45撮影 by  A104SH, SHARP
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3/5 10:45
済浄坊の滝です。落差7、8メートルくらいです。水量が多いので、見栄えがします。
済浄坊の滝のすぐ上流にも同じくらいの大きさの滝がありました。
2023年03月05日 10:52撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 10:52
済浄坊の滝のすぐ上流にも同じくらいの大きさの滝がありました。
小さな滝もあり、短いのになかなか見所が多い渓谷です。
2023年03月05日 10:55撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 10:55
小さな滝もあり、短いのになかなか見所が多い渓谷です。
その上流で、遊歩道が崩落したのか、岩肌がむき出しになっていて、ロープを伝って通行しなければならない個所があります。1、2メートルですが。
2023年03月05日 10:56撮影 by  A104SH, SHARP
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その上流で、遊歩道が崩落したのか、岩肌がむき出しになっていて、ロープを伝って通行しなければならない個所があります。1、2メートルですが。
さらにその上流では、建築用の足場で臨時の通路が組まれている個所もありましたし、写真にはありませんが、数メートルにわたって通路一面がぬかるんでいる個所もありました。
2023年03月05日 10:59撮影 by  A104SH, SHARP
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さらにその上流では、建築用の足場で臨時の通路が組まれている個所もありましたし、写真にはありませんが、数メートルにわたって通路一面がぬかるんでいる個所もありました。
こんな滝もあります。
2023年03月05日 11:01撮影 by  A104SH, SHARP
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こんな滝もあります。
丸太階段の道で渓谷から離れて上がっていきます。
2023年03月05日 11:11撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 11:11
丸太階段の道で渓谷から離れて上がっていきます。
上がってみると、舗装林道に合流します。
2023年03月05日 11:14撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 11:14
上がってみると、舗装林道に合流します。
その近くに飲料水の無人販売所がありましたが、今は置いていません(1本200円だそうな)。
2023年03月05日 11:15撮影 by  A104SH, SHARP
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その近くに飲料水の無人販売所がありましたが、今は置いていません(1本200円だそうな)。
しばらく行くと林道は分岐しています。直進はクマタワ方向、左折はゼニヤタワ方向です。
2023年03月05日 11:21撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 11:21
しばらく行くと林道は分岐しています。直進はクマタワ方向、左折はゼニヤタワ方向です。
林道に沿う区間では、流れは全く平凡な静流になっていますが、たまにはこのようなところもあります。下段の滝は落差3メートルくらい。
2023年03月05日 11:33撮影 by  A104SH, SHARP
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林道に沿う区間では、流れは全く平凡な静流になっていますが、たまにはこのようなところもあります。下段の滝は落差3メートルくらい。
左側は車だけでなく歩行者も立入り禁止です。松ノ山の麓に向かうのかな?
2023年03月05日 11:57撮影 by  A104SH, SHARP
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左側は車だけでなく歩行者も立入り禁止です。松ノ山の麓に向かうのかな?
クマタワのトイレの個室は板が打ち付けられて使用できないようになっています。
2023年03月05日 12:10撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 12:10
クマタワのトイレの個室は板が打ち付けられて使用できないようになっています。
クマタワの案内板。東西南方向に踏み跡がありますが、北方向は下草が生えていない植林地なので、行けそうな気がします(かすかに踏み跡があるような気もします)。
2023年03月05日 12:11撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 12:11
クマタワの案内板。東西南方向に踏み跡がありますが、北方向は下草が生えていない植林地なので、行けそうな気がします(かすかに踏み跡があるような気もします)。
西方向に下ると、沢の源流に沿って踏み跡を辿ることになりますが、次第にルートは明確になります。
2023年03月05日 12:58撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 12:58
西方向に下ると、沢の源流に沿って踏み跡を辿ることになりますが、次第にルートは明確になります。
途中に間伐木が散乱しているので、ルートは見えなくなりますが。
2023年03月05日 13:01撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 13:01
途中に間伐木が散乱しているので、ルートは見えなくなりますが。
その先に自然石の階段が現われます。
2023年03月05日 13:05撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 13:05
その先に自然石の階段が現われます。
でも、かなり荒れた感じの道です。
2023年03月05日 13:15撮影 by  A104SH, SHARP
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でも、かなり荒れた感じの道です。
下りきると、東海自然歩道の道標が現われます。
2023年03月05日 13:24撮影 by  A104SH, SHARP
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下りきると、東海自然歩道の道標が現われます。
その先も荒れています。ここはたぶん橋が流されたのでしょう。
2023年03月05日 13:29撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 13:29
その先も荒れています。ここはたぶん橋が流されたのでしょう。
しばらく行くと、室生川の上流に沿って歩くことになります。立派なナメ滝が見えます。
2023年03月05日 13:32撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 13:32
しばらく行くと、室生川の上流に沿って歩くことになります。立派なナメ滝が見えます。
その近くでコンクリート橋を渡りますが、倒木が堆積してこんなありさま。上流には土砂も溜まっています。
2023年03月05日 13:35撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 13:35
その近くでコンクリート橋を渡りますが、倒木が堆積してこんなありさま。上流には土砂も溜まっています。
そこから少し行くと、道は尾根を巻いていますが、急斜面の下には斜瀑が連続していて、かなり大きな水音が聞こえます。
2023年03月05日 13:43撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 13:43
そこから少し行くと、道は尾根を巻いていますが、急斜面の下には斜瀑が連続していて、かなり大きな水音が聞こえます。
高く離れた位置から、それも樹林越しにしか見られないのが残念ですが、仮に近くで見たならば、長走りの滝に劣らない壮観でしょうね。
2023年03月05日 13:45撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 13:45
高く離れた位置から、それも樹林越しにしか見られないのが残念ですが、仮に近くで見たならば、長走りの滝に劣らない壮観でしょうね。
そのまま行くと、道に尾根側から石が流されてきて、道が埋められてしまった個所があります。尾根側の上流には、水量がほとんどないナメ滝様の一枚岩があります。
2023年03月05日 14:07撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 14:07
そのまま行くと、道に尾根側から石が流されてきて、道が埋められてしまった個所があります。尾根側の上流には、水量がほとんどないナメ滝様の一枚岩があります。
そのまた先に行くと、南松の滝分岐があります。
2023年03月05日 14:18撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 14:18
そのまた先に行くと、南松の滝分岐があります。
こんな頼りない道を降りますと・・・、
2023年03月05日 14:22撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 14:22
こんな頼りない道を降りますと・・・、
堂々たる南松の滝が姿を現します。全4段、落差30メートルくらい。滝壺が大きいので、間近に近寄ることができないのが残念ですが。
2023年03月05日 14:30撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 14:30
堂々たる南松の滝が姿を現します。全4段、落差30メートルくらい。滝壺が大きいので、間近に近寄ることができないのが残念ですが。
その滝壺に合流している支流の小滝群。これも趣があります。
2023年03月05日 14:27撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 14:27
その滝壺に合流している支流の小滝群。これも趣があります。
沢を飛び石を利用して徒渉して、対岸の林道を下ります。
2023年03月05日 14:45撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 14:45
沢を飛び石を利用して徒渉して、対岸の林道を下ります。
沢を下りきると、室生寺に向かう県道に出ます。県道の路傍にあった木彫の展示。
2023年03月05日 15:38撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 15:38
沢を下りきると、室生寺に向かう県道に出ます。県道の路傍にあった木彫の展示。
龍穴神社の奥の院に向かう林道(龍穴はこの林道の先にあるらしい)。もともとこの龍は奈良市の猿沢池に住んでいたというのですが、周辺の開発が進んだ結果、次第に山奥に移り住むようになったらしく、何だか悲しい話のように思えますね。
2023年03月05日 15:48撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 15:48
龍穴神社の奥の院に向かう林道(龍穴はこの林道の先にあるらしい)。もともとこの龍は奈良市の猿沢池に住んでいたというのですが、周辺の開発が進んだ結果、次第に山奥に移り住むようになったらしく、何だか悲しい話のように思えますね。
ゴールの龍穴神社。バスは神社の向かいの広場から出ます。
2023年03月05日 16:01撮影 by  A104SH, SHARP
3/5 16:01
ゴールの龍穴神社。バスは神社の向かいの広場から出ます。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンアイゼン ロープ(5メートル)

感想

 先週はバスに乗り遅れてしまって行けなかった済浄坊渓谷に、諦めきれずに行ってきました。小さな渓谷ですが、いろいろ見所がありました。

 最大の見所は、渓谷の手前にある長走りの滝ですね。水量が多いのでシャワークライムは難しそうですが、斜瀑ばかりですから、脇を伝うだけなら私のような素人でも何とかなりそう・・・などと不遜なことを考えてしまいました。
 クマタワから下ったところにある室生川の斜瀑群もなかなかのものです。沢歩きが好きな方なら、きっと垂涎ものでしょうね。
 南松の滝も立派でした。これまでこのルートを歩く機会は何度もあったのに、時間に追われて立ち寄っていなかったのが残念に思えました。
 途中に平凡な林道歩きがあったり、クマタワからの下りは道が荒れていたりしますが、かなり満足しました。

 なお、GPS軌跡が妙なところで始まっているのは、もともと曽爾横輪バス停で下車するつもりだったのですが、バスに乗車中に急な仕事の電話がかかってきたもので、いったん太郎路のバス停で降りて電話に応対し、そのまま歩いたためです。

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