岩手ツーリング�◆ヾ篌蟷魁〔崢ゥ魁璽�
岩手県
Luske
体力度について
- GPS
- 07:28
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 1,796m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:26
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
●網張スキー場 夏山リフトは営業中。 3基のリフトを乗り継ぎ、45分位で標高1300m地点まで上がれる。 リフト営業時間：（土日）7:00〜17:00，（平日）8:00〜17:00 （※10月14日以降は8:00〜15:00） 3基片道：1,050円 往復：1,350円 リフト乗り場の網張スキー場にはトイレはもちろん、 更衣室もあるのでバイク利用者としてはとても嬉しい。 ●鬼ヶ城 急な岩場が数ヶ所あるが、凹凸がハッキリしており容易。 岩手山への登り利用なら特に問題ないと思う。 だが、下りだと結構怖そう。 岩に不慣れな人は、下山利用は止めた方が無難かと。 北側が切れ落ちているので、強風の日は注意。 |
写真
拍手この日は朝から快晴。
岩手山が明瞭に見えた。
到着した時にはすでにリフトは営業開始していた。
ここから登山開始。
水量豊富で美味しい水だった。
岩手山には「倉」と付く山名が多いね。
鎌倉山、犬倉山、姥倉山、
黒倉山・・・
他にもあるかな？
その先には岩場の登り。一般登山道にしてはやけに急な岩場だが、凹凸ハッキリしており登りやすい。
三点支持を怠らなければ問題無く登れるだろう。
一般登山道にしてはやけに急な岩場だが、凹凸ハッキリしており登りやすい。
三点支持を怠らなければ問題無く登れるだろう。
岩に自信が無い人は下り利用は避けた方が良さそうだ。
これが鬼ヶ城の由来だろうか？
この日は天気が良く、岩手山からは多くの山を見る事が出来た。
2階へのハシゴが設置されており、積雪期も安心して利用できそう。
綺麗な小屋で、良い木の香りがした。
どちらから回るか悩んだが、時計回りに回る事にした。
中央は盛り上がっており、その先端にはケルンが積まれてある。
溶岩流の左側には昨夜泊まった焼走キャンプ場も見える。
ここからならば、昨夜の焚火見えただろな。
感想
朝の焼走キャンプ場は寒く、前夜は夜更かししたにも関わらず、
5時には寒さで目が覚めた。
寝ぼけ眼でテントの外に出ると空は快晴。
キャンプ場からは岩手山が明瞭に見えており、その景色は眠気が吹き飛ぶ程に清々しい。
もはや二度寝する気は起きず、早速テントを撤収し登山準備に取り掛かった。
当初の予定ではキャンプ場すぐそばの焼走りコースを登る予定だったが、
今からであれば、もっと長いコースでも行けそうである。
どうせならば、これまで登った事の無いコースを歩いてみたい。
焼走と馬返しコースは何度か登った事があるので別コースで
面白そうな登山道は無いものか、と岩手山地図の西側を見てみると…
あるではないか、面白そうなコースが。
「鬼ヶ城」という地名、そしてそれを通過する網張コースに興味を惹かれた。
今回登山は網張コースに決め、焼走キャンプ場を後にする。
登山口である網張スキー場へと移動した。
網張スキー場には7時過ぎに到着し、もうすでに夏山リフトは営業開始していた。
リフト乗り場前には大勢の登山者が列を作っており、その光景をテレビカメラを
担いだ人が撮影している。
もしかしたら、この日の岩手県ニュースで放映されたのかもしれない。
次々と山頂へ向かっていく登山者を横目で眺めながら登山準備。
リフト乗り場前にすっかり人が居なくなった頃に出発した。
リフト3基を乗り継いで終点へ到着すると、そこは紅葉の世界。
山の上の方は、もう紅葉は終わっていたが、リフト終点から麓側は今が盛り。
特に鎌倉山の紅葉が見事で、その鮮やかな姿に目を奪われながら登山道を進んで行く。
黒倉山を過ぎると、そこからは岩手山の眺望と、それに続く鬼ヶ城の稜線が間近に見える。
鬼ヶ城の岩稜には鋭い突起の岩が多数突き出ており、鬼の住居に相応しい佇まいに思えた。
さて、今回最も楽しみにしていた鬼ヶ城であるが、思っていた以上に道は穏やかだった。
岩稜の片側が切れ落ちたキレットのような地形であるが、南側の斜面にはハッキリした
登山道が走っており、進路に悩むような箇所は無し。
アップダウンはあるものの、傾斜は緩く、登下降する距離は短い。
岩場もあるが、大半は足だけでも通過出来る易しい岩場で、
中には手も使う場所もあるが、三点支持さえしっかりすれば安定して通過できる。
スリリングな岩場を楽しむ、というよりは自然の作り上げた岩の造形を楽しむ登山道、
という印象を持った。
だが、積雪期になったら、この道はどんな状態になるのだろう？
鬼ヶ城を歩いている最中、その事を何度も考えた。
今であれば容易に通過出来る登山道であるが、積雪期になれば、過酷な道になるだろう。
雪が付けば核心部になりそうな箇所も幾つかあり、きっと、積雪期の鬼ヶ城は、
体力だけでなく技術や経験も試されるような難路になるに違いない。
想像力と挑戦意欲を掻き立てられるものがあり、いつか雪の鬼ヶ城を歩いてみたい、
と思わされる。
また一つ、積雪期の目標が増えた。
鬼ヶ城を通過した後は、目的地の岩手山へ。
この日は天気が良く、岩手山の山頂には大勢の登山者が居た。
山頂からの見晴らしは良く、北には岩木山に八甲田山。
南には姫神山や早池峰、周辺の山は全て見えた。
しばらく山頂からの眺めを楽しんだ後は、大地獄谷経由で下山。
午後4時前には網張スキー場に下山し、無事に山行は終わった。
だが、今回はここからが辛かった。
東北道利用で宮城へ帰るが、盛岡インターからは工事による片側規制で2kmの渋滞。
花巻南インターから北上江釣子インターまでは事故で通行止め。
宮城県内に入った頃にはすっかり夜になってしまい、そこから先は雨の中。
ずぶ濡れになってしまい、あまりに寒くて震えが止まらぬ・・・
積雪期を前に、耐寒訓練でもしているような気分になりながら帰宅した。
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帰りの切通しで、休憩していた者です。
地獄谷分岐からの登りでヘロヘロになり、下りリフトへ向けて体を休めていたのですが、風のように登ってこられ流れるように歩かれる姿を「カッコいいなぁ」と思いながら見ておりました。
お鉢を回られ、リフトを使わずに下り、さらに雨の中、宮城までバイクとは、驚きました。
雪の鬼ヶ城。自分には歩けないと思いますが、好きな季節を想像しながら歩くのもまた、楽しそうですね。
ginalteさん、はじめまして。
確か、切り通し分岐でお会いしましたね。
単独の方が休憩していたのを覚えております。
この日の岩手山は最高の天気でしたね
お互い素晴らしい山行が出来て、嬉しく思います。
遠い山ですので岩手山を登山する機会はなかなかありませんが、
また鬼ヶ城を歩いてみたいと思います。
またお会いする機会もあるかと思いますので、その際は宜しくお願いします。
あまり北にいく機会なく、岩手山も遠くから眺めたことしかありません。
鬼が城、面白いですね！
自分が歩けるかどうかはさておいて、見てみたい地形の一つに鳴りました。
Luskeさんの冬レコも楽しみです(^-^)
今回初めて鬼ヶ城を歩きましたが、とても面白い登山道でした。
色んな形の岩を見ていると、どうしてこんな形になるのだろう？
と不思議に感じます。
北側が切れ落ちた地形なので、強風の日は要注意ですが、
天候に恵まれればそれ程危険は無いと思います。
リフト利用でもロングルートになりますが、
ぜひ、kimberliteさんにも歩いて頂きたいルートです
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