栃木県足利市の低山ハイキング（叶花集会所→石尊山→深高山）と森高千里さんの歌「♪渡良瀬橋」ゆかりの地散策

2023年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.6km
• 登り: 465m
• 下り: 448m

天候

☀快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東京都日野市→国立府中IC→中央道→首都高→西新宿JCT→川口JCT→東北道→岩舟JCT→北関東道→太田桐生IC→太田バイパス→桐生バイパス→原宿南交差点→栃木県道254号線→葉鹿跨線橋北交差点→県道218号線→叶花集会所駐車場

●叶花（かのうけ）集会所駐車場
　足利市のホームページには、深高山・石尊山ハイキングコースのページに「石尊山側から入山する際は下記の駐車場をご利用ください。」と書かれており、この集会所の駐車場を「ハイカー用」と紹介しています。
　私は、小俣ごみ最終処分場の所在地（栃木県足利市小俣3005）をカーナビにセットしましたが、県道218号線から処分場へと右折するポイントは直進し、間もなく現れる春日神社の向かいに集会所があります。駐車場は広く、30台程度が駐車可能と思われます。料金の徴収はありません。
　最寄りのコンビニは、セブンイレブン足利坂西中央店（栃木県足利市小俣町343-1）でした。
https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/industory/000061/000904/p002723.html

コース状況／危険箇所等

今回は、栃木県足利市西部の深高山（標高506m）、石尊山（標高486m）を縦走し、下山後に足利市の観光名所を散策しました。山中では、日光連山、赤城山、関東平野を見渡せるとのことでしたが、春霞で遠方は鮮明に見渡すことができませんでした。
下山後の市内観光は、織姫神社、渡良瀬橋、八雲神社などを巡っています。

●全体的に
　登山口になっている石尊不動尊からは、尾根下を辿って奥へと歩きますが、女人禁制碑を過ぎ、徐々に斜面を登って尾根に出ると露岩が現れるようになり、「釈迦岩展望」の標識がある場所からは、眺望が出てきます。右手には眼下にごみの最終処分場（埋立て地）、その先には桐生市の町並み、鳴神山を始めとする「桐生アルプス」の峰などが見えました。石尊神社奥宮から先は、ひと登りで見晴し台に到着します。
　ここから先は、稜線歩き。落葉で日が差し込んだ明るい尾根を若干の登降を繰り返しながら縦走します。稜線の小高い場所にある石尊山山頂を超えて深高山山頂までを歩きますが、樹木に囲まれてのアップダウンは、やや単調に感じました。

　トイレと水場は、登山口である石尊不動尊付近にありましたが、トイレは古くて快適とまでは言えません。事前にコンビニなどで済ませておきたいです。
　道は落ち葉に覆われている箇所もありますが、尾根通しで歩けば問題ありません。石尊山見晴し台前後には露出した岩が多く、特に難しい箇所は無いと思いますが、足の置き方などに注意したいです。
　私のau携帯は、里に近いこともあるのか、概ね電波状態は良好でした。

その他周辺情報

●織姫神社
　足利織物の守り神として、足利市街地に近い織姫山の中腹に、1705年（宝永2年）に土地住民により創建されたそう。足利は、縦糸と横糸をわざとずらすことで、境目がぼやけた風合いの柄が特徴的なカジュアルな織物「銘仙（めいせん）」を作り、江戸時代から長きに渡って庶民の間で親しまれたとのこと。
　現在の社殿は、平等院鳳凰堂をモデルとして、1937年（昭和12年）に完成したそうで、足利市のシンボルとなっています。
　叶花集会所からは、約12.2km・車で30分程の距離。私は付近にある足利市営巴町駐車場（足利市巴町2583-1）に駐車しました。24時間営業で、料金は駐車時から1時間は200円。その後1時間あたり100円で上限1,000円です。
　https://www.orihimejinjya.com/entry19.html

●渡良瀬橋
　森高千里さんの「渡良瀬橋」で歌われているのが、足利市内の渡良瀬川に架かるこの橋です。
　https://m.youtube.com/watch?v=hYUrBTYuhAQ
　1902年7月に木製の橋が架けられたものの、1934年11月に大日本帝国陸軍の大演習が足利で行われることになり、老朽化した木橋を重量のある陸軍の車両が通行するのは困難ということで急遽架けられた橋で、1934年9月に竣工しています。
　なお、渡良瀬橋自体には歩道はなく、歩行者及び自転車が通行できる橋が併設されています。橋の近くには「渡良瀬橋」の歌碑が2007年に建てられ、碑の横のボタンを押すと「渡良瀬橋」の曲が流れます。
　https://www.ashikaga-kankou.jp/spot/watarasebashi

●八雲神社（やぐもじんじゃ）
　「渡良瀬橋」の歌詞に出てくる「八雲神社」は、この神社のこと。栃木県足利市緑町にある神社で、午頭天王・素盞嗚男命（スサノオ）を祭っています。
　https://yagumojinjya.com/

●鳥伊支店
　渡良瀬橋に近い路地裏にある鰻屋さん。食事メニューは「うな重」「とり重」「とり丼」「蒲焼き」「焼き鳥」のみ。古い民家を改装した雰囲気が満点。テーブル席、小上がりと座敷がありました。営業時間は11時30分〜14時、17時〜19時30分で予約は受付ておりません。木曜定休。クレジットカードは使えませんのでご注意を。
　https://www.ashikagagourmet.com/%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%a1/%e9%b3%a5%e4%bc%8a%e6%94%af%e5%ba%97-%e3%81%86%e3%81%aa%e3%81%8e-%e2%98%85%e2%98%85%e2%98%85/

●道の駅どまんなかたぬま
　日本列島の中心地が、栃木県佐野市田沼地区なのだそうです。農産物直売所朝採り館は野菜の種類・量が豊富で、この時季は苺の「とちおとめ」を販売していました。
　https://domannaka.co.jp/

写真

3/11 7:06

足利市小俣の春日神社までやって参りました。只今、土曜日の7時過ぎです。

3/11 7:07

神社の向かいにある叶花集会所。足利市ホームページでは、ハイカー用の駐車場と紹介してくれています。

3/11 7:08

ありがたく使わせていただきます。
壁]*´・ω・`)ノ オジャマシマスゥ♪

3/11 7:09

石尊山登山口は、この先280mと。

3/11 7:10

手作りの標識。分かりやすくて、作者の愛情を感じます。感謝。

3/11 7:10

では、行きましょう。

3/11 7:13

立て看板が見えてきました。

3/11 7:13

「ここを入れ」と言ってくれています。

3/11 7:14

神社の入口。神域に入ります。緊張。
(｀・ω・´)シャキーン

3/11 7:15

石尊山に入らせていただきます。宜しくお願いいたします！

3/11 7:15

トイレと水洗があります。トイレはやや古いかな。

3/11 7:16

尾根筋にはチャートの岩場が露出しています、と。二酸化ケイ素の成分を持つ放散虫・海綿動物などの動物の殻や骨片が海底に堆積してできた岩石のことで、この辺りは海底から隆起したということかな。

3/11 7:16

石尊不動尊が見えています。

3/11 7:16

正面から。彫刻が素晴らしいですね。

3/11 7:17

無事の登山を祈願して出発します。
(-人-〃)

3/11 7:18

斜面の下部を歩いています。

3/11 7:22

ん？ 何か見えていますね。

3/11 7:22

八丁目の標識です。

3/11 7:23

こちらは九丁目。この岩もチャートなのかな？

3/11 7:25

勾配が増します。

3/11 7:28

尾根に向かって高度を上げています。

3/11 7:28

岩場では特に足元注意。

3/11 7:29

斜面を登って尾根に出ました。

3/11 7:30

女人禁制と。
(๑╹ω╹๑⋈ ) なんですと？

3/11 7:30

ここは十三丁目です。

3/11 7:30

更に高度を上げていきます。

3/11 7:32

周辺の斜面の様子。

3/11 7:34

空が明るくて、稜線の縦走が楽しそう。
(๑´ㅂ`๑) わくわく

3/11 7:37

道の雰囲気が変わってきました。

3/11 7:39

背の高い木が少なくなります。

3/11 7:40

ベンチが置かれています。

3/11 7:40

歩き始めて25分程。

3/11 7:42

露出した岩が現れます。

3/11 7:44

石尊山と言うくらいだから、岩山なんでしょうか。

3/11 7:46

登っていくと先のピークが見えてきました。

3/11 7:47

尾根の上部に出ます。高度感が出てきました。

3/11 7:47

今日は快晴。東京の最高気温は22℃まで上がるのだとか。

3/11 7:48

足元はザレ気味。

3/11 7:48

右手の眼下に小俣最終処分場が見えています。
|ૂ•̀ω•́ ) 見てみな

3/11 7:49

ごみを埋め立てるために山の斜面を崩しているのかな。それにしては大規模ですね。
| ᴥ•́ ) どれどれ

3/11 7:51

左手の様子です。

3/11 7:52

奥に霞んで見えているのは、鳴神山と桐生アルプスでしょうか。

3/11 7:52

景色がいいですねぇ。

3/11 7:56

どんどんと高度を上げていきます。

3/11 7:56

岩場に差し掛かりました。

3/11 8:00

ここは二十六丁目。

3/11 8:00

雲の無い快晴ですが、春霞で遠くがぼやけて見えます。
(๑•ㅂ•) ほー

3/11 8:00

左奥に見えてきたのは桐生市街地。あちらは群馬県。

3/11 8:02

大きな岩を縫うように歩いています。

3/11 8:03

建物が見えてきました。

3/11 8:03

石尊神社奥宮。

3/11 8:04

崖上に建てられています。

3/11 8:04

この上が山頂かな？
（¬з¬）σ

3/11 8:04

登山口からは50分程歩きました。

3/11 8:05

開けた場所に出ます。

山頂と書かれていませんが、標識と記念写真。
Σp[【◎】]ω・´)✧

3/11 8:06

ベンチが置かれています。休憩しよう。

3/11 8:07

後で分かるのですが、ここは見晴し台と呼ばれる場所で、石尊山山頂はこの先の稜線上にあります。

3/11 8:11

では、出発。

3/11 8:12

おお、良い雰囲気ではありませんか。

3/11 8:14

落葉して日差しがある稜線。

3/11 8:18

太陽に向かっているので、東向きに進んでいるようです。

3/11 8:18

若干の登降をしながら縦走。

3/11 8:18

ここも眺望がありそう。

3/11 8:19

南側を見て。この辺りは足尾山地の南端で、その先を渡良瀬川が流れています。
( ΦωΦ ) ふむ

3/11 8:19

緩やかに登っていくと・・・

3/11 8:20

標識が見えてきました。

あ！ ここが石尊山山頂です。標高486m也。
(๑•̀ㅂ•́)و✧ よっしゃ

3/11 8:20

現在の気温は13℃。空気はヒンヤリしています。

3/11 8:21

足元には三角点。

3/11 8:21

では、深高山（しんこうさん）へと縦走しましょう。

3/11 8:22

正面には次のピークが見えてきました。

3/11 8:22

幅広の尾根道。

3/11 8:25

ウグイスが啼いています。
(•ө•) ホケキョ

3/11 8:28

標識が見えてきました。

3/11 8:28

分岐です。右折すると湯殿山へ。JR両毛線小俣駅の北側にある標高399mの山だとか。

3/11 8:29

深高山は引き続きの稜線歩き。

3/11 8:31

正面右手に次のピークが現れます。

3/11 8:35

比較的大きく登っていきます。

3/11 8:37

ここは小ピークでした。更に次ぎのピークが見えてきました。

3/11 8:42

景色はやや単調。

3/11 8:48

深高山ピークに向けて最後の登り。

3/11 8:51

祠が見えてきました。

深高山に到着〜。先ほどの石尊山からは標高を20m上げています。
( ´͈ ᗨ `͈ )ﻌ( ´͈ ᗨ `͈ )୨

3/11 8:51

樹木に囲まれて眺望はありません。

3/11 8:52

少々休憩したら、下山に取りかかります。本日はピストン山行。

3/11 8:57

石尊山経由で登山口まで戻ります。

3/11 8:57

では出発。

3/11 9:06

satonyaoは、おニュー靴の慣し歩き中。
(((╭(。’ㅂ’)╮"

3/11 9:19

湯殿山分岐まで戻りました。

3/11 9:19

湯殿山はまた今度。

3/11 9:26

石尊山ピークを通過。

3/11 9:31

往路と比べて復路は短く感じます。

3/11 9:32

見晴し台に到着。

3/11 9:36

ここからは岩場の通過があるので慎重に。

3/11 9:36

ザレ場の下り。
:;((•﹏•๑)));:

3/11 9:37

奥社です。

3/11 9:40

いやー、この辺りの景色はいいですねぇ。
+.゜(*´∀`)b゜+.゜

3/11 9:45

この岩の脇に・・・

3/11 9:45

「釈迦岩展望」の標識がありました。神域といった感があります。

3/11 9:52

尾根も雰囲気がありますね。

3/11 10:04

斜面を下っています。

3/11 10:10

登山口に近付いてきました。

3/11 10:17

石尊不動尊。

3/11 10:18

登山口には椿が咲いています。

3/11 10:18

椿とsatotake
(　˙灬˙)　✿

3/11 10:19

後背のヒノキは、花粉を纏ってオレンジ色。

3/11 10:19

毎年8月14日に石尊山山頂で「梵天祭り」を行う風習があります、と。

3/11 10:21

無事下山しました。正面奥には車を駐めた集会所が見えています。

3/11 10:23

この辺りは足利市の小俣城山町。

3/11 10:25

叶花集会所です。お疲れ様。さて、これから約12km先の足利市街地で観光をしようと思います。

3/11 10:55

付近の市営駐車場に車を駐めて、やって来たのは織姫神社。

3/11 10:56

神社は織姫山の中腹に建てられています。

3/11 10:57

正面は石段。左手の縁結び坂には七色の鳥居があり、どちらからも登拝することができます。

3/11 11:10

この神社はハイキングコースの起点になっているようですね。
φ(・∀・*) メモメモ

3/11 10:58

我々は、229段の石段を登ります。

3/11 10:58

「織姫神社にようこそ〜」

3/11 10:59

「楽しんでいってね♡」

3/11 10:59

左手には縁結び坂の七色の鳥居が見えています。

3/11 10:59

半分ほど登りました。

3/11 11:00

階段の途中に蕎麦店「蕎遊庵」があります。
https://www.kyouyuuan.com/

3/11 11:00

ハイキングコースはこちらへ。
(*σ・ω・。)σ

3/11 11:01

色鮮やかな社殿。

3/11 11:01

すぐ先に渡良瀬川が流れています。あの橋が森高千里さんの歌に出てくる渡良瀬橋ですね。
(´◉ω◉`) あれか

3/11 11:02

こちらは足利市中心部。足利学校もこの辺りにあります。
https://www.ashikaga-kankou.jp/spot/ashikagagakko

3/11 11:14

市街地散策をしながら渡良瀬橋に向かっています。こちらは蕎麦店。

3/11 11:14

振り返ると織姫神社が見えています。

3/11 11:16

足利には鰻屋が多く、こちらは「鳥伊支店」さん。
ԅ(¯﹃¯ԅ) ジュルリ

3/11 11:16

11時半からの営業で、まだ15分程あります。渡良瀬橋に行ってから、ここでランチしましょう。

3/11 11:16

店の駐車場。

3/11 11:17

両毛線の踏切を渡ります。

3/11 11:19

見えた。渡良瀬橋の北端に着きました。

3/11 11:19

渡良瀬川に架かる現存の橋では最古の部類に入るそうです。

3/11 11:20

橋に併設されている歩道橋。

3/11 11:20

(○˘▿˘)♫「渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわ」。うーん、ここで夕日を見てみたい。

3/11 11:21

まだ午前11時半です。

3/11 11:21

それにしてもお腹が空きました。

3/11 11:25

歌碑に立ち寄ろうっと。

3/11 11:26

ボタンを押すと歌が流れます。
( ¯0¯)θ♪さぁ、歌いますよー

3/11 11:27

♪電車に揺られこの町まで あなたは会いに来てくれたわ〜

3/11 11:26

♪私は今もあの頃を 忘れられず生きてます〜

3/11 11:26

いい歌ですね。染みます・・・。
(´•̥ ω •̥` ) うるうる

3/11 11:28

歌碑のすぐ下にある児童公園。

3/11 11:28

乗ってみたくなります。

3/11 11:32

さてさて、鳥伊支店さんまで戻りました。営業開始しています。

3/11 11:32

テーブル席から奥の座敷を見て。

3/11 11:33

メニューは5種類のみ。

3/11 11:46

本日のベスコン・グルメは、うな重。ふっくら柔らかくて美味しい。
(๑´ڡ`๑) マイウー

3/11 12:21

食後に訪れたのは八雲神社（やぐもじんじゃ）。

3/11 12:21

こちらも森高千里さんの歌に登場する場所。

3/11 12:21

( ￣0￣)θ♪「今でも 八雲神社にお参りすると あなたのこと祈るわ−」

3/11 12:22

境内では、桜が咲き始めていました。

3/11 12:22

祇園精舎の守り神・牛頭天王を祭神としている、と。

3/11 12:22

えへへ　おほほほ

3/11 12:22

拝殿です。

3/11 12:23

駐車場にある地図に「公衆電話」と書かれた場所があります。まさかアレのことでしょうか。
( ゜д゜) ハッ！

3/11 12:33

ここだ。

3/11 12:33

(*´○｀)♀~♪「床屋の角にポツンとある 公衆電話覚えてますか 昨日思わずかけたくて 何度も受話器とったの〜」

3/11 12:34

「森高千里さんの渡良瀬橋で歌われている電話ボックスです」と書かれています。

3/11 12:43

散策終了。市営駐車場まで戻りました。

3/11 12:44

2時間半で駐車料金は300円とリーズナブル。ありがたや。では、これから道の駅に寄って帰ります。
ฅ(。•∀•。ฅ マタネ〜

撮影機器：

Galaxy A32 5G SCG08 au サムスン

Galaxy A53 5G SCG15 au サムスン

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル

感想

さとたけ

2月5日に栃木県足利市に隣接する群馬県桐生市の鳴神山でハイキングをした際、吾妻山山頂でお話をした地元ハイカーさんに足利の山の良さを教えていただきました。丁度、1月28日には、NHK「ブラタモリ」で「足利はときどき天下をとる」が取り上げられていて興味を持っていたこともあり、今回、市内の山でハイキングしてから市街地の散策をすることとしたものです。

皇海山を北端とする足尾山地は、群馬県北東部から栃木県南西部にまたがっており、北に行くほど標高が高くなり、今回歩いた石尊山、深高山はほぼ南端にある標高500m程度の低山です。そのため、今回行程は樹木に覆われており、落葉している枝越しに景色が見える程度。しかし、奥社周辺は岩稜帯で眺望がありますので、その先の見晴し台まで行けば、十分にこの山を楽しめるのではないか、と思いました。

さて、市内観光ですが、森高千里さんの楽曲「渡良瀬橋」に歌われる本物の橋を初めて訪れました。曲は1993年に発表されており、既に30年が経とうとしています。
渡良瀬川の河原、八雲神社、電話ボックス。どれを見ても歌詞が思い起こされて、森高さんの作詞センスの高さを改めて感じてしまいます。

昔、学校で習いました。足利は清和源氏足利氏流の本貫地で、日本最古の学校「足利学校」がある町であると。
現在では、一番の観光の目玉は、あしかがフラワーパークでしょうか。市内の朝倉町にあった早川農園の 「250畳の大藤」が、都市開発の為、1997年に現在地に移転した際の大規模な移植が有名ですね。
https://www.ashikaga.co.jp/

札幌で暮らす娘は藤の花が好きなものですから、今度、帰省したら連れて行きたいなぁ。そして家族揃って、渡良瀬橋からの夕日を眺めたいと思っています。

satonyao

靴を新調したのでわくわくです。今日は快晴だよ〜！
変化に富んだ道でたのしく歩けました。
ところどころすべりやすく、頂上近くは岩が多いです。
手頃な高さなのに眺望は良く、気持ちよい山歩きが出来ました。

今回は、足利のまちも観光もしました。
森高千里の「渡良瀬橋」の歌詞どおり、床屋の角に公衆電話がほんとにぽつんとあっておどろきました。