ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5260789
全員に公開
雪山ハイキング
飯豊山

飯豊連峰 頼母木山(西俣ノ峰ピストン)残雪期ルート

2023年03月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:38
距離
14.3km
登り
1,547m
下り
1,546m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:47
休憩
0:48
合計
8:35
6:02
124
8:06
8:06
43
8:49
8:50
39
9:29
9:30
81
10:51
11:11
29
11:40
12:04
16
12:20
12:20
36
12:56
12:58
98
14:36
14:36
1
14:37
ゴール地点
天候 快晴&微風
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■アクセス
仙台市よりR286→笹谷IC→山形蔵王IC→R13→R113→梅花皮荘(片道3時間)

■駐車場
梅花皮荘の登山者用駐車場。10台程。

コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト
なし?今回はCompassにて提出。

■ルート状況
残雪期限定の梅花皮荘から飯豊連峰の稜線まで西ノ又峰を経由し頼母木山まで辿るルート。
尾根取り付きから大曲りまでがこのルートの最大の核心です。細尾根の激急登、残雪が不安定、所々夏道吐出、岩場あり、左右切れ落ち、踏み抜き等々あります。朝方は多少雪が締まっていますが、午後は緩んでさらに危険が増します。最近の気温上昇で日々変化すると思われますので歩かれる方はどうぞお気を付けください。
大曲り以降は2か所尾根の大木周辺の雪が切れかかり危ない箇所あり。西俣ノ峰直下が急登で登りより下りが少し足がすくみそう。西俣ノ峰以降も数か所夏道露出ありで、雪庇とクラックから充分距離を取る必要ありで、ちょっといやらしいトラバース箇所あり。細かいアップダウンあり、頼母木山まで少しずつ標高を上げていきます。
その他周辺情報
■温泉
梅花皮荘 \500
梅花皮荘よりクライムオン!車は6,7台程あり、同じタイミングで数名準備されていました。月が綺麗でやはり上部が雪が沢山!
2023年03月11日 06:03撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 6:03
梅花皮荘よりクライムオン!車は6,7台程あり、同じタイミングで数名準備されていました。月が綺麗でやはり上部が雪が沢山!
奥川入から雪原、杉林を歩き、尾根に取り付く。細尾根に残雪があるが早朝は締まっておりまだ安定していたが…。
2023年03月11日 06:27撮影 by  SO-41A, Sony
2
3/11 6:27
奥川入から雪原、杉林を歩き、尾根に取り付く。細尾根に残雪があるが早朝は締まっておりまだ安定していたが…。
所々夏道露出。ロープも下部に2か所。岩場もあります。序盤からひたすらの急登が続く。
2023年03月11日 06:34撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 6:34
所々夏道露出。ロープも下部に2か所。岩場もあります。序盤からひたすらの急登が続く。
クラックとクラックの間を渡る箇所もありいつ崩れてもおかしくない。日々ルートが変わりそう。
2023年03月11日 07:01撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 7:01
クラックとクラックの間を渡る箇所もありいつ崩れてもおかしくない。日々ルートが変わりそう。
稜線が少し近づく。さすが飯豊、残雪たっぷり。
2023年03月11日 07:04撮影 by  SO-41A, Sony
2
3/11 7:04
稜線が少し近づく。さすが飯豊、残雪たっぷり。
急登、急登。
2023年03月11日 07:13撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 7:13
急登、急登。
朝日連峰も見えてきた!
2023年03月11日 07:17撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 7:17
朝日連峰も見えてきた!
西俣ノ峰のトップが見えてきた。何人か取り付いていますが、直下はかなり急登み見えますねー。
2023年03月11日 07:23撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 7:23
西俣ノ峰のトップが見えてきた。何人か取り付いていますが、直下はかなり急登み見えますねー。
宿り木と西俣ノ峰。
2023年03月11日 07:28撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 7:28
宿り木と西俣ノ峰。
飯豊本山も見えて来た。飯豊連峰主稜線。
2023年03月11日 07:28撮影 by  SO-41A, Sony
2
3/11 7:28
飯豊本山も見えて来た。飯豊連峰主稜線。
目指す頼母木山がめちゃくちゃ遠く感じる…。
2023年03月11日 07:57撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 7:57
目指す頼母木山がめちゃくちゃ遠く感じる…。
朳差岳と鉾立峰。真っ白です。
2023年03月11日 08:07撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 8:07
朳差岳と鉾立峰。真っ白です。
西俣ノ峰からは雪庇が沢山。気を付けながら進みますが、稜線の素晴らしい景色に気を取られちゃう。
2023年03月11日 08:07撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 8:07
西俣ノ峰からは雪庇が沢山。気を付けながら進みますが、稜線の素晴らしい景色に気を取られちゃう。
本山とダイグラ尾根のギザギザ。
2023年03月11日 08:07撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 8:07
本山とダイグラ尾根のギザギザ。
西俣ノ峰からもたまに夏道露出している箇所あります。
2023年03月11日 08:13撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 8:13
西俣ノ峰からもたまに夏道露出している箇所あります。
振り返って。雪庇と奥には朝日連峰。
2023年03月11日 08:16撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 8:16
振り返って。雪庇と奥には朝日連峰。
それにしても朳差岳が!
2023年03月11日 08:39撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 8:39
それにしても朳差岳が!
まだまだ標高上げます。アイゼンが良い感じで刺さりますが雪庇を避けトラバースする箇所もあり少し緊張する場面も。
2023年03月11日 08:44撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 8:44
まだまだ標高上げます。アイゼンが良い感じで刺さりますが雪庇を避けトラバースする箇所もあり少し緊張する場面も。
気持ち良い雪原もあり。
2023年03月11日 08:44撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 8:44
気持ち良い雪原もあり。
AM2時から地神山まで登ったソロの方と色々お話しました。3/5にも登られたがだいぶ雪解けが進んでしまったとのことでした。
2023年03月11日 09:41撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 9:41
AM2時から地神山まで登ったソロの方と色々お話しました。3/5にも登られたがだいぶ雪解けが進んでしまったとのことでした。
こんな大きいダケカンバは初めて見た!
2023年03月11日 09:46撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 9:46
こんな大きいダケカンバは初めて見た!
先行5名の方がいらっしゃいます。歩きたいように歩ける大雪原。快晴&微風で快適です。10歩進んでは止まっての繰り返し💦
2023年03月11日 10:01撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 10:01
先行5名の方がいらっしゃいます。歩きたいように歩ける大雪原。快晴&微風で快適です。10歩進んでは止まっての繰り返し💦
テッカテカ〜。
2023年03月11日 10:10撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 10:10
テッカテカ〜。
歩いてきたルートと朝日連峰。絶景に元気貰いながら。
2023年03月11日 10:14撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 10:14
歩いてきたルートと朝日連峰。絶景に元気貰いながら。
あそこを登り切れば!!
2023年03月11日 10:18撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 10:18
あそこを登り切れば!!
頼母木小屋方面の雪庇と奥は二王子岳。
2023年03月11日 10:33撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 10:33
頼母木小屋方面の雪庇と奥は二王子岳。
ようやく目線が朳差岳と同じ位に。
2023年03月11日 10:33撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 10:33
ようやく目線が朳差岳と同じ位に。
と思ったらもう少し先であのピークが頼母木山でした!
2023年03月11日 10:36撮影 by  SO-41A, Sony
2
3/11 10:36
と思ったらもう少し先であのピークが頼母木山でした!
頼母木山登頂!3月に飯豊連峰の稜線に立てるとは!新潟から来られたパーティとお話させて頂きました。
2023年03月11日 10:56撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 10:56
頼母木山登頂!3月に飯豊連峰の稜線に立てるとは!新潟から来られたパーティとお話させて頂きました。
二王子岳にも残雪もっさり。
2023年03月11日 10:49撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 10:49
二王子岳にも残雪もっさり。
朳差岳へと続き飯豊連峰北部稜線。
2023年03月11日 10:50撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 10:50
朳差岳へと続き飯豊連峰北部稜線。
地神山への続く主稜線に惚れ惚れ。目標は地神山でしたが今日は無理せず頼母木山まで。
2023年03月11日 10:51撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 10:51
地神山への続く主稜線に惚れ惚れ。目標は地神山でしたが今日は無理せず頼母木山まで。
飯豊本山もクッキリ見えます。今年も飯豊連峰には沢山足を運ぶでしょう。次は大日杉からかな!?
2023年03月11日 10:59撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 10:59
飯豊本山もクッキリ見えます。今年も飯豊連峰には沢山足を運ぶでしょう。次は大日杉からかな!?
小休止しながら絶景堪能。先行パーティは地神山まで行かれました。先も長いので下山開始〜。
2023年03月11日 11:11撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 11:11
小休止しながら絶景堪能。先行パーティは地神山まで行かれました。先も長いので下山開始〜。
下山は朝日連峰に向かって。
2023年03月11日 11:28撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 11:28
下山は朝日連峰に向かって。
振り返って。今回は14名とスライド。ソロ4名、2名〜5名パーティ。お話させて頂きありがとうございます。
2023年03月11日 11:29撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 11:29
振り返って。今回は14名とスライド。ソロ4名、2名〜5名パーティ。お話させて頂きありがとうございます。
途中、小屋泊装備のソロ男性が凄い速さで登って行きました。朳差岳まで歩かれる予定とのこと。
2023年03月11日 11:38撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 11:38
途中、小屋泊装備のソロ男性が凄い速さで登って行きました。朳差岳まで歩かれる予定とのこと。
大雪原で大休止。ほぼ風なく気持ち良すぎた。下界ではくしゃみが止まらないがここでは花粉症とは無縁。
2023年03月11日 11:48撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 11:48
大雪原で大休止。ほぼ風なく気持ち良すぎた。下界ではくしゃみが止まらないがここでは花粉症とは無縁。
ダイグラ尾根、梶川尾根、丸森尾根。飯豊山荘起点の3大尾根が一望。このルートならではですね。
2023年03月11日 12:18撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 12:18
ダイグラ尾根、梶川尾根、丸森尾根。飯豊山荘起点の3大尾根が一望。このルートならではですね。
朳差岳も見納め。残雪たっぷりの稜線は素晴らしかった。
2023年03月11日 12:21撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 12:21
朳差岳も見納め。残雪たっぷりの稜線は素晴らしかった。
主稜線テカテカ。よくあんなところまで登ったなあ〜としみじみ。
2023年03月11日 12:51撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 12:51
主稜線テカテカ。よくあんなところまで登ったなあ〜としみじみ。
西俣ノ峰からは雪庇とクラックには気を付けて進みました。
2023年03月11日 12:56撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 12:56
西俣ノ峰からは雪庇とクラックには気を付けて進みました。
西俣ノ峰周辺は稜線へ突き上げる尾根が丸見えですね。
2023年03月11日 12:56撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 12:56
西俣ノ峰周辺は稜線へ突き上げる尾根が丸見えですね。
一時1600mより上部は霞が掛かっていたが、最後はスッキリ朝日連峰が見渡せました。
2023年03月11日 12:57撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 12:57
一時1600mより上部は霞が掛かっていたが、最後はスッキリ朝日連峰が見渡せました。
西俣ノ峰直下の急降下。かなりの斜度で少し足がすくみますが深いトレースがあるので問題無し。
2023年03月11日 13:02撮影 by  SO-41A, Sony
1
3/11 13:02
西俣ノ峰直下の急降下。かなりの斜度で少し足がすくみますが深いトレースがあるので問題無し。
主稜線見納めです。
2023年03月11日 13:15撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 13:15
主稜線見納めです。
尾根を右へ折れてからが最大の核心。ずーっと細尾根急降下、残雪が不安定で左右が谷。怪我無く無事で良かった。
2023年03月11日 14:14撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 14:14
尾根を右へ折れてからが最大の核心。ずーっと細尾根急降下、残雪が不安定で左右が谷。怪我無く無事で良かった。
無事下山出来ました!さて、お次はどこへ!?
2023年03月11日 14:42撮影 by  SO-41A, Sony
3/11 14:42
無事下山出来ました!さて、お次はどこへ!?

感想

前回の軍沢岳に続き、この残雪期で歩いてみたいと思っていたルートの一つである西俣ノ峰から頼母木山へと辿るルートへチャレンジ。3/5のレコで触発されて、再び快晴の週末が来た。序盤の尾根取り付きから激急登、残雪状態も不安定でのっけから緊張の連続が大曲りまで続き、早くも下山時が思いやられる…。大曲りから西俣ノ峰までは徐々に標高を上げながら視界が開けてくる。西俣ノ峰直下はかなりの急登でしたがトレースも豊富で助かりました。以降は雪庇やクラックに気を付けながらたまにトラバースもあり、細かいアップダウンもあり、少しずつ標高を稼いでいく。たまに広い雪原も出てきて飯豊連峰の主稜線の眺めも良く、息は絶え絶えではあったが、絶景を堪能する。10歩進んでは休んでを繰り返しながらやっとの思いで頼母木山登頂。3月に飯豊連峰の主稜線に立てると想像していませんでしたが無事に登頂出来て充実感に満たされる。地神山と朳差岳への稜線が素晴らしく暫し絶景を堪能し下山開始。想像通り大曲りからの細尾根急降下は本当に厳しく、下っているのにこの日一番の汗をかきました。なんとか無事に下り終え下山完了。これから歩かれる予定の方は充分お気を付けください!雪解けが早い気がしますが週末晴れる日が続いているので今後の天気にも期待。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:354人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら