矢岳（埼玉の静かな名峰：若御子神社より）

2023年03月12日(日) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,331m
• 下り: 1,330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:47

距離 12.0km 登り 1,331m 下り 1,332m

6:16 スタート地点
6:56 6:58 国見の広場
7:03 7:04 若御子峠
7:21 7:29 若御子山
7:47 7:49 大反山
7:56 クタシノクビレ
8:01 8:06 東電69号鉄塔
8:23 フナイド尾根分岐
8:48 8:49 篠戸山
9:50 10:29 矢岳
11:32 篠戸山
11:47 フナイド尾根分岐
11:57 東電69号鉄塔
12:01 12:02 クタシノクビレ
12:06 12:07 東電70号鉄塔
13:03 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4:50自宅→R299→R140（彩甲斐街道）→6:10清雲寺隣の観光トイレP

コース状況／危険箇所等

◎登山道
＜往路＞
若御子神社〜国見の広場：遊歩道だが標高差300mをひたすら階段で登るのでキツイ。
国見の広場〜クタシノクビレ：若御子山、大反山手前が急登。若御子山手前ではロープ場も出てくるので注意。
クタシノクビレ〜フナイド尾根分岐：踏み跡が薄くなるが赤テープを頼りに。
フナイド尾根分岐〜矢岳：伐採地は緩やか。矢岳手前から急登で落ち葉が積もり滑りやすいので注意。
＜復路＞
クタシノクビレ〜駐車場：大反山や若御子山を巻きながら緩やかに下る。途中崩壊箇所あるので慎重に。後半、急坂を九十九折れで下るが落ち葉が積もり埃がすごい。
◎トイレ
清雲寺と若御子神社の間に観光トイレ有。
◎駐車場
今回はトイレ前に停めさせて頂いた。他の方は清雲寺や若御子神社の駐車場を使われている方も居る。清雲寺は枝垂れ桜で有名でその時期は駐車規制もあるらしいので時期的に注意が必要かも。

写真

3/12 6:16

秩父市荒川の清雲寺と若御子神社に挟まれた観光トイレ前に駐車。

3/12 6:18

先ずは若御子神社境内へ。

3/12 6:20

若御子（わかみこ）神社で安全祈願。

3/12 6:22

神社右手に「若御子山遊歩道入口」道標。

3/12 6:26

途中に県の天然記念物「若御子断層洞」

3/12 6:33

急斜面に階段が延々と続く。本当に「遊」歩道？一般の人には「酷」歩道。

3/12 6:55

標高差300mをヒーヒー言いながら一気に登り、やっと国見の広場。展望台あるけど木に囲まれてあまり展望無し。

3/12 7:01

やっと階段から解放され登山道。今頃になってトレッキングポールを出す。

3/12 7:04

若御子峠。憩いの広場、浦山ダム方面との十字路。でも浦山ダム方面は通行止めっぽい。

3/12 7:08

右奥の山が若御子山かな。斜面が急になってきた。

3/12 7:09

崩れた祠？右には「先祖代々の霊」と刻まれた石碑。

3/12 7:12

その少し先にも祠。鳥居が崩れそう。

3/12 7:15

巨大な岩に道を塞がれるが右手に赤テープ。

3/12 7:17

ハードな斜面をロープに助けられながら登る。後ろに国見の広場の山。

3/12 7:24

やっと若御子山735m、頂きました。

3/12 7:24

木の間から秩父さくら湖と武甲山。

3/12 7:36

次は大反山へ向かって根っこ急登。

3/12 7:40

時々現れる巨木からパワーを頂きながら。

3/12 7:48

杉の木に囲まれた大反山854m、頂きました。

3/12 7:47

3等三角点にタッチ。

3/12 7:54

「折角登ったのに下るんか〜い！」とブーイングの人。

3/12 7:56

下った鞍部がクタシノクビレ。特にその表記は無い代わりに「武州中川駅」への可愛いミツバチ道標。

3/12 7:58

鉄塔に向かって巡視路を登る。

3/12 8:02

新秩父線69号鉄塔。

3/12 8:09

電線越しに大持山と武甲山。いつもと違う角度で新鮮。

3/12 8:21

さらに登って行くとフナイド尾根分岐に多分同じ作者さんの中川駅への道標。こちらは紅葉とイチョウの葉。

3/12 8:32

少し進むと伐採地に出て一気に視界が開けた。

3/12 8:32

そして今から歩く尾根の先にやっと矢岳の姿が。まだまだ遠いな〜。

3/12 8:42

矢岳ズーム。ピラミダルで格好いいけど、それだけ最後は急斜面って事？

3/12 8:43

アセビの花がわんさか。

3/12 8:48

暫く伐採地沿いなので展望を楽しみながら。

3/12 8:49

スルーしてしまいそうな尾根の途中に篠戸山の山頂標。いつの間にか1,000m越えてたのね。

3/12 8:53

再び展望の無い樹林帯へ。

3/12 8:55

この辺りがデンゴー平かな。特に表記無し。

3/12 9:18

ヤセ尾根根っこ道を登る。植物の力は偉大だ。

3/12 9:37

どんどん登って伐採地がもうあんなに遠くになった。

3/12 9:47

落葉の急登に苦しみながら最後のひと登り。

3/12 9:55

ゼーハー、やっと登り切った。

3/12 9:53

矢岳1357m、頂きました。周りは木に囲まれ地味な山頂だけど、やっと来られてとても嬉しい。

3/12 9:53

少し離れた所に3等三角点、有難くタッチ。

3/12 9:52

途中の道標と同じ作者さんなのか、こちらは水芭蕉の山頂標。

3/12 10:05

地味な山頂で地味なランチ(^^;

3/12 10:37

それでは帰りましょう。登りで苦戦した落葉ゾーンは下りでもズルズル滑り苦戦。

3/12 10:51

誰にも会わないと思っていたら男性が1人登って来られ、お互いビックリ。群馬の方で昭和42年の埼玉国体で熊倉山に登ったそう。百名山はじめ大概の山には登ったので登っていない山を探してるとか、しばし談笑。

3/12 11:18

眺めの良い伐採地に戻り大持山や武甲山を眺めながらコーヒータイム。

3/12 11:40

矢岳振り返り。矢じりの様な形や歩いた尾根も合わせて良いお山。

3/12 12:01

クタシノクビレ辺りにはカタクリの葉っぱが沢山あったので、花が咲いたら見応えありそう。

3/12 12:02

クタシノクビレからは中川駅への道標に従い、大反山や若御子山を巻くように下る。

3/12 12:05

途中の伐採地からは電線越しに両神山も。でも気温が高く霞んでる。

3/12 12:14

一部崩壊箇所も。

3/12 12:18

ずっと緩やかかと思いきや急坂を九十九折れでかなり下る。

3/12 12:48

開きかけのアズマイチゲ。地味な山に花を添えてあげて。

3/12 12:53

若御子峠から下りてくる道に合流。

3/12 12:51

はい、伝えました。登山届もcompasで電子申請しています。隣の熊倉山も矢岳も遭難が多い事で有名。

3/12 12:59

この橋で神社へショートカット。

3/12 13:02

若御子神社の鳥居に戻って来た。今日も無事下山、感謝です。おつかれやまでした。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

Canon IXY 640 Canon

感想

ゆずパパ

秩父の矢岳に登ってきました。

隣の熊倉山と同様、山頂は展望が無く奥深いので訪れる人が少なく熊が出て遭難者が多い、とやたらネガテイブなイメージの山ですが、埼玉県の山（分県登山ガイド）71座に挑戦している我が隊にとって避けては通れぬお山です。

実際登ってみると、途中の伐採地から見える矢岳の格好いい山の形やそこに向かう尾根の連なりが見え、また向かいには大持山や武甲山も目の前に見えて十分満足出来ました。また踏み跡は薄いのですが赤テープが随所にあり、あまり迷う感じではありませんでした。
山頂は確かに地味でしたが、急登や穏やかな道を辿りながら山の奥深くまで登って来たな〜と感慨ひとしおです。山頂よりもそこまでのアプローチを楽しめ、そして何より人に会わない（今回1人会ってビックリしましたが）静かな山歩きの出来る良いお山だと思います。

さて埼玉県の山（分県登山ガイド）71座、残すは三国山と和名倉山、達成はいつ？