晩冬の大冒険 昼闇山〜高松山〜アマナ平周回

2023年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 12:40
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,576m
• 下り: 1,570m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:42
• 休憩: 0:53
• 合計: 12:35

4:53 焼山温泉
5:57 5:58 アケビ平
6:59 6:59 昼闇谷
12:18 12:48 昼闇山
14:03 14:25 高松山
16:42 16:42 第一ゲート
17:27 17:27 焼山温泉
17:28 ゴール地点

天候

ど快晴
心配した高温も、稜線上ではフカフカサラサラな雪質でよかった。　さすがにアマナ平へ降りる頃には暑くて雪もシャバッシャバ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

焼山温泉駐車場に停めさせて頂きました。

コース状況／危険箇所等

全体通して、トレースが有ればラッキーだが、
それをアテにして良い山域ではない。
トレースがあっても、トラバースや激急登、引き返せるのか？行けるのか？などなど、スノーシュー、アイゼンピッケルなどの技術を総動員し、体力面でもかなり要求されます。
安易に飛び込まぬよう...

その他周辺情報

笹倉温泉には間に合わず。
名立の湯ゆらら♨️

写真

駐車場について慌てて天の川を。
三脚なくて雪の上に置いたカメラは若干動いたw

白み始めた空のもと歩き始めた
肉眼では見えなかったけど、カメラだと周回する稜線がハッキリ見えている♪(c)

振り向けば鉾ヶ岳と権現岳

阿弥陀山と烏帽子岳が照らされてゆく

モルゲン・阿弥陀山、烏帽子山

やっと林道が終わり、登り始める

昼闇谷の底にはおりたくない…

谷底は冷え冷え。
太陽が恋しい

尾根に取りつくあたりでやっと陽を浴びる

ああ！太陽の偉大なことよ( ；∀；)

陽を浴びてしばし休憩

そしてここから一気に登り始める。
登り始めてしまった。

3/19 8:00

権現、鉾に励まされながら

3/19 8:22

阿弥陀、烏帽子に見守られながら

3/19 8:29

keimomoラッセル

を応援するchee

振り返るが誰も応援してくれてなぃ...(t)

しかし、景色が美しい！
頑張ろう

3/19 8:44

まだまだkeimomoラッセル

3/19 8:54

振り返ると、来た道。真っ直ぐ。

3/19 8:55

今季最後の新雪モフモフを堪能中(k)
どんどん行っちゃって〜(c)
もっとしっかり踏むように！(t)

takの眼前には険しく曲がりくねった道が...

それでも景色は美しい（涙）

3/19 9:03

ずっと急登で休憩する場所すらなかった(T_T)(c)

3/19 9:46

ようやく上がった昼闇台地から出会えたこの景色！

3/19 9:54

雨飾山の向こうに北ア…私が邪魔で見えないか(k)
ちょーーーど大好きな小蓮華と白馬が見えない..( = =)(c)

3/19 10:12

cheeさん作のアンパン美味しゅうございました！これを食べればモリモリ歩けま……(k)
すよね〜？(^^)(c)

やっと到着したtak
雨飾山の向こうに北ア...あれ、この件終わった？(t)

そして目指す山頂への険しい稜線

さて、あれをどう攻略しようかと
考えるのが冬山の醍醐味

雪化粧の雨飾山をこうして眺めることって、
かなりレア！？

換装してリスタート。しかしやっぱりアイゼンだとズボるね…(c)
だから、しっかり踏むようにとあれほど...(t)

何度も何度も見惚れてしまう。
ズボる度にヘコタレそうになるのをなんとか堪える(t)

でもトレースを辿ればそんなに沈まないね？(c)
そのはずですよね！？みなさんそうですよね！？
え、じゃあじゃぁ、なぜ私は...(T.T)(t)

3/19 10:56

あの斜度を登るの？！登れるの？？とかなりビビる(k)
私が先頭だったら撤退していたかも (ё_ё)(c)

3/19 11:26

急斜面を先行してステップ作って下さった方々に感謝！それでも緊張感があり集中して登ってます(k)
せっかくのステップを壊す勢いでガンガン蹴り込むkeimomo(°∀°)(c)
ヲイ！もっと踏めってば！(t)

なぜか一人だけ、歩数のほぼ半分でズボるtakはもう、
もう...

そしてどうにかこうにか

3/19 11:37

乗った山頂稜線

3/19 11:40

このトラバースも緊張する〜(k)
ガリガリの上に新雪だからね、ズルッと行きそうな(c)
ガリガリの下には空洞があったよ(ё_ё)(t)

落ちても死なない。
落ちても死なない。
と呪文のように呟いていた(t)

3/19 11:56

keimomoの背後には海谷三山(c)

っひょー！(c)
これぞ雨飾山の勇姿(t)

なんとも贅沢なパノラマ

3/19 12:17

雲を従えて現れたTAK
待たせたな(ё_ё)(t)

3/19 12:18

頼もしいお二人が居てくれたことに感謝です(k)
核心部を先行してくださってありがとうございました(T_T)(c)
ほんっとに。助かりました！(t)

3/19 12:19

雨飾と北アと〜TAK！(c)
疲れて腰が起きない（笑）(t)

焼山の向こうに火打山

こんな最高稜線をのんびり歩ける幸せ

やっぱりこの山域のポテンシャルはやばい！

山が大きいから私が小さく見える♪(c)

何度だって見惚れて撮っちゃう

そしてまたお二人に先行して頂く！

もう三月後半なのに、この雪質感。

絵になるお二人
keimomoが写り込む前に撮る(t)

高松山周回がきまって、その行程の長さにドキがムネムネだが、
この景色を見れた時点でメリット過多

ほんとに日本ですか、ココ！？
2000mの景色なんですか！？

3/19 12:58

かなりお疲れのTAKさん(笑)
スノーシューでスキーしたら、ガッツリ足を使ってしまった...(t)

スィー♪(c)

なめらか〜美しい！！(k)
クリーミィー♪(c)
圧倒的なスムース感！(t)

最高稜線はまだまだ続く

シュカブラエリアも

3/19 13:06

とにかく無心で足を交互に繰り出すのみ

どう、このスケールのデカさ

3/19 13:26

トロトロだね〜(c)
どこまでも滑らか〜(t)

あのプスッと上がった噴煙がかわゆいのよ〜♪(c)
プスッのままでいて〜(t)

ここで泊まれたらどんなに良いか...(t)

3/19 13:31

高松山までずっとたおやかな稜線だと思っていた頃(k)
幸せいっぱいだった頃(c)

3/19 13:31

ルンルン歩きながら焼山を眺めて(k)
そして(c)

3/19 13:31

お約束！(c)
ふざけてた…アハハハハハ(k)

3/19 13:39

しかし、この先の現実を思うtak(t)

これは核心部を過ぎてホッとしたころかな？

3/19 13:52

雪の大波をゆくふたりの(c)

3/19 13:52

何このシンクロ(笑)(c)
ウケるね(k)

3/19 13:58

あれを越えれば高松山の山頂

高松山から先はトレースバッチリ

南側はたおやかな印象の火打山も、
北側は荒々しい。

焼山と火打の2ショットを眺めながら、いざ降ろう。

...と、スノーシューで降ろうとして、
これはちょっと危険と、アイゼン装着。
豪快にズボりながら

ふーここまで来ればシューでいける

3/19 15:27

ちょっとドキドキのスノーブリッジ。疲れた足でそそくさと通過(c)
もっと後だったら渡れないかもねコレ(t)

3/19 16:56

やっとここまで下りてきた〜(k)
わかってても、な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜げかった(t)

3/19 16:57

は〜〜〜長かった〜お疲れ様でした(k)
ここからもまだ長いけどね(c)
惰性というには長すぎるほどにね、
お疲れ様〜(t)

感想

TAKSPEED

直前に二人に誘ってもらい、鼻息荒くやってきた糸魚川。
スタート直前に累積標高を確認して愕然とする（笑）
数年ぶりにここまでガッツリ歩いた気がするし、実際ヘトヘトになった。
股関節は痛み、もも裏は攣りそうだった。
いや実際攣ったw 芍薬甘草湯の効果を初めて体感した。
それでもやり通せたのは愉快な仲間と笑いながら歩けたから。
数年前に、空沢山からアマナ平を巡った冒険以来の火打山北側エリア、再訪して改めて圧倒的な迫力とスケールに感動。
日の出から日の入りまでド快晴で、顔が焼けすぎて皮膚科のお世話に（笑）
お世話といえば、以前よりフォローさせてもらっていた、
danyamaさん、komemameさんにはいちばん難しいところを先行していただいて、ありがとうございました。
お会いできて嬉しかったです♪

chee2005

雪の焼山から眺めた昼闇〜高松山がずっと脳裏に焼き付いていた。今回ようやくその真っ白な稜線を歩くことができて感無量。
前日の降雪によりさらに美しさを増した頸城海谷の山々。雲ひとつない青空の下、地球を、宇宙を感じさせる壮大な光景の中を丸1日かけて歩いた。
山頂ではかねてより存じ上げていたEVA父さんにようやくお会いできた。昼闇台地から先を先行し引っ張ってくれたdanyamaさん、komemameさんに心からお礼を申し上げます。
残雪期だからこその山をもっともっと楽しみたい。

keimomo

C姉さんから昼闇山と高松山を周回しに行こうとお誘いがあり行くことに。初なので大変さを認識していなかったことで何度も緊張感のある山行となりました。
昼闇山直下の急登や高松山への細い稜線と下る細尾根をサクサクと先行して下さったdanyamaさんとkomemameさんがいらっしゃらなければ、私は歩き切れなかったと思います。ありがとうございました！！
そして、ビビリな私を叱咤激励しながら歩いてくれたC姉さんとTAKにも感謝。
翌日の体のダルさは今季一番かも(笑)

コメント

kibako

ようこそ頚城アルプスへ

こんにちは〜
同じ時間に放山から昼闇方面を遠望し「高松山の登りが凄すぎる、私は無理だなぁ」と
つぶやいていたんですが真坂いらっしゃったとは・・・

自分のレコの写真を拡大したら12時頃の昼闇稜線を先行2人、あとに数人続く人影らしきもの
発見。これは・・・もしや・・・(自信ないですが)

自分の裏山ですが、私の力量では無理なので今回の記録と「行った気になり」ことん楽しみました。
ありがとうございます。

TAKSPEED

kibakoさん、コメントありがとうございます。
その時間でその編成は我々だと思いますね〜。
雪の状態如何では登頂できないことも容易に想像できるエリアですね〜。
またぜひ訪れたいと思います♪

chee2005

kibakoさんこんにちは♪
同じ日に近くにいらしたんですね！放山から賑やかな声が聞こえていたような…(笑)

この日は雲ひとつない快晴、行き交う人が皆笑顔で、そして日焼けで真っ黒でした(^^)といっても広大過ぎて、そんなに人ともお会いしなかったのですが。

前日の降雪がまた山を美しく見せてくれました。そしてまた歩きたい、つなぎたい場所が増えてしまうのでした。

春の訪れは嬉しいけれどもう少し雪山も楽しみたいこの季節です…♪

asaren

おはようございます
ぶうさんの4つの朝日を見てたら、なんとcheeさんも歩いていたことを知りました。普通観れない方向からの針生平〜大朝日の稜線や、祝瓶山がツボり目の保養になりました。😌

本題の昼闇山〜高松山ですが、日本離れしたスケール感が素晴らしい周回コースですね。私も昼闇山へのトラバースはビビリましたよ。。😅

chee2005

asarenさんこんにちは♪
季節を変えルートを変えて、何度も訪れている朝日ですが、初めてのアングルからの眺めはとても新鮮で、そして袖朝日岳の迫力には圧倒されました。西朝日岳から向かえば単なるピークのひとつかもしれませんが、針生から向かうその頂は主峰大朝日にも引けを取らない重厚な威厳を放っていました。もっと残雪の多い年なら藪漕ぎも少なく歩けると思います。ぜひ(^^)

糸魚川のあの山域はまるで日本じゃないような圧倒的スケールですよね。スキーヤーの皆さんが全国から集結する理由がわかります。

来年は残雪多いことを祈るばかりです…。