記録ID: 5294092
全員に公開
講習/トレーニング
奥多摩・高尾
日程 | 2023年03月21日(火) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , その他メンバー17人 |
天候 | 曇り |
アクセス |
利用交通機関
電車、
バス
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|




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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2023年03月の天気図 |
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写真


感想/記録
by シュ〜
所属する会は会員に6mmx10m補助ロープの携行を義務付けている。かなり細いし短いが何も持たないよりはるかにましだ、という考えだ。道迷い、滑落、増水の渡渉、登山道崩落など、あくまでも非常時の装備なので、できるだけ軽く、いざという時に皆のロープを繋いで使う前提だ。(はじめから一般登山道を離れる計画の場合は、私もそうだがほとんどのリーダーは7mm以上、20m以上のロープをもちろん持ち歩いている)一般登山道といえど、急斜面などで足がすくんで動けなくなる初心者が山行に参加するかもしれないので、リーダーは最低限、用具の扱いに慣れておく必要がある。そんな趣旨で(日本中が野球のメキシコ戦に釘付けの中)この講習はガイド資格を持つ役員の方々が企画してくださった。
まずはフィックスロープ。トラバースのフィックスはカラビナをかけるだけなので登山初心者でも理解しやすい。問題は縦のフィックス。クレイムハイストやブリッジプルージック、オートブロックなどフリクションヒッチを使うのが基本だが、初心者は、その場で言われてもうまく使えるはずがなかろう、という前提に立つ。実際フリクションヒッチを握ってしまって滑落したという話を先輩から聞く。そうなるとアッセンダーか。リーダーは荷物が増えるなぁ。
初めて肩がらみの引き上げを体験。体重を預けられるとなかなか引き上げられるものではない。突っ張れる凸があるなど、足場が相当しっかりしてないとやる気にならない、と先輩方は言う。考える順番としては、第一選択は立木、岩角、アックス、スノーボラードなど支点を取ってムンターでビレイする、時間優先なら岩角や立木でのグリップビレイで。肩がらみは最後の選択肢だろう。
ムンターヒッチで懸垂:今回はメンバーの10mロープしかない、という前提なので結び目(オーバーハンド2回を推奨、フィッシャーマンだと引っかかる)通過が発生する。ムンターでは結び目がくりくるくると3回カラビナを通過するが問題は3回目。ロープとカラビナの接点間を結び目が通ることになるのでテンションがかかっていると結び目がロープを引っ張ってしまい、それが外れた時に懸垂者はガクンと落ちる。ビレイヤーと声を掛け合い、できれば結び目カラビナ通過時にテンションをかけないようにする。
負傷者搬送:ザックの両側ショルダーハーネスにそれぞれガースヒッチで短めのスリングをかけ、カラビナで負傷者のハーネスのレッグループにスリングをクロスさせるようにかける。そしてザックごと負傷者をおんぶする。これが主流とのこと。実際に同じ体格の人を背負ってみたが、補助がないとなかなか背負えるものではない。背負ってしまえば普通のおんぶ姿勢よりは重心バランスが良い。
https://tokyo-nbr.jp/
まずはフィックスロープ。トラバースのフィックスはカラビナをかけるだけなので登山初心者でも理解しやすい。問題は縦のフィックス。クレイムハイストやブリッジプルージック、オートブロックなどフリクションヒッチを使うのが基本だが、初心者は、その場で言われてもうまく使えるはずがなかろう、という前提に立つ。実際フリクションヒッチを握ってしまって滑落したという話を先輩から聞く。そうなるとアッセンダーか。リーダーは荷物が増えるなぁ。
初めて肩がらみの引き上げを体験。体重を預けられるとなかなか引き上げられるものではない。突っ張れる凸があるなど、足場が相当しっかりしてないとやる気にならない、と先輩方は言う。考える順番としては、第一選択は立木、岩角、アックス、スノーボラードなど支点を取ってムンターでビレイする、時間優先なら岩角や立木でのグリップビレイで。肩がらみは最後の選択肢だろう。
ムンターヒッチで懸垂:今回はメンバーの10mロープしかない、という前提なので結び目(オーバーハンド2回を推奨、フィッシャーマンだと引っかかる)通過が発生する。ムンターでは結び目がくりくるくると3回カラビナを通過するが問題は3回目。ロープとカラビナの接点間を結び目が通ることになるのでテンションがかかっていると結び目がロープを引っ張ってしまい、それが外れた時に懸垂者はガクンと落ちる。ビレイヤーと声を掛け合い、できれば結び目カラビナ通過時にテンションをかけないようにする。
負傷者搬送:ザックの両側ショルダーハーネスにそれぞれガースヒッチで短めのスリングをかけ、カラビナで負傷者のハーネスのレッグループにスリングをクロスさせるようにかける。そしてザックごと負傷者をおんぶする。これが主流とのこと。実際に同じ体格の人を背負ってみたが、補助がないとなかなか背負えるものではない。背負ってしまえば普通のおんぶ姿勢よりは重心バランスが良い。
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