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記録ID: 5297531
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ハイキング
朝日・出羽三山

鍋倉山(蒲萄山塊)

2023年03月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
8.7km
登り
605m
下り
601m

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
1:15
合計
5:50
6:27
83
早川集落外れ
7:50
7:51
94
早川渡渉
9:25
10:27
59
鍋倉山
11:26
11:38
39
早川渡渉
12:17
早川集落外れ
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早川集落内の道路は車両1台がギリギリ通過できる幅、駐車スペースなし。早川踏切から先の山路は荒廃しており徒歩のみ可。
コース状況/
危険箇所等
早川の渡渉地点は谷が深く両岸が切り立っており登下降は要注意。早川の渓相は穏やかで渡渉自体はそれほど問題なし。(長靴のままでぎりぎりの深さ)
その他周辺情報 ゆり花温泉(勝木地区) 日帰り入浴350円
早川集落内は狭いので手前からスタート
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早川集落内は狭いので手前からスタート
早川踏切を渡り神社奥の山道を登る。
早川踏切を渡り神社奥の山道を登る。
神社前から踏切を振り返る
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神社前から踏切を振り返る
たまたま特急電車が通過していく。酒田発新潟行の「いなほ2号」。
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たまたま特急電車が通過していく。酒田発新潟行の「いなほ2号」。
車幅ギリギリの荒れた舗装道路を上がっていくと、鍋が掛けてある。獣除けか、鍋倉山にちなんでか?
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車幅ギリギリの荒れた舗装道路を上がっていくと、鍋が掛けてある。獣除けか、鍋倉山にちなんでか?
坂を上りきると平坦な耕作放棄地に出る。逆光の向こうに鍋を伏せた山容の鍋倉山が望まれる。
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坂を上りきると平坦な耕作放棄地に出る。逆光の向こうに鍋を伏せた山容の鍋倉山が望まれる。
霜の降りた廃作業道を奥へ進む。
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霜の降りた廃作業道を奥へ進む。
あまり手入れのされていない杉植林地を通過
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あまり手入れのされていない杉植林地を通過
小さな枝沢を何カ所か通過
小さな枝沢を何カ所か通過
ようやく明るい雑木林に入る
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ようやく明るい雑木林に入る
木々の合間から鍋倉山を仰ぐ。
木々の合間から鍋倉山を仰ぐ。
予定していたルートで早川へ降りる。想定以上に急斜面、しかも杉が植えてあり驚く。
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予定していたルートで早川へ降りる。想定以上に急斜面、しかも杉が植えてあり驚く。
この辺りを渡渉し対岸の尾根末端に取付く。浅そうに見えて長靴ギリギリの水深(30〜40センチ)。
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この辺りを渡渉し対岸の尾根末端に取付く。浅そうに見えて長靴ギリギリの水深(30〜40センチ)。
尾根下部は急だが薮は比較的薄い。
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尾根下部は急だが薮は比較的薄い。
尾根を登るにつれうっすらと踏み跡が現れる。
尾根を登るにつれうっすらと踏み跡が現れる。
左手に蒲萄山塊の主稜が望まれる。
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左手に蒲萄山塊の主稜が望まれる。
赤松の尾根になると踏み跡は明瞭に
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赤松の尾根になると踏み跡は明瞭に
西尾根(360m)の手前は急登。左に鍋倉山。
西尾根(360m)の手前は急登。左に鍋倉山。
西尾根に上がるとなだらかになり笹が出てくる。残雪はわずかに残る程度。
西尾根に上がるとなだらかになり笹が出てくる。残雪はわずかに残る程度。
山頂直下は岩が出てきてかなり急登。
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山頂直下は岩が出てきてかなり急登。
丸い山頂部は中央部が窪地になっている。
丸い山頂部は中央部が窪地になっている。
最高地点には木製プレート。鍋倉山には三角点はない。
最高地点には木製プレート。鍋倉山には三角点はない。
「鍋倉山」の文字が殆ど消えて読めない。
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「鍋倉山」の文字が殆ど消えて読めない。
以下、山頂展望(木に登り)。中央奥に登立山。
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以下、山頂展望(木に登り)。中央奥に登立山。
スタートして早川集落と粟島。
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スタートして早川集落と粟島。
海岸線南部方向。
海岸線南部方向。
南東方向にうっすらと鷲ヶ巣山、手前は440m峰(旧登山道)
南東方向にうっすらと鷲ヶ巣山、手前は440m峰(旧登山道)
西方面パノラマ(元サイズ)
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西方面パノラマ(元サイズ)
南方向パノラマ(元サイズ)
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南方向パノラマ(元サイズ)
東方向パノラマ(元サイズ) 蒲萄山塊
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東方向パノラマ(元サイズ) 蒲萄山塊
地形図で破線ルートの延びる南東斜面を偵察。なんとなく踏み跡があるようだ。
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地形図で破線ルートの延びる南東斜面を偵察。なんとなく踏み跡があるようだ。
山頂プレートの東側に細長い石積み(ケルン?)がある。
山頂プレートの東側に細長い石積み(ケルン?)がある。
石をよく見ると文字が刻まれている。
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石をよく見ると文字が刻まれている。
山頂でゆっくり休憩後、途中まで往路を下山する。踏み跡の脇にはイワウチワが多い。
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山頂でゆっくり休憩後、途中まで往路を下山する。踏み跡の脇にはイワウチワが多い。
往路を過ぎてさらに尾根を直進して下る。さらに踏み跡は明瞭に。
往路を過ぎてさらに尾根を直進して下る。さらに踏み跡は明瞭に。
150m付近から踏み跡は消えて薮尾根を下り早川へ。おそらく踏み跡は150m峰手前で左の谷を下り枝沢沿いに下降し早川左岸を上がってきている破線ルートに接続かも(推測)
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150m付近から踏み跡は消えて薮尾根を下り早川へ。おそらく踏み跡は150m峰手前で左の谷を下り枝沢沿いに下降し早川左岸を上がってきている破線ルートに接続かも(推測)
枝沢は滝になって早川に出合う。
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枝沢は滝になって早川に出合う。
早川を渡渉するが長靴では厳しかった。雪解け水でさらに流れが速くなっていた。
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早川を渡渉するが長靴では厳しかった。雪解け水でさらに流れが速くなっていた。
地形図で破線が早川を横断している地点で対岸(右岸)を登る。しかしとんでもない急斜面。
地形図で破線が早川を横断している地点で対岸(右岸)を登る。しかしとんでもない急斜面。
50〜55度はありそうな斜面は、崩れて潅木に掴まらないと登れない。昔は植林のために踏み跡があったのだろう。
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50〜55度はありそうな斜面は、崩れて潅木に掴まらないと登れない。昔は植林のために踏み跡があったのだろう。
やっとの思いで登り切り往路の作業道に合流。
やっとの思いで登り切り往路の作業道に合流。
杉林の中にひっそりと残るトラックの残骸。昔は自動車が通る作業道だったのだろう。
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杉林の中にひっそりと残るトラックの残骸。昔は自動車が通る作業道だったのだろう。
海が見えてくれば早川集落は近い
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海が見えてくれば早川集落は近い
粟島と蒼い日本海
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粟島と蒼い日本海
笹川流れ方面へ足を延ばす。鳥越山(標高50m)。
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笹川流れ方面へ足を延ばす。鳥越山(標高50m)。
蓬莱山(標高88m)
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蓬莱山(標高88m)
きらめく春の海

装備

個人装備
山頂直下に残雪がわずかに残る程度 スノーシューは不要 。渡渉があるので長靴着用。ストックは薮のため邪魔に感じる。

感想

鍋倉という山名の山は新潟県内には複数存在しており、なかでも信越トレイルにあるものはブナの山として有名である。今回登った鍋倉山は蒲萄山塊南部にあり標高も低く海岸線からは殆ど見えないため知名度は相当に低い。しかし実際に登って近くで見ると鍋を伏せたような特徴的な山容をしており周囲からはかなり目立つ存在である。

地形図では吉浦集落から普川右岸尾根から破線ルートで古い登山道が記されている。今回はオリジナルなルートとして、早川集落からスタートし早川右岸の作業道跡を進み早川を渡渉し対岸の鍋倉山の西北西尾根に取付き山頂を目指した。

早川の渡渉は降りるまでが相当険しいが対岸の尾根には途中から踏み跡が現れ、別の鍋倉山登山道(早川左岸沿いの破線に接続?)であった可能性が感じられた。山頂では葉の落ち切った木々の合間から蒼い日本海と粟島、蒲萄山塊の南部稜線が望まれた。早春の柔らかな日差しを浴びながらコーヒータイムでまったり。

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