有子山 〜石垣の残る有子城址〜
- GPS
- 03:39
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 416m
- 下り
- 394m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
9月に地元の方が整備されたということで、危険箇所はありません。 出石城稲荷曲輪からは急斜面の為、登り降り共に注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 近くに出石温泉、乙女の湯があります。 城下町界隈には蕎麦処が多数あります。 |
写真
感想
先月に整備されたという情報を得たので、行こうと思っていたが
中々行けず今月になってしまった。
台風18号、19号の影響もなく、また、清掃活動中ということも
あって整備の行き届いた綺麗な山でした。
有子山城は山名祐豊・堯煕が、天正二年(1574)に築いた城です。
それまでの居城であった此隅山城の倍以上の標高を持ち、石塁を
何段にも構えた大規模な山城である。
〜閑話休題〜
此隅の読み方、このすみが子盗みに聞こえることから、
子あり→有子城と命名したと伝えられている。
さて、稲荷神社の登山口からは急勾配の山道が続くが、
途中に城址遺構が散見され、振り返れば木々の間から
町並みが見渡せ疲れを感じぬまま一気に登りきった。
山道が右折する所に侍屋敷があるが清掃活動中なので
挨拶だけして先へ進む。
東へ向かう途中に水場があり、天命泉と思われる。
東の削平地も侍屋敷跡で、この上部に石垣を伴わない
侍屋敷がある。侍屋敷の上が第五曲輪で、石垣遺構が
やっと現れる。第五曲輪は帯曲輪を伴い、本丸直下へ
通じている。
この上が西の丸で、蔵屋敷、二の丸を経て本丸へ至る。
本丸南西隅に三階櫓が建てられ、天守とされたようだ。
千畳敷と書かれている部分も侍屋敷だったようで、
日本城郭大系の縄張り図では三段に分けられている。
千畳敷の石垣はその遺構で、調べてみて納得がいった。
本丸休憩所は吹きさらしで、防寒具が無ければ昼食も
ままならない状況だった。重たい魔法瓶を持ち込んだ
かいあって、温かいカップ麺で人心地。
千畳敷直下からの緩やかな林道を鯵山峠へ下り下山。
土産に蕎麦饅頭を買い、乙女の湯でさっぱりして帰宅。
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