一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜・衝立岩中央稜
コースタイム
6:00 駐車場 - 7:30 出合 - 10:00 南稜取り付き - 12:30 南稜終了点 - 16:00
ひょんぐりの滝上部 - 17:00 出合
2 日目(中央稜)
駐車場 5:00 - 出合 5:50 - 6:20 ひょんぐりの滝懸垂ポイント - 8:30 中央稜
取り付き - 9:40 3P 目終了点 - 10:45 懸垂下降開始 - 11:40 中央稜取り付き
- 13:25 出合
天候 | 10/8 晴れ 10/8 晴れ それほど寒くはない。フリースを羽織れば動いてなくても暖かい程度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ベースプラザは夜間閉鎖のため入ることができない。朝は 7:00 オープンな ので屋外の駐車場を利用することになる。 登山センターから一ノ倉沢出合までは通行止めのため歩くことになる。 昼間はタクシーバスが出ているが 30 分に 1 本かつ 8 人乗り 1 台なので 乗ることはあまり望めない。 |
ファイル |
非公開
5322.xls
計画書
(更新時刻:2011/09/28 05:00) |
写真
感想
僕にとっては谷川岳では初めての本チャン・アルパインルート。
今回はカモメンバーとリーダー学校つながりKさん、Mさんの合同パーティー。
Kさん、Mさんとはリーダー学校初級の同期生で、久しぶりにご一緒しました。
1日目
当初の計画では中央稜のはずだったけど、すでに2パーティ取り付いていて、しかもかなり遅そうなので南稜に転進。後続Pは途中で撤退したらしく、南稜は貸しきり状態でした。
今回は取り付きまでが核心だったかな。
テールリッジの通過と烏帽子スラブのトラバースが緊張しました。難しくはないけど危険度は高い。転んだりしたらひとたまりもない場所が続く。南稜テラスまでたどり着いて一安心。
奇数ピッチ yhiro
偶数ピッチ toritori
1P チムニー手前まで。最初のピッチはいつも緊張する。
2P チムニーを抜けて草付き手前まで。難しくはないけど結構ランナウトする。
3P 草付きを歩く。
4P 意外とピンが少なくてランナウトしてしまった。
5P リッジ上を行った方が快適だったのかも。最初左のフェースを行き右の
リッジにトラバースしたけど、このトラバースが悪い。ぼろぼろ、苔コケ
してた。リッジ上は岩も硬くて快適。
6P 最後の垂壁が核心。最後の1,2手が濡れていたがなんとかフリーで抜けた。
スタンスはよく見れば結構ある。
休憩もそこそこに下降に取りかかる。
終点から2,3メートル左に上がり6ルンゼから4P終了点?まで懸垂。
さらに3Pの草付き途中まで懸垂するが、ロープを引くとスタック。やっぱりルートが屈曲しているところは一度切った方が賢明のよう。今回は後続のKさんたちに外してもらいました。
草付きを少し歩いて降りて2P終了点から再度懸垂。南稜テラスまで後数m足りなそうだったためその手前で切って、そこから南稜テラスのさらに下まで懸垂。
スラブのトラバースは、やはり登り以上に緊張させられた。
テールリッジの下降はフィックスロープも使いながら順調に通過できました。
2日目
6時に一ノ倉沢出合を出発したものの、ヒョングリの滝の懸垂で前に10人以上の大渋滞。結局1時間以上の順番待ち。
今回の懸垂は、ロープをインクノットで固定して、2人が同時に下降を行い時間を短縮した。落石の可能性がある場合は危険かも。
奇数P yhiro
偶数P toritori
1P 取り付きに着くと1パーティがリードが登っているところ。
南稜に比べて岩が脆く、はがれやすい。
2P 支点がちょっと少ないように感じた。終了点に先行パーティがいたため、
ピナクルを終了点とした(でも叩くとポコポコ浮いている音が…。
本来はハーケンを打ち足すべきだったかな。)
3P 最初のトラバースがなかなかバランシーで緊張する。
トラバースした奥の右手側に支点があると思っていたけど気づかなかった。
核心部の4Pは抜けたかったけど、先行パーティが詰まっていることもあり、5人が抜ける時間を考え撤退を決定。50m懸垂を2回で取り付きまで帰還。
今回は経験者2人に連れて行ってもらうような形だったので、ちょっと甘えてしまった部分があったかも。その分安心して行動できました。
中央稜の4P以降と南稜から国境稜線までは宿題になりました。
取り付きまでの様子も分かったので、来年は自分の力で登れるように頑張ります。あ、同行者も募集です。
今シーズン最後のアルパインは谷川で。
今回は L 学校メンバー 2 人+カモ 3 人の混合パーティ。交流を広げるために
もたまにはこんな編成も良いかと思いました。
1 日目
中央稜。最後に登り始め、後ろを気にせず自分達のペースで登り、時間がきたと
ころで同ルート下降をする作戦で、朝 6:30 に駐車場出発。
ところがどっこいひょんぐりの滝で 2 パーティ懸垂待ち。30 分ロス。
前のパーティに聞けばおなじく中央稜とか。このままではヘッデン下山になりそ
うなので早くも作戦失敗。
やむなく南稜へ変更。
この日の南稜は貸しきり状態。
若干濡れていましたがゆっくり登ることができました。
ゆっくり過ぎて林道はヘッデン下山。
2 日目
朝 5:00 に駐車場を出発。
今日はひょんぐりの滝に長蛇の列。1 時間待ち。
もともと核心の 4 ピッチまでで撤退のつもりがそれさえ雲行きが怪しくなる。
気を取り直して中央稜へ取り付くと 3 ピッチ目で渋滞。
前のパーティに聞くと、朝 5:00 に出合を出発したそうだが 10:00 頃に 3 ピッ
チ目。前はだいぶ渋滞の様子。あきらめてここで撤退。
mkame さん、m さんは来年の宿題となりました(自分は??)
1 日目は南稜 3 パーティ(1 パーティは途中撤退)、中央稜 2 パーティ、中
央カンテ 1 パーティとガラガラだった。
2 日目はどこも大渋滞。
連休初日はほとんど人が入らなかった模様。
秋の谷川はアプローチが核心。
雪渓がなくなるとアプローチが極端に悪くなる。
ひょんぐりの滝の懸垂は時間がかかり、テールリッジも 6 月に比べると長いせ
いか気をつかう。
ひょんぐりの滝は右岸から高巻き、上部で懸垂下降することになるがここが渋
滞のポイントとなる。
ひょんぐりの滝左岸にフィックスロープが張られていて、下山時には利用でき
る。ただし、結構危険かつ時間も高巻きした道を引き返すのとそれほど変わら
ないのでお勧めではない。
テールリッジ下降はとくに悪く感じ、入木田さんの「テールリッジではいつも
ロープを出します」のアドバイスは的を射ていると実感(できの悪い生徒なの
で実際は出しませんでした)。
おつかれさまでした〜!
中央稜は革新の4ピッチ目できずで残念でしたね。
私も国境稜線は宿題です。来年ご一緒させてくださいませ。
で、貸しきりの南稜の写真は??
谷川は 6 月の方がいい。
日も長いし、雪渓も使える。
南稜ではいい写真撮れませんでした。
今年は谷川行けなかったので、来年は絶対行きたい
>とりちゃん
核心フリーすげーな!!
って言ったら、誰かさんにもっと練習しろ!って言われそう
>tyaku,yhiro,mjunさん
6月に行きましょう。
バーベQしながらみんなのクライミングを見学しているよ。
核心@南稜ってフリー以外あり得ないでしょうにぃ〜。
A0する人は基本谷川出入り不許可だろうな。
当然でしょう(by天の声)
私も行きた〜い
ご要望にお応えして、遅ればせながら、南陵の写真追加しました。
…様子わかるかしら。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する