安達太良山「山頂駅〜安達太良山〜奥岳」

2014年10月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 739m
• 下り: 753m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:00

12:10 スタート地点
12:20 12:20 あだたらエクスプレス 山頂駅
13:20 14:20 安達太良山
14:50 14:50 峰の辻
16:10 16:10 奥岳登山口
16:10 ゴール地点

天候

快晴
登山口（12時の段階で17℃）山頂の気温は6℃。風速は体感8m位。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

▼駐車場
あだたら高原スキー場（1500台/無料/トイレあり）
【目印】あだたら高原リゾート
【住所】福島県二本松市奥岳温泉
【電話】0243-24-2141
【概要】二本松ICからから約20分

▼ゴンドラ
奥岳登山口からはゴンドラ「あだたらエクスプレス」を利用。
【料金】片道850円　往復1650円
【運行】8：30〜16：30
【URL】http://www.adatara-resort.com/green/

コース状況／危険箇所等

▼火山ガス
沼の平周辺とくろがね小屋西斜面の湯元付近は、
有毒な火山ガスが発生しているため立入禁止です。

▼熊情報
熊出没との情報あり。

▼電波
Docomo⇒○ Au⇒○

その他周辺情報

▼温泉
リフト乗り場の係員にオススメの温泉を聞いたら、帰り道にある
「岳の湯」を勧められました。（駐車場から13分）
岳の湯
【住所】福島県二本松市岳温泉1-270
【電話】0243-24-2139
【料金】350円
【感想】地元の方も利用する公衆浴場。料金と泉質は◎。
　　　　ただしお湯が熱すぎて長湯はできません・・・。
【URL】http://onsen.nifty.com/cs/catalog/onsen_255/catalog_onsen000862_1.htm?area=02&pref=07&sflg=02
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【今後のための備忘録】
▼気になった飲食店
温泉の向かいにあるソースかつ丼の名店だそうです。
今回は寄る時間がありませんでした。
御食事処 成駒
【住所】福島県二本松市岳温泉1-115
【電話】0243-24-2412
【URL】http://tabelog.com/fukushima/A0701/A070103/7002080/

写真

寝坊をし出発がお昼になってしまったので・・・
ロープウェイを利用して時間短縮です！

山頂駅からウッドステップの遊歩道をが続きます。

山頂はなだらかですが、小岩峰が突き出ており、その形が乳首山という別名の由来となっているようです。

秋の紅葉が終わると山麓一帯は一面、銀世界のスキー場となるようです。

（思ったより乳首は大きく黒ずんでました・・・ゴニョゴニョ…）

ゴンドラを利用すれば1時間程で山頂に到着。
高村光太郎の詩集『智恵子抄』で有名な「智恵子のほんとの空」を見上げることができました。

岩峰上に立つのも容易で、間近の鉄山をはじめとする安達太良連峰、さらに磐梯山や吾妻、飯豊連峰など360度のパノラマが楽しめます。

帰路は峰の辻経由で下山をします。

今まで山道と打って変わって、沼ノ平周辺は荒涼とした山肌が広がっておりました。

鉄山と船明神山に囲まれた「沼ノ平」は1900年の大爆発によってできた直径500mの噴火口で、月世界を思わせるような不気味な様相を呈しています。

カラスの鳴き声で振り返ると、ススキが太陽の光を浴びて金褐色に輝いてました。
冷たい安達太良の風が、短い秋の終わりを告げているようでした。

峰の辻〜勢至平の山道は、水はけが悪いのか、ぬかるんでおり、道幅は一人分しかありません。
くろがね小屋を経由した道の方が距離はありますが、歩きやすそうでした。

二股道は「あだたら渓谷自然遊歩道」を進みます。

全長約1kmで、所要時間1時間程度の自然探勝路です。
原瀬川の上流の、通称烏川（からすがわ）に沿って、下山していきます。

豊富な水量と変化に富んだ地形によるさまざまな滝があり、そのまわりにはミズナラ・ブナ・イタヤカエデなどの自然林に囲まれ、見事な景観を呈しています。

昇竜滝

魚止滝

無事に下山。
変化に富んだ山で、自然を堪能できました！

感想

iamclimber

週末は、『智恵子抄』で有名な「智恵子が愛したほんとの空」を見上げてきました。

天候に恵まれ紅葉シーズンということもあり、多くの観光客が訪れてました。
ゴンドラのチケット売り場で、ジーパンにヒール、ブランドバックを持った客が片道切符を購入しようとして、「その恰好で下山する気ですか？危険ですのでご遠慮ください」と、係員に断られてました。当日の山頂は、日差しは温かいものの気温は6度。山風も強く体感温度は0度近かったと思います。軽装で登山した結果、寒さに震えている人もいたり、その恰好のまま自力で下山する方もいました。
比較的に登りやすい山ということもあり、軽装登山を多く見かけましたが、
そのほとんどが年配の方で、驚きを隠せませんでした。

とは言ったものの、自分自身も落石に備えるべく、登山ヘルメットを持っておりません。山は自己責任の世界と言いますが、『どこまでリスクを考えるべきか』と考えさせられた1日になりました。