白山東面台地 標高2050mまで

2023年04月05日(水) [日帰り]

• GPS: 08:43
• 距離: 36.2km
• 登り: 2,047m
• 下り: 2,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:59
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:44

3:23 スタート地点（平瀬ゲート）
5:48 6:07 東面台地取付点
7:59 8:08 コブラツリー
9:36 9:37 コブラツリー
10:41 10:57 東面台地取付点
12:07 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

白山公園線　平瀬ゲート横に駐車。

コース状況／危険箇所等

白山公園線は、今週から除雪開始。
4月5日時点で標高1200mまで終わってます。
除雪最終地点まで落石、倒木など撤去されてますが、小石、雪の塊など散乱している所があるので注意。
東面台地はまだ藪が出てないが、取付きから台地に下りる坂は少ない感じがした。
標高1500m〜転法輪谷入口までは、雪面に縦溝が出来ているところあり（特に谷間、平原）。

その他周辺情報

道の駅 飛騨白山　https://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/gifu/gifu50.html
大白川温泉 しらみずの湯　https://www.hidahakusan.jp/hidahakusan/

写真

4/5 3:23

平瀬ゲートに駐車してスタート準備。
薄曇りで月夜、気温は9℃だが、谷間からの吹きおろしで肌寒い。

4/5 3:24

ここから戦闘開始です。
右わきから自転車抱えて通過。

4/5 3:34

何となく路面はキレイ。
重機で掃除した形跡がある。

4/5 4:10

湯気。初めて知りました。

4/5 5:08

やはり、除雪が開始されてました。
最終ヘアピンの下の方まで進んでます。
ありがとうございます。

4/5 5:11

最近は舗装をMTBで走る行程があればブーツシートラ。
ペダルはビンディングタイプ。
坂道は軽いギアを多用したので疲労感は無い。

4/5 5:11

除雪最終地点の脇にMTBをデポしてスキーへモードチェンジ。

4/5 5:28

明るくなる。
ショベルカーとブルの二台で除雪。
倒木、デブリ、落石など撤去されてます。
感謝、感謝。

4/5 5:28

標高1200mからスキーの部スタート。
天候が悪化する天気予報だ。
まずは東面台地の取付き点を目指す。

4/5 5:32

ザラメ雪。

4/5 5:36

分かる人には分かるところ。

4/5 5:39

平坦な雪道を歩いていく。
小鳥のさえずりが良く聞こえる。

4/5 5:41

数か所、雪切れ。やはり、雪は少ないのか？

4/5 5:44

板を外して歩くところもあるが、石川県側（白峰〜別当出合）に比べたら天国。

4/5 5:48

小白水谷を渡り取付き点到着。
右手の崖を登る。

4/5 5:51

赤いピンテが目印。
シートラにチェンジ。

4/5 6:03

序盤が急登。だんだん緩くなり、踏み跡を辿っていく。
木の枝と背負ったスキーがぶつからないようにする。

4/5 6:11

脈拍上昇。
雪が出てきたところで東面台地へ下降。

4/5 6:13

ツボ足なので踏み抜き注意。

4/5 6:19

台地に降り立つ。
まだ藪は出ていない。

4/5 6:24

シール走行再開。
ザラメ雪だ。

4/5 6:29

剣ヶ峰が見えるようだ。

4/5 6:34

雲が厚くなってきた。

4/5 6:51

ブナ林に癒される。

4/5 7:09

広大な大地の中、迷わないように細目にルーファイ。

4/5 7:17

だんだんとブナが少なくなり白樺やダケカンバが多くなる。

4/5 7:21

標高1500mを超え、左手の細い谷間に入っていく。

4/5 7:23

雨による縦溝が出来ている。
今日は日光が当たらないので滑りに影響するかも。

4/5 7:32

谷を詰めて右手へ。

4/5 7:44

コブラツリーまで一気に行くため、クトーを付けておく。
固いザラメ雪の坂は、ブンリンのクトーが良く効いた。

4/5 7:49

固めのザラメ雪の坂。縦溝が目立つ。

4/5 7:49

振り返ると、遠く乗鞍と御岳を望める。

4/5 7:49

三方崩山。

4/5 7:49

乗鞍岳の手前の山並みに雲がかかりだす。

4/5 7:56

左手にコブラツリーをキャッチ。

4/5 8:03

ひさしぶりの再会。
前情報通り、頭がもげてます。

4/5 8:23

コブラツリーに似た枯れ木はたくさんある。

4/5 8:26

4/5 8:30

コブラツリーからひと登りで一気に広くなる。
御前峰と剣が峰。

4/5 8:35

転法輪谷に向かうが、風が強まってくる。

4/5 8:46

時間的な余裕はあるが、もう少し上って撤収することに。

4/5 8:47

ターンした跡が幾つも。

4/5 8:49

4/5 8:57

背景の雲とのコントラストが無くなる。

4/5 9:01

9時まで登って休憩。
風が強まり寒くなる。

4/5 9:01

一瞬だけ太陽が顔を出す。

4/5 9:04

シールを取って滑走へ。

4/5 9:23

固いザラメ雪で板が走るが、縦溝も固いので難儀。

4/5 9:23

風に押されて加速する雰囲気。
奥のダケカンバまで滑れば安全地帯。

4/5 9:25

大倉山の尾根。

4/5 9:28

谷間を抜けだすと南風が強い。

4/5 9:28

また来たいところ。やはり緩めのザラメ雪の方が滑りやすい。

4/5 9:28

4/5 9:28

御前峰から大倉山の尾根。

4/5 9:28

三方崩山、まだ茶色が目立たない。

4/5 9:36

帰りの挨拶。

4/5 9:37

さらば。
ここから裏手へドロップ。

4/5 9:42

谷が狭いところは縦溝で滑りにくかった。
最後は斜滑降で縦溝を回避したがもったいない。

4/5 9:47

台地まで下りてくるとユルユルのザラメ雪。

4/5 9:52

なるべく右手の斜面を横切り、標高差を保つ作戦。

4/5 10:07

もうすぐ東面台地も終わり。

4/5 10:14

この先も進んでみたが崖なので、シートラで雪の繋がっているところを登る。

4/5 10:36

ツボ足で踏み抜きを避けながらなんとか突破。

4/5 10:40

ピークを過ぎて白水湖を仰ぐ。

4/5 10:56

取付き点まで戻り、スキーを降ろす。
MTBのデポ地点まで滑って降りる。

4/5 11:12

除雪はさらに延びてました。

4/5 11:18

デポ地の脇まで滑ってチャリモードへ。

4/5 11:18

この先が最後のヘアピンカーブ。
あと数日で除雪は完了するでしょう。

4/5 11:35

雪のある区間は水しぶきを避けるためゆっくり下山。

4/5 11:37

路面はほぼクリアだが、小さな石や小枝が散乱しています。

4/5 12:02

下界に近ずくと春の景色が出迎え。

4/5 12:08

ゲームセット。
それなりに滑れて満足でした。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

osamuin

先日の白峰から御前峰を登った際に、次は岐阜県の東面台地からと考えていた。
平野部では桜の見ごろが過ぎつつあり、この頃になると急激に雪融けが進む。
週末は桜吹雪となりそうなので、滑り込みで東面台地から行けるか。
天気予報はイマイチだったが白山東面台地に行ってみることにした。

現地に入ると除雪と路面改修が始まったようで、除雪最終取地点までMTBで難なく上がっていけた。地元の関係者に感謝しかない。
東面台地に入って深いブナの林を抜けると固めのザラメ雪の斜面が待っていた。
頭がもがれたコブラツリーとの対面を果たし転法輪谷に入るころには黒い雲が出てきた。風も強まってきたので尾根に出ると強風だろうと途中で戻ることにした。
決まれば早い。滑り出すと固めのザラメで板が走るが雪面の縦溝も固く、斜面を選ぶ必要があった。
縦溝との干渉を避けるため右斜面をトラバース気味に滑っていく。
東面台地のスタート地点まで最短となるように滑り、ひと汗かいて取付き点まで戻る。さらに今回はMTBデポ地までスキーで滑っていく。
除雪はさらに進んでいた。雪は少ないのでヘアピンカーブ区間が終われば白水湖まで一気に除雪されるだろう。
MTBに跨ると小石に注意しながら快適にダウンヒル。ピークは踏めなかったがスキーもチャリもそれなりにこなせて、充実した時間だった。