谷川馬蹄(天神平から時計回り)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 2,339m
天候 | 二日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
このコース、平坦or急坂のどちらか。 そして、蛇紋岩のため、非常に滑りやすい。 |
写真
感想
谷川岳はよく行っているのだが、未だに馬蹄と主稜はやっていない。
いい加減やりたいのだが、非常に暑さに弱く、夏場は無理で、秋は気象変化が激しく、なかなかやる機会がない。
しかし、今回ようやくやれる感じ。
でも前日、飲み会。
それでは早く出発できないし、出発できたとしても万全とは程遠い。
というわけで、西黒尾根or白毛門の登りは断念して、天神平のロープウェイを選択。
家を3時半過ぎに出発して、白毛門の駐車場に6時に到着。
そして、20分ほど爆睡。
荷物をまとめて、ロープウェイ駅へ出発。
7時ちょい前に駅に到着したことで、待ち時間なく、ロープウェイに乗れた。
ロープウェイから見る谷川岳は視界良好。
完全な晴れです。
ロープウェイを降りた後、トイレを済まし、出発。
しかし、まあ人が多い。
出発した当初は、それほどでもなかったのだが、しばらくすると続々と人が登ってくる。
うんざりするぐらい。
谷川岳はちょっとシーズン外すぐらいがちょうどいいのかもね。
そんな感じなので、写真も少々で休憩なしで山頂まで一気に登ります。
トキの耳、オキの耳とも人が多すぎるので、記念撮影もざっと済まし、先に進む。
そして、奥の院から先が未知の領域。
ここから先は比較的静かな山歩きスタート。
ここの岩は蛇紋岩。
非常に滑りやすい。
なので、慎重に進む。
しかし、ここでアクシデント発生。
連れが滑って膝を打ち付ける。
当初はなんでもないように思えたが、しばらく歩いていると、靴・靴下が血塗れ。
ズボン、タイツをめくって患部を見てみると、穴があいているようで、血が溢れ出している。
血を拭い、バンドエイドを貼るも、血が止まる気配はない。
更にバンドエイドを重ね張りし、その上からテーピングで固定&止血。
幸い、ぶつかると痛いが、歩くぶんには痛くないということで、先へ進む。
やばそうならばエスケープ予定。
谷川岳〜ノゾキ付近までは結構危険。
特に鎖場が酷い。
殆どフリクションがない岩の下り。
ここは慎重にスタンスを拾いながら、下りきる。
下った後、直ぐに一ノ倉岳の登り。
結構な急坂を登りきると、一ノ倉岳に到着。
記念写真を撮った後、直ぐに進む。
ここから茂倉岳までは20分程度。
アップダウンもそれほどもなく、気持ちの良い稜線歩きが楽しめる。
茂倉岳からは一気に下る。
下まで下ると、今度は武能岳の登りが待っている。
しかし、ロープウェイを使用したので、体力、筋力的にかなり余裕がある。
というわけで、一気に登りつめます。
武能岳から宿泊場所の蓬ヒュッテが見えます。
初日も後ちょい。
再び一気に下り、平坦な道を進みます。
そして、蓬ヒュッテに到着。
ここのテン場は芝生の上。
というわけでフカフカです。
問題は水場が往復30分という距離にある点。
しかし、テントを広げ、その中に荷物をぶち込めば空荷です。
超体が軽い。
というわけで、水場まで走り、戻りもトレラン風に急いで登ってみたところ、10糞程度で戻ってこれた。
あとは、ビールを買ってぐびぐびと。
そうこうしている内に4時を過ぎたので、食事の準備。
今日の食事はすきやき。
やはり汁物は喉の通りがいいね。
するするとご飯も食べれ、満足満足。
あとは苗場山に沈む夕日を眺めつつ、初日終了。
二日目。
二日目は長丁場なので、早めの2時半起床。
テント内は4,5度と比較的快適ですが、フライはもうバリバリ。
外は氷点下の模様。
シュラフに潜りつつ、朝食の準備。
水分摂取と朝食を済ませ、テントを撤収し、4時半に出発。
暗い中進むわけですが、明瞭な稜線を星空の下で歩くのは非常に気持ちが良い。
また、気温も低く、歩きやすい。
そのため、予想よりも早く一つ目のピークに1時間弱で到着。
本当はここで日の出を迎えるつもりであったが、日の出まで30分程度ある。
これなら、先のピークに行ったほうが良いかな?と思い、先を目指す。
そして、多少をアップダウンを過ごした後、清水峠手前のピークで、写真撮影。
残念ながら、日の出は取れず。
そのピークが思ったよりも低く、また、目の前の朝日岳が大きかったため、なかなか太陽が顔出さない。
しかし、谷川岳は光があたり良い感じなので、それを撮影し、とりあえず満足。
先へ進もう。
そのピークから一気に下ると、清水峠に到着。
ここからジャンクションピークまでは急な長い登り。
その上、時間帯的に逆光であり、非常に眩しく、登りにくい。
だが、登るにつれ、馬蹄の全景や巻機山への縦走路などがよく見えるようになり、楽しい。
そんな道をひたすらに登っていくと、ジャンクションピークに到着。
標識はなく、巻機山への分岐があるのみだ。
そこから朝日岳までは平坦で気持ちの良い道。
笹や池塘があり、新潟っぽい山の様相。
その道をちょっと進むと、朝日岳山頂に到着。
ここから笠ヶ岳までは小ピークが連続する。
景色は良いのだが、道が狭く、結構危険。
慎重に進んでいくと、笠ヶ岳がみえてくる。
名前のとおり、綺麗な三角形。
山頂手前に避難小屋がある。
中を覗いてみると、狭いが、内容は比較的綺麗。
しかし、昼間使用するには厚すぎるし、結構匂いが篭りそうだ。
そこからちょっと進むと山頂に到着。
目の前には谷川岳。
谷川岳の展望台としては一番かな?
ここから白毛門までは再びダウンアップ。
このコースはこれがデフォルト。
いい加減なれたけど。。。
白毛門山頂は人で大賑わい。
なので、さっさと通過。
あとは一気に下山。
と、簡単には下山させてはくれなかった。
白毛門のくだり、結構危険箇所あるし、距離が長く、段差も大きい箇所もあるため、足の疲弊が激しい。
そのため、途中でアクシデント発生。
幸い怪我はなかったが、最後まで気を緩めてはダメですね。
というわけで、より慎重に下り、登山口に到着。
沢で汗だくな顔を洗い、ちょっと先に進んだ時点でメガネを忘れたことに気づく。
急いで、戻り、メガネを探す。
しかし見つからない。
よくよく思い出してみると、メガネは顔を洗う時ではなく、ザックを下ろした時に外したのだ。
そう思い、ザックを下ろした箇所に目を向けると、ちょうど大型犬がメガネを踏んづけていたところだったorz
幸い、レンズは割れてはいなかったが、鼻の支える箇所がペチャンコになっており、手作業で直した。( 今でもズレまくってるけど。。。 )
最初から最後までアクシデントに見舞われたが、「山なめんなよ!」という啓示なのかもしれないし、天気も良く、良い景色も見れたし、よかったのかな?
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