山口県完歩の旅

2023年04月07日(金) 〜 2023年04月08日(土)

• GPS: 16:54
• 距離: 57.5km
• 登り: 553m
• 下り: 553m

コースタイム

1日目

• 山行: 29:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 29:55

9:33 2012/5/5 山口/山陽小野田市厚狭
15:28 ゴール地点

1日目
9：32 厚狭駅-11：40 美祢市境-16：41 美祢GH
2日目
5：43 ホテル-7：27 於福駅-9：54 渋木駅近傍-11：39 板持駅-12：17 長門市役所-13：03 仙崎駅-14：07 波の橋立-15：28 仙崎駅

写真

4/7 9:27

厚狭駅前の寝太郎像

4/7 9:27

厚狭駅

4/7 10:01

「ミネ」か「ミヤ」かよく間違えます。

4/7 10:13

この旅はR316をほぼ完歩します。

4/7 10:59

何にもなくても気持ちがいい。
真っすぐっていいなぁ。

4/7 11:21

庚申碑にしめ縄が掛かっているのが山口県地方の特徴に思う。10年以上前の2012年12月に日本海沿いにR191を歩いた時の思い出が蘇る。道端で雑談をしているおばさん達と話をしたら、『近頃はこのしめ縄を正しく巻ける人が少なくて』と話してくれました。その後に行先を尋ねられて、国道を北上することを伝えたら、『是非、角島大橋に行きな』と勧められた。かなりの遠回りだが、熱心に勧められるので、寄り道しました。素晴らしい景観に感激しました。『橋を架けたのは安倍晋太郎だよ』とも話してくれました。

4/7 11:38

美祢の読み方は”Mine”と英語読みで覚えればいいんだ。

4/7 11:41

スタート地点の厚狭(あさ)も読めなかったが厚保(あつ)はなお読めません。このあと厚東（ことう）と難読の”厚”が多いです。

4/7 12:12

「おそい車」「はやい車」にいつも違和感を抱きます。
スピードを決めているのは車じゃないよ。人だよ！
「ふつうの人」「いそぐ人」に変えて欲しいです。

4/7 12:26

ドライバーも嬉しいでしょう。

4/7 12:46

美祢隧道

4/7 13:32

美祢の中心地のようです。

4/7 13:42

ひときわ目立つ建造物が今夜の宿でした。

4/7 14:40

美祢は化石の町らしく、各所にこのようなモニュメントがありました。

4/7 14:40

現在と余り変わらない？

4/7 14:43

折角なので見学しました。

4/7 14:44

石灰岩の台地では化石が保存されやすいようです。

4/7 14:56

石の各所にいろいろな化石が埋もれています。

4/7 15:06

炭鉱華やかりし頃の遺産

4/7 15:08

歴史民俗館。こちらもけんがくしました。

4/7 15:19

なるほど。このようにすれば女性でも重いものを地上に引き上げることができます。理屈は簡明ですが、このような発想が浮かぶ人が羨ましい。

4/7 15:21

坑内は暑くて過酷な条件だったようです。

4/7 15:24

売薬と言えば富山を思い浮かぶが、”伊佐”も売薬で有名だったようです。

4/7 15:30

ロクロがなければ、このようになるでしょう。

4/7 15:31

昔の鹿はこんなに大きかった。

4/7 15:37

美祢市役所は工事中でした。

4/7 15:43

美祢駅

4/7 15:51

セメント工場の煙突のようです。

4/8 6:17

太平洋セメントGの龍陽興産

4/8 6:59

美祢線が並行しています。

4/8 7:32

坑道の入口だろうか？

4/8 8:39

R316の最高地点213m。

4/8 8:51

大ヶ峠トンネル内に市境がありました。

4/8 9:13

赤屋根が点在する風景。
固まっているのも良いが点在も好いです。

4/8 10:10

養蜂の巣箱

4/8 10:22

瓦に付いている小さな面の呼称が判らない。

4/8 10:24

俊寛ゆかりの地。俊寛と言えば喜界島。来年は訪ねたいと思う。

4/8 10:25

立派な旅館です。長門湯本温泉です。
丁度お見送りの時間のようです。
個人の旅でお迎えやお見送りを経験したことのない私には別世界です。

4/8 10:54

桜が過ぎ、時は端午の頃になりました。

4/8 12:07

”三輪車”と呼ぶと怒られそう。
エンジン付き”トライク”と言うのだろうか。
異様な集団です。

4/8 12:11

長門市役所

4/8 12:22

鉄路を越える長い歩道橋です。

4/8 12:43

厚狭から日本海まで歩きました。

4/8 12:58

仙崎駅。言わずと知れた金子みすずの故郷です。
仙崎は彼女が支える観光地です。

4/8 13:06

海上保安庁の巡視船

4/8 13:06

仙崎湾

4/8 13:18

青海島に向かいます。

4/8 13:23

舞鶴や博多は引き揚げ港として有名ですが、ここも引き揚げ港だった。私は母と共に舞鶴に引き上げた者です。母に感謝です。

4/8 13:25

かなり急こう配の青海大橋です。

4/8 13:59

目指すは波の橋立です。

4/8 14:02

着きました。『ここがみすずの詩にもある波の橋立？』

4/8 14:04

車両の侵入防止？　それとも人も通行止め？
どちらかわかりませんが人の気配は全くないので引き返しました。

4/8 14:05

ここが宿泊候補だったホテル。数年前に火事があって、結局廃業したようです。

4/8 14:20

廃校の小学校を活用した共和国に立ち寄りました。

4/8 14:21

校庭は廃校にも拘らず整備されていました。

4/8 14:22

ユーモアもあり結構、面白い施設でした。
地域の老人たちが知恵を出して運営しているようで面白いです。

4/8 14:24

みすずの『波の橋立』が掲額されています。

4/8 14:28

廊下が少し狭いのは、小規模校なのでしょう。

4/8 14:30

みすずの作品には青海島を詠ったものが多いです。

4/8 14:30

『海の向こうはよいところだよ。皆行ったきり帰りやしない』この詩と巷間、我々が口にする『あの世はよい所らしいよ。誰も戻ってこない』とどちらが先なのだろうか？　ちょっと気になります。

4/8 14:55

明日は遊覧船に乗る予定です。

4/8 15:06

仙崎の裏通り

4/8 15:10

みすずが店番をしていた本屋が再現されて記念館になっています。

撮影機器：

サイバーショット DSC-W830 SONY

感想

ア?ドッポ

厚狭駅から仙崎港までR316に沿うように歩きました。理由は簡単です。山口県の19市町村の中で、私の自宅と徒歩経路が繋がっていないのが美祢市だけでした。今回の旅で厚狭と美祢市と長門が赤線で繋がりました。このことを私は山口県の全市町村を完歩したと表現しています。
完歩の状況は後日、日記で投稿したいと思います。（引き続き連続する徒歩旅のヤマレコ投稿を優先します。）
私の現住所は厚木ですが、山口県には”厚”の漢字が付く地名がいくつかあり、しかもいずれも難読なので驚きました。しかも”厚”の読み方がすべて違う。私は漢検を勉強したこともあり”漢字”には相当自信をもっていますが、お手上げでした。
童謡詩人の金子みすゞは「言の葉を紡ぐ詩人」と言うよりも「優しく思いやる感性の詩人」として素晴らしいです。
また夭逝した詩人の作品を発掘し、世間に知らしめた多くの人達がいたからこそ衆人が彼女の優しさに接することが出来ている。このことも感謝したい。