御前山湯久保尾根から大岳山サルギ尾根へ

2023年04月15日(土) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,895m
• 下り: 1,878m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:26
• 休憩: 0:41
• 合計: 9:07

8:28 小沢バス停
9:51 9:51 湯久保分岐
10:07 10:09 仏岩ノ頭
10:35 10:36 湯久保山
10:40 10:40 アザミヶタワ
11:01 11:01 モーテ山
11:13 11:13 若緑山
11:39 11:40 御前山避難小屋
11:45 11:46 御前山
11:51 12:12 御前山避難小屋
12:37 12:37 クロノ尾山
12:51 12:51 鞘口山
13:32 13:33 大ダワ
13:50 13:51 鋸山
14:28 14:29 トバノ岩山
15:04 15:04 大岳山
15:10 15:13 大岳神社
15:16 15:28 大岳山荘跡
15:49 15:49 鍋割山分岐
15:53 15:53 芥場峠
16:06 16:06 上高岩山
16:10 16:10 上高岩山展望台
16:35 16:36 高岩山
17:10 17:10 大名子ノ頭
17:35 17:36 大岳鍾乳洞入口バス停
17:38 ゴール地点

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

武蔵五日市駅から檜原村の小沢へバスで移動
下山地の上養沢から武蔵五日市までもバス
どちらも本数は1時間に1本程度
上養沢から武蔵五日市へのバスはほとんどの便で瀬音の湯に入る

コース状況／危険箇所等

○　湯久保尾根
よく整備されていて歩きやすい。
尾根の途中に仏岩ノ頭、湯久保山、モーテ山があるが、ルートはいずれも巻いている。
仏岩ノ頭は、はじめは尾根伝いに行くものの、山頂直下で土と岩の急斜面となる。特に土の部分は踏み固められておらず、この日のように雨が降ってたり乾いていないと踏みしめるごとに崩れるので要注意
湯久保山はルートから外れるといっても緩やかな尾根道を行くだけなので特に問題なし
モーテ山は仏岩ノ頭ほどじゃないものの崩れやすく脆い土の地面が多く足元に要注意、御前山側から往復するだけなら緩やかな尾根道の往復だけで行ける。
あと、ルート上ではあるものの、モーテ山から先の最後の御前山避難小屋に向かうところはトラバースが狭いので足元注意

○　御前山からサルギ尾根入口まで
ここからは普通の奥多摩の登山道なので、全体的に歩きやすい。鋸山林道を横切る大ダワまではクロノ尾山、鞘口山、鞘口山から大ダワまでのアップダウンとかなり脚をいじめてきます。道は悪くないのですが、とにかく体力を奪ってきます。
大ダワから鋸山までは僅かな距離で標高差100mちょっとあるので物凄い急登です。トラバースも狭くて足場が悪いので要注意です。
鋸山から大岳山は特に足場が悪いところはなく、じわじわとしたアップダウンがある程度で最後の大岳山への登りだけが急登です。以前は岩場だったのですが、今はしっかり整備されているのでほとんど危険はありません。
大岳山から御岳山側は同じく急坂ですが、こちらは鋸山側ほど整備がなされておらず、岩場をそのまま歩くところが何ヵ所かありますので注意です。
芥場峠を越えて御岳山方面との分岐を越えるとサルギ尾根に入ります。

○　サルギ尾根
山と高原地図の実線ルートなのに全体的に悪路です。どれくらい悪路かというと、近くでいうと本仁田山の花折戸尾根という破線ルートがありますが、それよりも悪いという印象でした。
最初は分岐点から上高岩山までは広くて緩やかな尾根道が続き、途中のピークに寄っても全然苦はないです。
上高岩山とその先にある展望台を越えると一気に道が悪くなります。
狭いトラバース、急斜面そのままの道、痩せ尾根などとても奥多摩の登山道とは思えない険しさです。
しかもそれが一部だけではなく、断続的に続くので手前の尾根だと思って油断すると本当に危ないです。
下りてくるといったん広くて緩やかな尾根に変わるのですが、やはり尾根の終わりになるとまた急斜面を下りていくことになり、最後の養沢神社に下りるところはもっと急な斜面に変わるのでとても歩きにくかったです。

写真

4/15 8:26

檜原村の小沢からスタート

4/15 8:27

おもちゃ森美術館が有名だけど、もちろん目的は登山

4/15 8:30

御前山湯久保尾根に入る

4/15 8:30

すぐに登山口

4/15 8:47

奥多摩らしい杉の中の馴らされた登山道が続く

4/15 8:58

そんなに急登もなく歩きやすい

4/15 9:06

尾根筋に上がる

4/15 9:20

別ルートからの合流地点

4/15 9:34

奥多摩でよく見かけるやつ

4/15 9:35

注意箇所はこの狭いところだけ

4/15 9:58

仏岩ノ頭へ登るためいったんルートを外れる

4/15 10:05

思ったより踏み跡が薄く、写真撮り忘れたけどこの手前が岩場と踏まれてない土の急斜面で大変でした

4/15 10:07

まずは仏岩ノ頭

4/15 10:13

曇りや雨の日の景色もまたよき

4/15 10:30

登って登って

4/15 10:36

次は湯久保山
ここもルートから外れるけど歩きやすい

4/15 10:51

だんだん傾斜が増してくる

4/15 11:01

続いてモーテ山
ルートのとりかたを間違えたのかまたもや踏まれてない土の急斜面を登る羽目になって苦戦した

4/15 11:13

こっちはルート上の若緑山

4/15 11:25

尾根は直接御前山を向いてる。
ルートはトラバースに入る。
狭くて足場が悪い場所もあるので要注意

4/15 11:37

ここで縦走ルートと合流
あと少し

4/15 11:45

御前山とうちゃく！

4/15 11:44

誰もいませんねぇ

4/15 11:45

景色も全然ないしぃ…
てか北斜面の植林随分伸びてきましたね

4/15 11:53

下りてきて御前山の避難小屋

4/15 11:54

キレイでわりかし広め
ただ、水場ないよねここ

4/15 12:19

進んでいくとこんな看板

4/15 12:19

この辺がカタクリの群生の1つなのかな

4/15 12:19

これカタクリで合ってるのだろうか。
先週みたのとだいぶ違う感じに見えるけど

4/15 12:29

急な下り道が続くけど整備が行き届いてるので歩きやすい

4/15 12:36

クロノ尾山

4/15 12:44

下りてまた登り返して

4/15 12:52

鞘口山

4/15 13:02

大ダワまでピークはないけどアップダウンはある

4/15 13:36

大ダワを越えて鋸山へ
ここはかなりの急登

4/15 13:49

ぜぇぜぇ言いながら鋸山とうちゃく！

4/15 13:49

やはり誰もいない

4/15 14:03

縦走ルートに戻る

4/15 14:08

ヤマツツジかな

4/15 14:17

しばらくアップダウンが続く

4/15 14:38

この辺まで来ると緩やかな登りだけになる

4/15 14:40

ここからが大岳山への登りの本番

4/15 14:47

整備は行き届いてるけど岩場を越える場所も少しだけ残ってる

4/15 14:55

岩場をステップで越えられるけど、段差が大きくて脚にくる

4/15 15:00

大岳山とうちゃく！
手前で2人にすれ違ったのと、山頂に着いたら2人くらいいた人が先に御岳山側に向かっていきました。

4/15 15:00

やっぱり何も見えないのね

4/15 15:01

晴れてるとここは賑わってるんだけどね

4/15 15:08

ということで下りていく。
こちら側は相変わらず岩場そのまま

4/15 15:13

すぐに終わって大岳神社

4/15 15:31

トラバース区間
この階段は昔からある

4/15 15:39

ここはすっかり安全になってしまった

4/15 15:52

サルギ尾根分岐

4/15 16:00

はじめはこんな感じで広くて緩やかな道が続く
このままなら楽勝だな…と思ってたけど

4/15 16:02

ルートを外れて春岩山へ

4/15 16:05

続いてすぐに上高岩山

4/15 16:08

ここからサルギ尾根の片鱗が…

4/15 16:11

展望台を越えていきなりコレ
斜面そのままじゃん…

4/15 16:18

尾根が曲がるところ、この手前が狭くてかなりの急坂で怖かった

4/15 16:35

続いて高岩山

4/15 16:54

とにかく道が悪い

4/15 16:59

尾根が広がっても急斜面は続く

4/15 17:11

たまには歩きやすい場所もあるけど

4/15 17:18

断続的に急斜面が出現する

4/15 17:29

そして最後の急斜面
ここもかなりの急斜面だけど、この後に養沢神社に下りるところがさらに急斜面で最後まで油断できなかった

4/15 17:33

やっと脱出
やはり悪路と書かれている

4/15 17:34

シャガっぽい

4/15 17:34

養沢神社

4/15 17:38

上養沢とうちゃく！
おつかれやま💕

撮影機器：

TORQUE 5G KYG01 au 京セラ

感想

すろうにん😶‍🌫️

ほぼ1ヶ月ぶりに長めのルートと大きめの標高差をとれる行程を組みました。
奥多摩なら大丈夫だろう…と思い雨の日の決行
やはり1ヶ月まともな登山行程を歩いていなかったのもあって鋸山くらいから体力の消耗を感じ、最後のサルギ尾根では悪路もあって足を止めなければならない場面も何度も…
山と高原地図のコースタイムをやや超過しながら何とか歩ききれた感じでした。
やはり継続して歩くのが大事ですね