仙ヶ岳(不動明王@南尾根→白谷道)


- GPS
- 07:17
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,609m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南尾根:不動明王の分岐より手や足をしっかり使う個所が何度かありますが特に危険な個所は無し。(※個人的な意見ですが子連れは不可) 白谷道:谷筋に丸太橋が三か所程ありますが利用不可(木が腐ってます、乗らずに丸太橋を手摺にして行く。) |
その他周辺情報 | 白谷道は足首をしっかりしていないと非常に疲れます。 捻挫などしないよう注意してください。 谷を右に左に渡渉を繰り返しますので左右をよく見てマーキングや看板をしっかり見て歩く。 |
写真
感想
小岐須から宮指路岳経由で仙ヶ岳の山頂、安楽峠から縦走にて立ち寄ったことがあったが家から10分という好条件にもかかわらず一度も南尾根と白谷道を歩いたことが無い。
とある本に目を通すと御在所の中道とともに、鈴鹿屈指の好展望と高感度が味わえるコースというではないか。これは行かなければ・・・
たまたま、知人が11月の紅葉シーズン真っ最中に仙ヶ岳に訪れたいと言うので下見を兼ねて南尾根、白谷道でも偵察に出掛けて見ようと思う。
南尾根は石谷川が歩きにくく急登で苦戦を強いられるが汗を拭き拭き行くしかない。
営林署小屋とあるが廃屋どころか解体されて写真の通りである。
右に左に一生懸命に登り詰めれば不動分岐に出る。
これは是非とも右へ行って不動明王を訪ねなければ仙ヶ岳に来た意味が無い。
江戸時代にその向こう(東)に見える野登寺の住職が彫らせたという不動明王で、大岩に開けられた穴は見事である。
さて、仕切り直してコルに戻るがいきなり大きな岩を登れるのであろうか・・・この岩を見上げたとき、子連れ登山をする小生は、子連れは不可と書こうと思ったのである。
さらに登り詰める事P3・P2・P1とあるが、なんとなく分かるのであって実際には5カ所位のピークを通り過ぎたような気がしたが?写真は沢山撮影したのでヤマレコのルート登録時に写真を自動配置機能を使えば何処だか分かるはず。
景色が良すぎてP1?P2?気が付けば仙ノ石の手前の鋭角である。
仙ノ石まで辿り着くと野登からやってきたハイカーが4人。
小生を見て「キャー!人がおるやん」と言っていた。
はい。
スルー
それで、東峰立ち寄ること1分。
再び白谷道分岐のコルまで下降。
足がガクガクの状態からの仙ヶ岳ピークへ登り返し10分。
下山は白谷道。
白谷道は非常に歩きにくい。
右に左に渡渉を繰り返す。
時には高巻もある。
「白谷道コース」とういう大きな看板が最後までしっかりとあるので安心。
丸太橋が三ヶ所?ここはどこも乗らない方が良さそうだ。
使うのであれば山側の谷に足をかけて手摺として使う方が良い。
更に下流には脚立が2本あるがこれは絶対使わなくては下山できない仕組みになっている。何故なら崩落部に迂回をかけるために架けられているからだ。
ワイヤーで固定はされているが確認は怠らずに。
しばらくすると営林署小屋跡地は間もなくである。
今日は下山後に一人の男性と駐車場で出会った。
危うく遭難するところだったというハイカーがいた。
迷って稜線まで登り詰め滋賀県側へ下山し息子さんに電話して車で迎えに来てもらい、今、この駐車場まで送ってもらったという。聞くところによれば登りで白谷道を使いどうやら御所平へ出たようだ。
怖い話である。
彼はずっと「御所平」を「御在所」と連呼していたが・・・
私は彼の話を「うん、うん」と聞いた。
その後「もう、登山は懲り懲りだ」と彼は言った。
今更、そんな方に御所も御在所もどうでもよい情報となる。
私は勘違いを指摘せず彼に別れを告げた。
肩から荷が下りた
そんな安堵な表情だった
変な言い方だけどそれもまた素敵だった
ただ、彼が登り詰めた御所平は鈴鹿屈指の稜線であったということは覚えておいてほしい。
修験の山、仙ヶ岳。
白谷道にて。
201410.26
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