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Yamareco

記録ID: 537874
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ハイキング
甲信越

七面山登詣

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)
 - 拍手
kobapapa その他30人
GPS
26:30
距離
8.7km
登り
1,338m
下り
1,517m

コースタイム

1日目
山行
10:30
休憩
0:00
合計
10:30
10:00
330
スタート地点:増田屋旅館
15:30
7:10
300
12:10
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
駐車場:参道(登山道)入口に10台位、また手前にあり(無料)
トイレ・水場:参道各所にあり
登山道は、表参道と裏参道と呼ばれる北参道の2本である。
表参道は、整備され特に危険個所・分岐なし
裏参道は、表参道に比べ若干荒れているが広く一本道なので危険個所なし。
ご神木への登山道は、踏み跡が解りずらい場所もあり、登山地図を読めないと少々危険。 表示が全く無い。
その他周辺情報 参道入り口前に増田屋旅館等数件あり。
増田屋旅館
2014年10月15日 20:39撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 20:39
増田屋旅館
旅館前で登詣のオリエンテーション
2014年10月15日 20:31撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 20:31
旅館前で登詣のオリエンテーション
30分〜1時間毎にお堂があり、休憩所になっている。
2014年10月15日 21:07撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 21:07
30分〜1時間毎にお堂があり、休憩所になっている。
お堂毎にお経をあげ、参拝する。
2014年10月15日 23:25撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 23:25
お堂毎にお経をあげ、参拝する。
休憩所は、沢山の方々からの布施で作られているようである。
2014年10月15日 23:42撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 23:42
休憩所は、沢山の方々からの布施で作られているようである。
天気も良く、高度感がある景色になってきた。
2014年10月16日 00:27撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 0:27
天気も良く、高度感がある景色になってきた。
多くの信者さんが登っていた。
2014年10月16日 00:50撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 0:50
多くの信者さんが登っていた。
色づき始めた
2014年10月16日 01:22撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 1:22
色づき始めた
立派な山門
2014年10月16日 02:10撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/16 2:10
立派な山門
この坂を登ると『敬慎院』といわれるお寺に到着。
2014年10月16日 02:11撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 2:11
この坂を登ると『敬慎院』といわれるお寺に到着。
『敬慎院本堂』
2014年10月16日 17:14撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 17:14
『敬慎院本堂』
翌朝5時30分 本堂にお前りしてご来光に向かう。
2014年10月16日 16:13撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 16:13
翌朝5時30分 本堂にお前りしてご来光に向かう。
富士山
2014年10月16日 16:47撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 16:47
富士山
ご来光
2014年10月16日 17:03撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 17:03
ご来光
七面山山頂、『敬慎院』から30分位だろうか。
2014年10月16日 17:10撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 17:10
七面山山頂、『敬慎院』から30分位だろうか。
『敬慎院』内にある池。
2014年10月16日 18:11撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 18:11
『敬慎院』内にある池。
お堂
2014年10月16日 18:13撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 18:13
お堂
1800m位の場所にこのよう立派なお寺がり、水も豊富にあるのが不思議だ。
2014年10月16日 18:13撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 18:13
1800m位の場所にこのよう立派なお寺がり、水も豊富にあるのが不思議だ。
『ご神木』 隠れたパワースポットかも・・・・。
『ご神木』 隠れたパワースポットかも・・・・。
このような石柱が全山で28本あり、それぞれの場所にお堂がある。
2014年10月16日 19:06撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 19:06
このような石柱が全山で28本あり、それぞれの場所にお堂がある。
奥の院
2014年10月16日 19:55撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 19:55
奥の院
この大岩を7廻り半すると願いが叶うと言われている。
2014年10月16日 19:58撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 19:58
この大岩を7廻り半すると願いが叶うと言われている。
北参道登山口にある鳥居。 お寺に鳥居とは不思議に思うが、日本仏教が『神仏習合』で成り立っているのを実感する。
2014年10月16日 23:30撮影 by  FE4000,X920,X925, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 23:30
北参道登山口にある鳥居。 お寺に鳥居とは不思議に思うが、日本仏教が『神仏習合』で成り立っているのを実感する。
撮影機器:

装備

個人装備
一般的登山装備

感想

今年春 仏教的な興味から身延山にある日蓮宗について調べていたら、七面山という日蓮宗の霊山に登山するイベントがあるのを知った。 霊山に登山するツアーがあるのかという軽い気持ちで参加した。 参加者50人+身延山の僧侶約10人。 

参加者は全員登山ウェアーなので同じような興味で参加された方ばかりかと思ったら大違いで、参加者全員日蓮宗の信者さんや檀家さんであり、毎年登られている方ばかりであった。

最初のオリエンテーリングで『登山道ではありません。 敬慎院への参道です』とのこと。
少々不安を抱きながら『登詣』開始。 『登山』ではないのだ。

国土地理院の地図に表記されている卍の場所にお堂があり、トイレ・水道もある。 休憩できる茶屋のような施設である。 

参道(登山道)は、整備されており登りやすく、道に迷うこともない。

休憩を取りながらとはいえ、自分の経験からすれば登り5時間30分はとてもハードな山行である。 しかし不思議と登れてしまった。

登るスタイルが特別で、登山中 日蓮宗で最も重要にしているお題目『南無妙法蓮華経』を唱えながら歩くのである。 そして不思議なことにこの『南無妙法蓮華経』を一息で唱えるのであるが、それが登山で使う呼吸法である『ゆっくりながく息を吐く』とピッタリ同じなのである。

参加者の多くは高齢者と思われる方々である。 しかしその足取りはしっかりしており、驚くばかりである。 この登詣の為にさぞ日々歩かれたことだろうと想像する。

山に登る思いは人様々であることを改めて知った。
『そこに山があるから登る』という方、『思いを叶えたい』と登る方、『全てを捨てたい』と登る方、沢山の人の思いが『山』に込められているのである。

深田久弥の登山も素敵だと思う反面、生きるのが辛くて登る人もいるのである。

七面山は、登山道や休憩所がとても整備され安全に登山を楽しめる山であると共に富士山が目の前にそびえる景色の良い山でもあった。

同時にこの山を『霊山』として崇め、日蓮宗の多くの信者さんが大事にしている山でもあった。

『登詣』ということで『ヤマレコ』に記す普段の登山日記とは、少々内容が違ってしまったが、七面山に登山する方々の参考になればと思う。







 

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